アウトドアで年を越したら…

 

家庭の事情により、若い頃から

年越しはほぼ外で過ごしていた。

(少し不良だった気がするけど)

 

初めて外で年を越したのは中学2年のとき。

学校の友達と二人で川崎大師に行った。

 

京浜急行の川崎大師駅は人で溢れていて、

朝のラッシュアワーと変わらない混み具合。

お寺までは、夜店や屋台がひしめいていて、

とても夜中とは思えない賑やかさだった。

 

ぞろぞろと歩いてようやく行列の最前列。

そこには巨大なさい銭箱があって、

白い布が敷いてある。

100円玉、10円玉、5円玉がどっさりとひしめいている。

そのなかにお札が幾枚もひらひらしていた。

 

あっけにとられてまごまごしていると、

後方からお金がビュンビュンと飛んでくる。

僕は大きなフードの付いたジャンパーを着ていて、

そのフードのなかに

お金がどんどん入ってくるのが分かった。

 

後で屋台のうどんを食いながらフードをのぞくと、

なんとお札も入っていたので、

このお金で横浜駅までタクシーで

帰ろうということになった。

うどんは自前で払った。

 

国道に出て、さてタクシーを拾う段になると、

僕と友人はなんだか急に後ろめたい気持ちになった。

そして、そのさい銭について話し合うこととなった。

 

話の内容はざっとこんなものだった。

このさい銭を投げた人たちのなかには、

必死の思いで年越しで願掛けにきた人たちも

いるのではないか。

そのお金を大師さんに届けることなく、

タクシー代に使ってしまうのは、どうも罪が深い。

これでは罰当たりになってしまう…

 

ということで、

二人はとぼとぼと川崎大師に舞い戻り、

再び行列に並んで

さい銭箱にそのお金を投げ入れた。

 

なんだか時間だけが過ぎてしまい、

時計をみるとすでに午前2時をまわっていた。

駅に行くと電車はすでに止まっていた。

しようがないので二人は横浜をめざして

国道を歩きはじめた。

 

横浜に着く頃には

夜が明けて電車も走り始めるだろうと、

あまい推測で歩いていたが、

国道に吹く海風があまりに冷たくて、

僕らの身体は冷え切ってしまい、

くたくたになってしまった。

 

お互いに話す気も失せてしまい、

だんだんもうろうとしてきた。

 

歩く体力も気力もなくなり、

僕たちはガードレールにもたれかかって、

途方に暮れていた。

 

と、一台のトラックが止まってくれた。

「ヒッチハイクしているのか?」

「いや、まあそんなもんですが」

「どこまで?」

「横浜駅までです」

「通るから乗せてってやるよ」

「ありがとうございます。助かります」

 

偶然というべきか、ラッキーなことって

起きるものなのだと思った。

 

そして相手がどんな人か疑いもせず、

僕たちは極度の疲れからか、

クルマに乗り込むと即、眠り込んでしまった。

 

「君たち起きなさい、横浜駅に着いたぞ」

あわてて僕たちは目を覚ます。

 

そしてそのドライバーさんに

深くお礼をいって駅をめざした。

 

始発が出るまで僕たちは、

プラットフォームで再び眠り込んでしまった。

 

という訳で外での年越し初体験は、

思わぬハプニングに見舞われた。

 

この一件で僕のなかでは、

後のいい教訓となった。

曰く、もう少し計画性をもてと。

 

その後、箱根の強羅付近を歩いていて、

年がかわったことがある。

また河口湖のスケートリンクで年を越したこともある。

いずれも酷寒だったけれど、

前もって防寒服と食料と飲料を準備していたので、

楽しく年を越すことができた。

 

エネルギーが溢れていた頃だから、

何かをしないではいられない。

そんな気持ちも、

外での年越しを後押ししていたような気がする。

 

にしても、さい銭泥棒にだけには

ならなくて良かったと思っている。

いまさらながら。

 

河原で久々のたき火です

 

例の騒ぎで閉鎖されていた河原がやっと解放されました。

 

 

近所の知人と、薪を5束と着火剤とイスとテーブルと

サンドイッチとコーヒーをもって、久しぶりに河原におりる。

 

