こんにちは。Yusukeです。
最近、チラシや雑誌広告など、紙媒体に関する作成依頼が増えています。
一時期に比べると、チラシやDMの広告効果は下がったといわれていますが、
それでも媒体選定や表現内容を吟味することで、十分な反応を得ることが可能です。
今回はチラシ広告の反応率を上げる施策をまとめてみます。
1.紙はB4サイズを使う
「紙のサイズで反応が変わる?」と、疑問に思われるかもしれません。
が、実際に試してみるとこれが違うんですね。
特に折り込みチラシの場合、読者はチラシをペラペラとめくりながら、
一瞬で読むべきか否かを判断します。
紙のサイズが大きいと、それだけで視覚的に目立つため、
目に留まる可能性が飛躍的に高まります。
些細な違いかもしれませんが、
大部数のチラシの場合では、
こうしたわずかな差が、後々の大きな反響をつくる土台となります。
2.最低3回はリピートする
これはチラシに限ったことではありませんが、
広告は何回か繰り返すことが重要です。
これにはちゃんと理由があります。
人間には、「単純接触効果」と呼ばれる心理があり、
接触の機会が増えれば増えるほど、好意や印象がよくなるのです。
広告を打って、反響が無かったとしても、
3回は繰り返してみることをオススメします。
もし、3回試しても、反響が少なかったり、
費用対効果に合わないようなら、その広告は終了して、
他の方法や媒体を検討してみてください。
3.裏面も印刷する
裏面も印刷することで、反応率は高くなります。
予算を抑えるため、モノクロ一色でもOKです。
とにかく裏面を埋めること。
広告は読まれない人には読まれませんが、
もし興味を持てる内容であれば、
読む人はかなり真剣に読んでいただくこととなります。
そのため、内容の量・質ともに充実させるため、
裏面を有効に活用することが重要です。
はじめの興味・関心という感情から、実際の行動に繋げるべく、
裏面には背中をグッと後押しする内容(お客様の声など)を配置しておくことで、
チラシの効果はぐーんと高くなります。
4.写真は本物を用意する
写真のクオリティも重要です。
よくあるのが、レンタルサービスを使った妙に小ぎれいな写真を使ったチラシ。
ぱっと見は悪くないのですが、説得力に欠けます。
チラシに使う写真はできる限り実際に撮影したものを使ってください。
お客様は”本物の写真”と”借り物の写真”を本能的に判別してしまうようです。
いくら美しい写真があったとしても、
実際に撮影した写真の説得力には適わないものです。
5.少しずつ改良する
2番目の「リピートする」ことと合わせて、
チラシの内容を少しずつ改良していくことが必要です。
改良するポイントとしては以下のようなものがあります。
- キャッチコピーを変える
- 全体の配色を変更する
- メインの写真を変更する
などなど。
ただ、改良するといっても、闇雲に手を加えるべきではありません。
テストを行ったり、何人かサンプルを取って改良点を探ってみたり、
競合他社の研究をすることからもヒントは得られます。
そして、反応がしっかり出ているようであれば、
”改良しない”ことも重要だったりします。
6.地域と折込日を吟味する
どのような層をターゲットにするのかによって、
折込日や地域を考える必要があります。
まず、地域については、よーく調べてみると、
案外、地域ごとに特色があるものです。
例えば、
- 住居の種類(集合住宅・一軒家の多い少ない)
- 子どもが多い
- お年寄りが多い
- ひとり暮らしが多い
などなど、配布するチラシの内容に合わせて、
地域を選定しましょう。
また、折込日については、
たいていの場合、週末に配ることが多いのですが、
あえてライバルの少ない月~水あたりに出稿することもあります。
また、読者の年齢層・性別によって、
平日・休日どちらが良いのか検討します。
男性がメインの場合は、休日であることが多い土曜などの週末。
奥様に読んでいただきたい場合には、折込チラシが少ない平日を選んだりといったことも考えられます。
ざっとではありますが、チラシを配布するときに気をつけたいポイントをまとめてみました。
上記に加え、内容(デザイン・コピー)などについても十分に検討し、
何度かのテストと改良を経て、ようやく反響の得られるチラシは完成します。
現在はWeb広告が主流となっていますが、
まだまだチラシなどの紙媒体による広告も用途や訴求内容によっては、
十二分に活躍が期待できる広告メディアです。
メディアミックスなども含めて、有効に活用したいものですね。
チラシを配る側の者です
扱うチラシがマイナーチェンジしてから、反響が皆無になりどうしたものかと社内が暗くなりヒントを求めて検索の途中でたどり着きました。さて、質問があります。
○チラシのサイズはB4
これは、お家の方がご覧になるときにB4であることで優位を保てるのでしょうか? うちのは既にB4です 最近チラシをぐちゃぐちゃに押し込んでいく会社も結構あるのでそれに並ぶのは行儀よくないと折りたたんで投函しています。折りたたんで投函してるところから、ポストから出たけどそのまま広げてもらえてないのか?と考え込んでます。
○写真は本物を使用する
これは、そのチラシをうつ会社が撮影した(実際に取り扱った)写真と読めば良いのでしょうか?裏面に約半面そんな写真があるのですが、しかし折り込んで一番最後に目に映る部分にしてるのでそこまで気にしていないのですが見抜かれるものなのでしょうか?
