南佳孝&杉山清貴のライブへ行ってきました。
会場は、おなじみのビルボードライブ横浜。
(海風がキツくて寒かった!)
まずは、ざっくりと感想から。
ボクは南佳孝さんの曲をじっくり聴きたかったんだけれど、
違いましたね。
お二人とも、かなりのビートルズ・フリークだそうで、
そのカバー曲が中心。
それは良いんだけれど、カバー中心のライブがそのまま進行。
あおい輝彦の「あなただけを」とか、いしだあゆみの「ブルーライト横浜」とか、アズナブールのシャンソンだとか…
まあ、選曲が自由なんです。
それはそれでじゅうぶん聴かせてくれたし、ハイレベル。
で、雰囲気はなんだかムカシ行ったナイトクラブとか、
高級?キャバレーなんかを思い出すようなムードになっていて、
ボク的にはタイムスリップしてしまいました。
なんせ、60年代~70年代のヒット曲がコアなので、
若い人にはちょっと分からないと思う。
よって客もシニア中心だけど、ひとくせありそうな人間が目立った 笑
私的には、「日付変更線」とか「スコッチ&レイン」とか聴けたらと、
期待していたんだれど、その点はがっかり。
単独ライブと今回のライブが全く違うのは、ファンの常識と思われる。
やはり、にわかファンは情報・経験が甘いなぁ。
にしても杉山清貴さんのブルーライト横浜、良かった。
彼はボクと同年代でしかも同じく横浜出身ということも知らなかった。
杉山さんが海の方角(みなとみらい地区)を指さして
ぶつぶつ呟いていた。
「こっちはムカシは何もなかったんですよ。ただの海。
埋め立てられて原っぱだった」
同じ風景を共有していることが、なんだか沁みたなぁ。