この日の河原の気温は、推定3度くらい。

さっさと火をつけないと底冷えと湿気が身体にまとわりつく。

ユニクロのヒートテック、いまひとつのような気がしましたね。

 

 

火が安定するとホッとひと息つけます。

イスに身体を沈めて、コーヒー&サンドイッチ。

で、後は世間話をするだけなんですが。

 

 

僕がたき火に行ったと話すと、

たき火未経験の友人、知人は必ずこういうのだ。

 

「たき火だけ? なにか面白いことあるの?」

 

僕もそう思っていました。

 

 

たき火初体験は、丹沢の山の中でした。

アウトドア・ベテランの知り合いに連れてってもらいました。

このときは数人で夜中まで火を囲みました。

話すこともなくなると、みんなおのおの星空を仰いだり、

薪をくべながら火をじっとみていたり。

僕は、背後の木々のあたりから、赤い目がふたつ光っていたのが

忘れられません。

 

火をみていると、黙っていてもなんだか間がいい。

話し続ける必要もないし、それより沈黙がよかったりする。

 

 

刻々と変化する山のようすだとか空の色だとか、

時の移り変わりを身体で感じることができる。

 

火をじっとみていると、なんというか、

とても古い先人たちのことを僕はアタマに描く。

 

火を扱うことを覚えた古代のひとたちは、

肉なんかを焼いたりすることで、

とても感動したんじゃないか…

 

そんな遠い遠い記憶が、

僕たちにも刻まれているのだろうか?

 

 

葉山の空とリゾート

 

湘南を一望できるスポットはいろいろあるけれど、

大磯あたりからだとやはり高麗山の展望台だろうか。

ここはかなり高いので眺めるというより

遠景を見下ろす感じになる。

 

藤沢はいいスポットが思い浮かばないけれど、

鎌倉まで来ると山が多いので、

幾つか眺めのいいスポットがある。

 

鎌倉プリンスホテルが建つあたりから、

晴れた日の富士山をバックにした江ノ島は、

なかなかの絶景。

サンセットの時間帯は海も空もオレンジ色に染まって、

ただボーッとしているだけで心地いい。

 

私の友人Aの話によると、湘南の眺めナンバーワンは、

逗子の披露山からの眺めだとのこと。

「それは見事だぜ」と興奮気味に話していたのを思い出す。

また別の友人Bによると、葉山の日影茶屋の近くの、

要するに葉山マリーナあたりからの景色が絶景と、

先日の電話でやはり興奮気味に話していた。

 

僕は先日、葉山の山の上からの景色はどうなんだろうと、

足を運んでみた。

そこは僕たちが若い頃は道もなかったような山深いところなのだが、

いまは広いアスファルトの道が山頂まで続き、

国や民間の研究機関をはじめ、大きくて近代的な建物が

点在する。

広大な公園や宅地まである。

 

山のてっぺんに広い駐車場があって、

そこにクルマを止め、

だだっ広くて何もない草場を歩く。

しかし、

「うん、ここからは海が遠すぎるし、

絶景とは言えないなあ…」

ここより、いま来た道の途中からの景色が、

絶景だった訳だ。

 

 

しかし、ここからの空の眺めは、

なかなかの一級品だった。

山頂なので空を遮るものが何もない。

季節もよく、空が近く感じられた。

空に適当に雲が配置されている。

 

 

 

 

湘南からの空の絶景は、ここに決定した。

近くに一戸建てがポツポツと建っている。

ここらの家は皆一様に敷地がとても広くて、

建物もデカい。

SUUMOで中古価格をチェックしてみたら、

1億前後の物件であることが判明。

 

どう考えてもかなり不便なのに、

こんな価格で取り引きされているのは、

やはり湘南だからということか。

 

僕はここを早々に引き上げ、

海に下る途中のホテルで、

軽い食事とコーヒーをいただく。

 

もう薄ら寒い季節なのに、

このホテルのまわりには椰子の木が

生い茂っていて、

中庭には水をたたえたプールが、

夕刻にはライトアップされていた。

そこだけに焦点を絞ると、

ハワイにいるんじゃないかとの

錯覚さえうまれそうだ。

後日ネットで調べたら、

このホテルは、ときおり撮影とか

テレビドラマなんかにも使われるとのこと。

 

 

湘南恐るべし。

この地は、やはり他とは何かが違うと思わざるを得ない。

ここでは何をやってもどこへ行っても、

まあまあサマになるのであった。

 

キャンプへGo!

