久々の更新となります。
近頃、なんだかとても疲れやすい。不安定な気候が原因でしょうか?
夕方を過ぎて気がつけばクタクタ。いろいろと思案をしてみましたがよい解決策は見つかりません。
「ようは気合いが足りないのだ!」と気持ちばかりを奮い立たせてみても、
仕事の効率は一向に上がらないままです。
椅子に座り、パソコンを操作しているだけで、なぜこんなに疲れてしまうのでしょう?
その答えは意外な著書の中に書いてありました。
『道は開ける』を読む
ある日、本棚に入っていたデール・カーネギーの『道は開ける』が目に止まりました。
手にとって、目的もなく目次をパラパラと眺めていると、
「疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法」という章を見つけました。
疲労の原因は何か
「精神的活動だけでは、人間は疲れない」
人の脳は8時間~12時間連続で活動をしても、
決して疲れることはないという実験結果があるそうです。
しかし、それにも関わらず、デスクワークを続けていると、
大きな疲労感に襲われるのはなぜなのでしょうか。
本書では「悩み、緊張、感情の混乱」、疲労には3つの要因があるとしています。
この中で、特に自分が気になったのが、「緊張」に関することです。
リラックス!リラックス!リラックス!
できるだけ力を抜いて、全身から緊張を消し去ること。
これが疲労の蓄積を防ぐコツです。
私の場合、パソコンに向かうときはいつも、肩や腕に余計な力が入っていました。
特に仕事が行き詰まったときなど、無意識に力んでいるようでした。
これではエンジンをムダに吹かしながら、道路を走る車のようなものです。
ひどく燃費が悪い!
不要な力みは肩こりなどの不調の原因になっている可能性もあります。
本書で繰り返し述べられていることは、リラックスすることの重要性です。
疲労の原因は目にもあり!
精神的エネルギーの約4分の1は眼が消費している。
こちらも本書による重要な指摘になります。
デスクワークが疲労を生む要因は、
目を酷使する作業が中心であることと無関係ではないようです。
朝からパソコンやスマートフォンを見続けることは、
自分の体感以上に疲労を蓄積する行動といえます。
しっかり目を休ませる時間を定期的に確保することも、
疲労の予防には欠かせません。
休息の重要性
疲労を防ぐ一番の薬は、ちょくちょく休みを取ること。
疲労を感じてからでは、休息を取るタイミングとして遅いそうです。
あまりにも当たり前のことですが、
この当たり前を実践することが難しい。
実際に仕事をしているときにすこし疲れを感じたからといって、
「よし、休息を取ろう」とはなかなかなりません。
また、作業が順調に進んでいるときに、
いったん手を止めて、休息を取ろうとは思えないものです。
ついつい、何時間も作業を続けてしまい、
気づけばクタクタになっている。
そこで、ポモドーロのことを思い出しました。
ポモドーロと組み合わせる
休息をしっかり取ることの重要性は、
このブログで取り上げたポモドーロの書籍にも書かれていました。
ポモドーロ本のレビュー記事はこちら↓
25分間集中主義。ポモドーロの本を読んで実践した記録
今回、『道は開ける』でも休息の重要性が言及されていたため、
しっかり休息を取るためのルールを定めることにしました。
25分に一度、5分間の小休止を取る。
ルールはとてもシンプルです。
- タイマーをセットして作業開始
- タイマーが鳴ったら休息(5分程度)
- 再び作業に戻る
たった、これだけのことですが、
一日の終わりに感じる疲労感は明らかに減少しました。
具体的な休息の仕方
- 軽い運動をする(散歩など)
- ストレッチ
- 筋トレ
- 本を読む
- 横になってボーッとする
などを行っています。
目の疲労回復にオススメなことは、
「あずきのチカラ」を目元に乗せてグッタリすることです。
繰り返し使うことができる上、目を温めると本当にリラックスができます。
薬局などで1,000円以下で買えますので、ぜひ皆さんも使ってみてください。
1日の成果をどう評価するか
1日の終わりに、大きな疲労感とともに「今日もがんばった!」と思うことが、
達成感に繋がる指標となりがちです(自分は正にそうでした……汗)。
『道は開ける』では、たくさんの作業をしたにもかかわらず、
「今日はぜんぜん疲れていない」という感覚こそが、仕事の成果をはかる指標だと述べています。
疲労の少なさを基準として、正しい仕事のやり方ができているかを評価するわけです。
- 作業中は身体のあらゆる不要な緊張をなくす
- 疲労を感じたら休息を取る
上記2つのシンプルな原則をどのように取り入れるか。
定期的に思い出したい内容でしたので、今回はブログにまとめました。
今さらオススメするような書籍ではありませんが、
疲労の原因や改善・予防方法について、さまざまな知見に溢れていますので、
日常に行き詰まったときにはぜひ手に取ってみてください。
「自分をヨレヨレの靴下だと考えよう。そうすれば、いつも楽にしていられる」
本書に引用されている言葉です。
何かに追い立てられているときにこそ、この言葉を思い出してデスクワークに励もうと思います。
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