複数デバイスで使おう!K380 Bluetoothキーボードの感想

久しぶりにガジェットのレビューです。

自宅と出先で兼用できる小型キーボードを探していたところ、
ロジクールの新製品が良さそうだったので、早速購入しました。

11月に発売したばかりのK380という小型キーボードです。
折りたたみなどの収納機能はありませんが、
コンパクトかつ軽量であるため、モバイル用途に最適。

また、ワンタッチで接続先デバイスを切り替える機能が付いています。
しかも、3機種まで登録可能です。

複数のデバイスを使い分けているユーザーにとっては、
非常に魅力的なキーボードになるのではないでしょうか。

K380全景

丸形のキーを配したデザインも特徴的です(好き嫌いは別れそうですが)。

カラー展開は、ブラック、ブルー、レッドの3タイプ。
自分はブルーを選びました。

落ち着いたカラーで、個人的には正解だったと思っています。

値段もお手頃な4000円前後。

K380はこ

K380全景

第一印象は見た目のコンパクトさに反して、
意外と重量感があるなと感じました。

重量は約430gなので、持ち運びには少し重たいかもしれません。
横幅は約30cm。バッグなどに入れると多少カサバります。

キーボード自体の感触はなかなか良くて、
打音もうるさくなく、スムーズにキー入力ができます。

ただ、前述の通り、キーが丸い形をしているので、はじめは戸惑うかもしれません。
デザイン的には良いのですが、実用性を考えると、普通の四角いキーの方が使い勝手は良さそうです。

サイドのスイッチで電源ONOFFできます

個人的には使用感は80点。
この記事もiPad+K380で書いていますが、
数十分も使っていると違和感なく入力ができるようになりました。

iPadでの使用感

さて、ここからはデバイスごとのレビューとなります。
まずはiPad(初代iPad air iOS9)です。

ホームキーや音量調整などのファンクションキーが使えます。
かなと英字の切り替えは、「ctrl+スペースキー」。
これはキーボード側の問題ではありませんが、単独のキーで切り替えができたら尚良しでした。

ひとつ地味に良かったことは、
各キーにiOS用の入力文字が印字されているので、
記号を打つときに助かります。

もちろん、通常のキー表示もされているので、
iOS、Windowsなどデバイスを問わず、記号入力ができそうです。

キーボードアップ

あとは、iOS側のアップデートにより、Safariなどのブラウジング時に、
キーボード操作ができるようになりました。

スクロールはもちろん、戻る、進むの操作や本文のキーワード検索もOKですので、
iPadの利用頻度が増えた次第です。

ノートPC(Windows)での使用感

2台目はWindows7のノートPCです。

軽く触ってみたところ、
ほぼ通常のキーボードとして使用が可能でした。

コピー、カット、ペースト、スタートメニュー、
タブ切替、アプリ切替などはすべてキーボード入力OK!

以前、使っていたiOS用のBluetoothキーボードをWindowsにつなげたときは、
スタートボタンが使えなかったり、かな英字の切り替えが訳の分からないキーに割り当てられていたり、
いろいろと不便な点がありましたが、本製品では致命的な問題は今のところ起きていません。

ただ、自分が使い方が分かっていないだけかもしれませんが、
ショートカットキーが効かないなどの問題もあります(alt+ F4など)。
どうも、ファンクションキーはすべて使えない様子です。

プログラマーやデザイナーの方で、
さまざまなアプリでショートカットキーを多用する場合は、
本製品は物足りないところが出てくるように思います。

PC専用キーボードとしては少し力不足ですが、
簡単な文章作成やブラウジング、あるいはTV出力などで、
動画鑑賞する際のリモコン代わりとしてなど、サブ用途には最適という印象です。

Bluetoothの切り替え機能

この機能は本当に便利ですね。
キーボードの上部左側に切り替えボタンがあり、
ここのボタンを押すと、登録したデバイスに切り替えることができます。

登録台数は最大3台までです。

1番にiPhone、2番にiPad、3番にノートPCといった感じで、
各デバイスのBluetooth機能をオンにしておけば、
切り替えボタンを押すだけで、ほぼタイムラグなしで、デバイスの変更が可能です。

Bluetooth切替ボタン

3種類のボタン

複数のデバイスを使い分けている方にとっては、
本製品はとてもオススメのできる製品です。

不満点など

製造品質の差なのか、自分が購入したキーボードは、
底部のゴム部分が安定しておらず、
カタカタとキーを打つ度に本体が揺れてしまう不具合がありました。

※一応、交換が行えるかAmazonに相談しています
※11月8日交換対応をしていただきました。交換品は不具合なしです

まとめ

よかった点

  • デバイス切り替え機能が便利
  • モバイルキーボードにしては使い勝手良し
  • Windows、iOSを問わず、基本的な機能は網羅している

悪かった点

  • 丸形のキーは賛否が別れる?
  • Windowsではファンクションキーが使用不可
  • 持ち運びには少しだけ大きい

折りたたみなどの機構が付いていないため、
持ち運びには少し不便を感じますが、
その分、本体はしっかり堅牢な造りをしているので、ここはトレードオフとも言えます。

トータルでは非常に満足度の高いキーボードで、
これからは持ち出し&自宅用のキーボードとしてガンガン使い込んでいこうと思っています。

複数デバイスで、Bluetoothキーボードを使いたい方。
たまには外に持ち出して文章を書きたい方。

これらのニーズには、有力な候補のひとつになる製品ではないでしょうか。

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