 

 

キャンプへ行ってきた。

陽気は暖かくなってきたが、

夜はまだまだ冷える。

よって今回はキャビンに宿泊。

エアコンもトイレもシャワーもある。

テレビやネットはないけど、

かなり柔(やわ)なキャンプではある。

 

河原テント派、山中独りキャンプ派から、

笑われそうである。

水際の底冷えする河原で

テント張って寝るのって、

この時期でもかなりキツい。

山中独りキャンプ派となると、

もうこれは一種、

選ばれしキャンパーと言える。

 

河原…、砂浜…は若いころに経験しているが、

独り…はどうしてもできない。

やる勇気もない。

 

私の場合、理由は明快だ。

お化けが出るから!

それも獣系。

ね、怖いでしょ。

私はそういうのには近づかない。

こういうのは若いのに任せよう。

いや、感度の鈍い奴に任せよう。

 

こっちは、霊体験もUFO遭遇も

すでに体験済みなので、

ほんと、もうゴメンです。

1万円あげると言われても断りますね。

 

で、今回のキャンプですが、

場所は、神奈川県相模原市にある

PICAというキャンプ場。

ここはトレーラーもテントもオートキャンプもOK。

キャビンにした理由は、

その設置場所が山のてっぺんにあるから。

そう、見晴らしの良さで決めました。

当日、昼間の下界は20度以上の暖かさだっが、

夕方、ここ山のてっぺんで火をおこすころには、

強風で気温がぐんぐん下がり、

とうとうダウンを着る羽目に。

気温は一ケタに急降下していました。

寒くて腹が減っているけれど、

自分が動かないことには何にも食えない。

それがキャンプなのです。

 

とにかく最短で火をおこすため、

紙切れと割り箸と着火剤を用意し、

まず薪に火をつけることに専念する。

で、徐々に炭を投入し、

火が安定するまでじっと頑張る。

こちらは肉を食いたくてウズウズしてる。

腹が減っている。

が、ここが正念場だ。

落ち着いておいしくじっくり焼こうと、

急いた気を静めながら、

ときに星空を見上げたりしてみる。

火の粉がガンガン飛んでくる。

まだ炎が不安定だが、肉を1枚焼いてみる。

やはり気が急いているなぁ。

予想通り、コゲコゲの失敗作ができあがる。

ああ、普段は食わない高価な肉が…

 

ここはひとつオトナにならねばと、

やっと我にかえり、火が安定するまで、

今度こそじっと耐えることにしましたね。

おかげで、肉、野菜、ホタテ、焼きそば等々、

お馴染みのコースをじっくり焼いて、

おいしく平らげることができた。

近くで、若い2組の子連れ夫婦が、

下界に向かって何か怒鳴っている。

ずっと大声を発している。

相当、酔っているらしい。

にしてもあいつら、

日頃から相当ストレスを溜め込んでいるなぁ。

笑える。

 

以前、ここのトレーラーに泊まったことがある。

12月初旬だったが、寒くて夜中に目が覚めた。

それに較べると、キャビンは快適だ。

が、一般の住宅のような仕様ではないから、

やはり寒いには寒い訳だ。


夜半、風が凪いだので、

表に出て空を見上げると、

オリオン座が明るく瞬いている。

それも近く大きくみえるではないか。

ちょっと感動する。

 

これだけでも来た甲斐はあった。

今回はわずかな時間だったけれど、

仕事のことはすっかり忘れました。

観てもつまらないテレビもないので、

読書に専念することもできました。

 

キャンプで非日常を体験すると、

日頃の生活の便利さが身に沁みます。

なのにストレスが吹っ飛びます。

心身に生気がみなぎります。

日頃のこびり付いた垢がとれます。

そして、本当に疲れます。

おかげで翌日からさらに深ーい眠りに

つくことができました 笑

さあ、あなたもキャンプへGoです!

 

 

花見へGO!