以上よろしくお願いします
ゴンザレス様
チラシの件について、ご質問をありがとうございます。
以下、簡単ではありますがご解答です。
チラシの用紙につきまして
これは相対的なお話でして、B4サイズ=反響率が上がるということではありません。折込の場合、B4以上の大きいサイズを使うことが多く、相対的に小さいサイズのチラシは埋もれてしまう危険性が高いため、B4以上をおすすめした次第です。他のチラシより目立つためには、B4以上のサイズがベターであると解釈いただければと思います。
もし、ゴンザレス様の配布方法が独自ポスティングで、他社チラシとは混ざらない条件であるとすると、用紙サイズの重要性は相対的に落ちてきます。反響率が落ちてしまった要因も用紙サイズではなく、他の要因(デザイン、コピー、競合他社の出現)などかもしれません。
本物の写真を使う
はい、これは実際の商品やスタッフ様などを被写体として、撮影した写真を使うということです。本物であるかを見抜かれるかどうかというよりも、広告物は「真実」をどれだけ伝えることができるかが重要であると考えています。レンタルサービスなどの写真を見て、「これは嘘の写真だ」と見抜く人はあまり多くはいらっしゃいません。しかし、貴社のチラシを見て、検討の段階に入ったときに、「実際に働くスタッフの顔が見える」、「実際の商品写真が写っている」、こうした小さな「事実の積み重ね」がお客様の背中を押す力になるのだと思います。
以上、簡単はありますが、ご解答となります。
すこしでも、ゴンザレス様のお役に立てれば幸いです。
yusuke様
ありがとうございます。
不定期で同サイズ 色目がまったく違うチラシが併配で入れる以外は、同時に配る分は無いのですが、広範囲動くのでA地域は少ない曜日にいけるけどB地域はポストが軒並みポストがあふれてて(ふたを開けると主にA4チラシが多く中に、雑に押し込まれた特定の会社のチラシが首謀者でポストの中身が渋滞しているのです。)今月は同じ地域内でもすいてるポストのみ配布しようと思える地域もけっこうあるので、それが全て埋もれてても良いから入れておきたい地域(社内想定してる商圏の主戦場?)でよくある風景なので迷い続けてます。 ですので、B4である優位は下がってると仰るのは実感しています。
ちなみに、あふれる位チラシが入ってるから家は、全てこちらに常時住んでおられる家での話です
反響率の低下の原因ですが、現行デザインになってから全く別分野のチラシとまんまそっくりのチラシを見たりしたこともありました。今回の更新は差別化とは聞いているものの逆にそれで、目に付きづらくなったのでは?と思えたり過去のチラシ更新時とは別の妙な感覚がして
居たけれど、更新時は過去にも何度もあったからと割り切りそのまま稼動していたものの ここ暫くの結果に、上も結構な量印刷したからと悩んでおります
写真ですが、業種には関連してるのですが仰ってる処から考えていくと今回のチラシ更新のテーマが一番濃く出てる部分であることが理解できました。ここから、逆にもっと配布対象を絞らねばと言う考えも浮上してきました。