こんにちは。
ペア・ファクトリーのYusukeです。
久々のブログ更新となりましたが、
今回は静岡市で開催された「シズオカ×カンヌウィーク2014」のレポートをお送りします!
今年で5回目となった本イベント!
東京の知り合いの方がこのイベントの運営に関わっていた縁で、
2011年の第二回開催から、毎年のように参加させていただいております。
シズオカ×カンヌウィーク2014とは?
そもそも、静岡とカンヌは姉妹都市でして、
毎年5月に開催されている「カンヌ国際映画祭」と連動して、
静岡にも映画イベントを!と始まったのが、「シズオカ×カンヌウィーク」です。
愛称は「シズカン」!
開催期間はなんと約2週間!
映画だけではなく、食事や音楽を楽しむイベントもあるッ!
ということで、「シズカン」の開催期間は、
静岡駅の周辺はもちろんのこと、清水にあるエスパルスドリームプラザなどでも、
バラエティに富んだイベントが行われています。
今年は24日と25日の「シズカン」に参加してきました。
C2C Talk with Director
まず、初日の土曜日(24日)は、
トークイベントの「C2C Talk with Director」に参加しました。
場所は静岡駅の近くにある多目的施設「サールナートホール」です。
館内にはミニシアタースペースの「静岡シネ・ギャラリー」があって、年間100本以上の映画を上映しているそうです。
映画作りの新たな門戸を開く
タイトルの「C2C」とは、「Challenge to Cannes」の略で、
本年より始動したプロジェクトのひとつとのこと。
公募で選ばれた映画監督5名とプロデューサーをカンヌ映画祭に派遣して、
新たな出会いや映画製作の門戸を開くという先鋭的な取り組みです。
今回のトークショーでは、
カンヌを訪れたばかりの監督たちを招いて、
熱のこもったお話を伺うことができました。
映画作りの視線を海外に向ける
カンヌ映画祭には、
映画に関わるさまざまな人たちが集結しているそうです。
自分を売り込みたい役者。
企画をPRしたい監督。
有望な映画企画を探す製作会社などなど。
そうした映画に携わる人たちが、
カンヌの至る所でディープな交渉を行っていたとか。
登壇していた監督の皆さんも自身の企画書を持って、カンヌで精力的にPR活動をされたそうです。
もし、企画が認められて制作のオファーが来れば、
好条件で映画製作を行えることもあると話していました。
日本と海外の映画作りの違い
こうした海外では当たり前のように行われている映画製作の手順は、
日本ではまだまだ一般的ではないそうです。
登壇していた監督さんたちは
世界に目を向けることで、広がる「映画製作の可能性」にとても興奮していました。
また、一部の国や地域では、若手の映画監督に対する助成金制度などもあるそうで、
映画を作る環境は日本と海外でかなりの違いがあるようでした。
映画ど素人の私はどう思ったか
映画を観ることは好きですが、
映画を作ることに関してはホント何も知りません。
しかし、このような自分にとっても、
今回のトークショーは非常に新鮮で刺激的でした。
だって、自分と同年代の人たちが、
これから海を越えて勝負しようっていう決意表明を聞けたようなものですから!
カンヌから戻ったばかりの監督さんたちのコトバや表情には、
映画祭の熱気や興奮が宿っていました。
ぜひ、今回のプロジェクトを起爆剤にして、
日本と世界の映画文化をつなぐ流れがもっと加速すれば良いですね。