 

時流に合わないことですが、
花見に行ってきました。

神奈川県厚木市の飯山温泉郷です。

ここは例年さくら祭りをやっていますが、
去年・今年と中止。

人もまばらです。

シートを敷いて花見をしているのは、
女子大生らしき4人組が2組ほどでした。
あとは家族連れ、カップルなどが、
パラパラっといるだけ。

しっかり座り込んでいるのは、
オヤジでもなく、
若いにーちゃんでもなく、
この女子大生たちだけなのでした。

思うに、彼女たちは、
コロナなんてぜんぜん怖くない。
いや、そんなことはないのかも知れない。
が、このご時世にうんざりしている。
で、憂さを晴らしに座り込んでみた。
こんな感じでしょうか。

皆とても楽しそうでしたよ。

 

 

頭上では、これ見よがしに、
ソメイヨシノが咲き誇っている。
いや咲き乱れている。

が、誰もみていない。

なぜか、
たとえようのない残念さを感じる。

あえてたとえるなら。

色気を持て余した人妻…

または、人里はなれた一軒家で
地味に暮らしている老人が
実は一億円持っていて、
その札束が使われないまま
押し入れで朽ちている…

こんなたとえでどうでしょう?

よけいに話が遠くなったようです。

 

 

桜庭はとても静かで、
春のおだやかな日射しが降り注ぐ。

思えば、この時期はいつも
人出で賑わっていたのになぁと、
すでに昔を懐かしむような気になる。

それにしても、
コロナ、恐るべし。

が、人ごみが苦手な僕としては、
このような桜の名所で初めて、
のびのびと花見ができた訳なのです。

 

 

 

 

箱根はどこも混んでいた

 

10月に仕事でいったんキャンセルした箱根。
再度予約をとってやっと行くことができた。

ギリギリの予約だったので、
当初希望したホテルは確保できなかったが、
まあそこそこのところだったので、結果良しということに。

しかし「コロナでなるべく部屋の布団敷きは避けている」
とかなんとかフロントで言われ、
では自分で敷きますと回答したら待ってましたと、
富士の水のペットボトルを2本くれた。

なんだかペットボトル2本で布団敷きに雇われたみたいで、
すっきりとしなかった。

やはり安ホテル。
たいした宿ではなかったということにしよう。

温泉宿へ行くと、みな夕飯前にひとっ風呂浴びて、
浴衣に着替えてメシという流れになっているようだが、
あれ、私はどうもだめで普通の格好でメシ食って、
寝る前に風呂に入るという流れは変わらない訳。

最上階の風呂には案の定、誰もいない。
素っ裸でひとりで泳ぐ…ほどはない広さだけど、
大の字で湯船にくつろぐ。屋上の露天風呂を試す。
箱根の夜は寒いのでいい湯加減。
で、サウナも試す。
一応はなんでも試す。

おおぅ、なんだこの真夏のエジプトのような暑さは!

これだけ温めれば、気温がぐっと下がるらしい翌日も大丈夫だと
安心するも、この夜は身体が冷めず、
ひどく浅い眠りとなってしまった。

作戦の失敗である。
いま思えば軽い熱中症だったんじゃないか 汗

そういえばGotoキャンペーンだったからか、
平日にもかかわらず部屋は満室だったし、
行き帰りの湯本~塔ノ沢間の道も大渋滞だったし、
まちのお土産屋はどこも混雑、
美術館も芦ノ湖も人でいっぱいだったなぁ。

先日、久しぶりに山の手線に乗ったときも、
相変わらずかなりの混雑ぶりだったし、
小腹が減って入った大崎のサイゼリアも、
入り口に待っている人が並んでいたし。

よく分からないね。

で箱根。

仙石原へは夕方に行ったが、
雨も少し降り始めたにもかかわらず、
ここも人がゾロゾロといました。

コロナ第二波第三波とかいわれているけれど、
どうもテレビやネットなどから伝わることと、
現実の乖離が激しいように思う。

みな油断しすぎか。
医療崩壊の危機とも昨日のテレビで言っていたし。

まわりではコロナがいないので、
どうも実感がわかないでいる。

わたしのなかで都市伝説化しつつあるコロナ。

しかし身近な感染者が増え、さらに致死率が上がるとか、
邪悪に変化されるとかなり困るなぁ。

 

 

 

・箱根の夜空は暗い

 

・今回の主目的はポーラ美術館

 

 

・印象派他名作がズラリ!

 

・美術館裏の遊歩道を歩く。すげぇ寒い!

 

  

 

・小雨の仙石原のススキは光っていないね

 

 

厚木は、いなかの景色がいっぱいです。

 

 

 

 

空がでっかい、雲はながれてゆく。

はるか向こう、丹沢の峰々が、

シルエットでどんと鎮座します。

河川敷ぞいを歩きまわりました。

ついでに田んぼもウロウロ。

あちこちの草花に顔を近づけてみる。

じっと凝視すると、

どこもかしこもいきものでいっぱいです。

花も虫もむせかえるほどにあふれている。

もう夏はピークが過ぎたけれど、

まだまだ生命のほとばしる季節です。

それはまるで里山のおまつり。

大きなパーティーのように賑やかで、

なぜか騒々しくさえ感じます。

 

ふと我が青春のときが甦りました。

 

 

 

 

 

 

彼岸とコロナ

 

彼岸に、

今年逝ってしまった友人ふたりのご家族へ、

線香を送る。

 

そんなことしかできない。

 

この時期は、どこも自粛となってしまい、

歯がゆいことが重なる。

つのる思いを話すこともできない。

電話じゃダメだ。

このコロナ騒ぎが沈静化したら、

先方に赴いて直接話すつもり。

 

お盆から日にちもそう経ってないが、

先週私たち夫婦は再び菩提寺へ。

 

まだ暑かったが、

陽も傾くと秋の気配が色濃い。

汗をかきながら冷えるという、

なんとも嫌な気候だ。

 

道路はどこもひどい渋滞。

外はマスクが欠かせないし、

その度ごとにアルコールタオルとかスプレーとか、

結構メンドーなことが多い。

私たち夫婦はたいして気にしていないのだが、

もはやこの風景は世界基準の様相なので、

まあマナーとしてのマスク&アルコール習慣。

 

菩提寺のお地蔵さんたちも皆マスク着用。

道元禅師はコロナを超越している方なので、

ニコニコと石投げに乗じていた。

同じく閻魔大王もノーマスク。

根拠はないが、閻魔様はコロナにかからない。

口元が怖い。

 

 

 

帰りに海老名のららぽーとで夕飯と思ったが、

とても混んでいる。

とても密集している。

しかしみんなマスクはしている。

食べるときは気にしていない様子。

そんな館内の絵面が、

いまの皆の心の内をよく表している。

 

それがコロナの正体のような気がする。

 

 

七輪でアジを焼く(その2)

 

焚き火をしようと河原へ行ったら、

入り口に縄が張ってあって、

立ち入り禁止になっていた。

んー、やはり自粛だよな。

どこも行くところがない。

しようがない。

自宅の庭で、久しぶりに七輪を出す。

割り箸を折って、まずそこに火を付けるのだが、

紙からなかなか火が移らないので、

固形着火剤を使用。

が、これが臭くてたまらない。

煙も凄い。

かなり毒性があると思ったね。

近所からクレームがきたらやめようという気で、

ぼちぼち始める。

 

小さい炭をふたつ使用。

今日はこれでいろいろ焼こう。

炭って、一度火が付くと、数時間は大丈夫。

キャンプなんかで大量に使うと、

だいたい朝まで火が付いている。

要は、炭って役目が終わった後の、

始末の仕方がなかなか面倒なのだ。

野外だとだいたい水をぶっかけて終わりだけど、

大量の煙と音がまた凄い。

で、自宅の庭の七輪の場合はそんな消し方はできない。

火消し壺というのがあるが、

これを私は持っていない。

アウトドアショップでこれをみる度に、

ああと思うも、

いまだレジまで持って行った試しがない。

今度は絶対に買うぞ。

アジから出る煙は、なかなか良い色をしているし、

匂いもなかなか良い。

夕方から始めたので、奥さんがパンも焼いてと言う。

アジの干物と、パン?

ついでにはんぺんが出てくる。

チョリソーも出てきた。

このまま夕飯に突入か。

これが、彼女のいつもの手である。

アジとパンとはんぺんとチョリソーと紅茶…

結局これが夕飯となった。

このとりとめのないメニューに、

私はあんまり驚かないのだ。

慣れている。

ウチはこういうのが割と多いのだ。

けんちん汁に焼き肉とか、

コーンスープに白米とか、

本格的十割蕎麦にシュウマイとか、

全然大丈夫。

和洋中華とかボーダレスなので、

冷蔵庫から出てきた順にやっつける。

これが我が家流なのであった。

しかし、炭火で焼くアジは、

とてもスーパーの安物とは思えないほどうまい。

パンもはんぺんもイケる。

紅茶は、3杯飲みました。

いくら暖かくなったとはいえ、

夕方の風に当たっているとかなり冷える。

まあ、夕飯を早めに食ってしまったので、

夜の十時頃腹が減ってきて、

結局ラーメンを食うハメに。

せっかく七輪健康少食で終わりそうだったのに。

いやぁ、ダイエットって難しいんだね。

しかしこの自粛も長い。

やはり河原で焚き火でもしないと、

気が晴れそうもないなぁ。

 

山の上のカフェへ行ってみた


TVK(テレビ神奈川)をボォ~っと観ていたら、

デビット伊東と女の子が見晴らしのいい所で

コーヒーを飲んでいた。

どこかの山の中腹あたりだろうか?

景色がいいようだ。

晴れた日は東京あたりまで見えますよ、

と洒落た感じのマスターが話している。

 

 

ん~、そんな山中にカフェがあるのか?

店名を検索すると、宮ヶ瀬湖付近と判明。

「あんまり混んでも困る」主旨の話をマスターがしている。

なんか、のんびりと店をやりたいんだろうなぁ。

金よりもライフスタイル重視のマスターであった。

儲かっているかどうかは、全く不明。

元々、億万長者だったりして (笑)

焙煎は帰宅してからマスターが自らやるらしい。

ほほぅ、スタバとかタリーズとかとは、

一線を引いている訳なんだ。

いまどき、こだわりのコーヒーを出す店は、

あちこちにある。

3ヶ月ほど前だったか、二子玉川の高島屋のなかにある

カフェにたまたま入って国産のコーヒーをいただいたが、

これが妙な癖とか苦みが全くなく、

かなりマイルドな味がイケていたのを思い出した。

で、数日後にふと空いた時間を使って、

山の中のカフェをめざす。

途中、道に迷う。

田舎道を数周してからやっと辿り着く。

 

ナビはオンにしてあるけれど、

必ず迷うから我ながら不思議だ。

 

 

陽も傾いた午後3時のカフェ。

良い感じの夕日が照らしている。

農家の軒先のような広場が、訪れる車でほぼ満車状態。

テレビで放映したからなのか、そもそもこの店のファンが多いのか、

そこがよく分からない。

店内はめちゃ狭い。けれど、手作りの建物だけあって良い味出している。

 

 

満席なので、外からオーダーして、デッキで高原の風に吹かれながら、

うろうろする。

庭のあちこちに焙煎機の古いのやコーヒーの樽だとかが転がっている。

洋風の農家の庭先といった趣。

 

 

 

 

ちょっと寒い。洒落たマスターが膝掛けを持ってきてくれる。

屋外こたつというのを発見。が、そこに座ると相当目立つので、

引っ込み思案の私は、眺めるだけにする。

 

こうなると、コーヒーを味わうというより、

景色を眺めに来た、店を見学に来ました、

ついでになんか飲みます、という優先順位。

 

が、しかしと言うべきか、やはりと言うべきか、

マスターがテレビでデビット伊東に話していたように、

こだわって出てきたコーヒーは、やはりおいしかった。

 

しかしおいしかったでは能がないので、

ここでコーヒー通のような解説を書くべきだが、

そんな舌を持っている訳もなく、

味を分析するほどの経験も知識もない。

よって、おいしいとだけ記しておく。

この時期は、街中より野へ山へです。

みなさんもでかけてみてください。

詳しくは↓で!!

【あいかわCAFEめぐり】仏果堂