レポート | スパンキーの風まかせプログ

長野県の最強パワースポットをめざして(その3)

 

 

 

霧ヶ峰、白樺湖、そして山梨・忍野八海へ

 

諏訪湖を後にして、茅野から大門街道をグングン登る。

むかし、冬のスキーシーズンに通ったとき、

この道のどこかでタイヤチェーンを履かせた。

キツいカーブが増え、タイヤのきしみ音が聞こえる。

山の木々が陽光に照らされて美しい。

豊かに実っているであろう田畑が、

丘陵に沿って、贅沢に大胆に広がる。

真夏の空の下で、やはり一面、輝いている。

 

白樺湖経由で車山へ。

クルマをとめ、休憩。

天候を確認してヴィーナスラインに入る。

以前、この道はバカ高い有料道路だった。

通行量をみて引き返したことを思い出した。

なぜか、現在は無料。

料金所の跡のような建物が残っている。

ヴィーナスラインというからには、

きっとこの美しい道をドローンでみれば、

萌え立つ山々を縫うように

なかなかすてきな曲線を描いているのではないかと

想像する。

 

 

 

 

 

 

同じ目線の高さに、そして眼下に雲が浮かんでいる。

夏の雲は白くとても軽そうで、

確かにふわっと浮かんでいる。

霧ヶ峰の駐車場はほぼ満車。

みな、この美しい景色に笑みがこぼれている。

 

平和だ。

少なくともいまここは平和なのだ。

下界?で起きていることを思うと、

いまここは別世界だ。

確かにそう思えた時間だった。

 

 

 

 

 

 

パンをかじりながらコーヒーを飲み、

しばらくあてもなく高原の道を歩く。

 

この晴天はしばらく続いた。

 

それは女神湖でも白樺湖のホテルでも

高原にしては暑く、風は涼しく、

真夏の透き通る景色は続いた。

 

 

 

 

3日目は帰路へ。

八ヶ岳を横断し、原村あたりの広く舗装された農道を

ゆっくりと走る。

去年も訪れた小淵沢の道の駅で休憩し、

中央高速を一気に走る。

が、山梨で寄り道を思いつき、

河口湖インターを降りて、

忍野八海へ。

 

 

まぁ、家に帰りたくない、

そんな帰路だった訳。

いちおうの目的は、

ここのおいしい水を手に入れたい、

そう思ったからだ。

が、現地に着いてみたものは、

人人人の混雑。

 

やはり富士のまわりは人気がある。

水なんて安いものはどの店でもみかけない。

飲食店は人でごった返している。

おみやげものの値段も高め。

 

忍野八海は、どこも外人観光客で

溢れていた。

 

 

 

 

 

 

ひとつひとつ見るものが増えるたびに、

現実が迫り来る。

 

もうすでに日常の領域に戻ったようなのだ。

 

やはりね、

夢はいつかは醒めるものなのだ。

 

 

 

長野県の最強パワースポットをめざして(その2)

 

 

諏訪湖へ

 

諏訪大社から諏訪湖へクルマを走らせる。

湖畔に宿をとって、湖岸をぷらぷらする。

 

水面を撫でた風が身体を吹き抜ける。

盛暑だが汗も引っ込むほどの涼しい風だ。

 

かつて、この湖はかなり汚れていたと記憶している。

松本の帰りに立ち寄ったことがあるが、

波打ち際に白い泡がたち、

いろいろなものが浮いていた。

 

 

 

が、いまは違う。

湖面を眺めながらそう思った。

 

 

諏訪湖は、長野県のほぼ中央、諏訪盆地に位置する。

諏訪市・岡谷市・下諏訪町の2市1町にまたがる

長野県で最も大きな湖だ。

 

周囲の山々から流れる多くの川の水が集まり、

湖から流れ出す水は天竜川へとつながっている。

 

 

諏訪湖は断層の運動によって地面が沈み込んでできた

断層湖と考えられている。

諏訪大社は中央構造線の上に建っている。

 

それは歴史上、土偶がつくられる以前のできごと。

 

この日本列島の成り立ちに関する鍵のようなものが、

この地には多数存在している。

 

 

そして、諏訪湖の冬は湖面の氷が盛り上がって筋のようになる

「御神渡り(おみわたり)」である。

 

これは厳冬期に凍結した湖面が、

昼夜の寒暖差による氷の膨張と収縮を繰り返すことで、

轟音とともに裂けて山脈のようにせり上がる自然現象。

諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへ渡った跡とも伝えられ、

古くから諏訪の人々に大切にされてきたとのこと。

 

このことは古事記にも書かれている。

 

さらに、神話から導かれているのであれば、

興味は尽きることがない。

 

やはりこのあたりは、

謎が謎を呼ぶ不思議なところなのである。

 

 

 

(次回、霧ヶ峰・白樺湖・車山へと続く)

 

 

 

長野県の最強パワースポットをめざして

 

 

去年は中央高速の山梨県・小淵沢インターで降りて

八ヶ岳をめざしたが、

今年はその先の長野県・諏訪をめざす。

途中、八ヶ岳サービスエリアで軽い昼食とコーヒーをいただく。

諏訪インターを降りて、ちょっと分かりにくい道を、

カーナビを頼りに走ると諏訪大社にたどり着く。

 

 

 

諏訪大社は初めて。諏訪湖も過去には通り過ぎていた。

が、今回はこのあたりが旅の第一目標。

 

近年、諏訪大社は御柱祭だけでなく、

その歴史や成り立ちが注目されている。

 

全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社。

旧称は「諏訪神社」。

通称として「お諏訪さま」「諏訪大明神」とも呼ばれる。

 

 

 

 

境内に入ると、まず風を感じる。

この日の気温は34℃あったが境内は涼やかな風が吹いて、

すっと汗が引く。

境内の景色がうっすら霞がかってみえる。

山の冷気が降りてきてそんな気配を作り出すのだろうか。

参拝を済ませて神社のあちこちを歩き回るも、

たいした暑さを感じない。

それは不思議な感覚だった。

 

 

 

そういえば、このあたりは日本列島の中央構造線上にある。

このライン上には、伊勢神宮や鹿島神宮、石鎚神社、

天河大弁財天社など、多くの有名な神社や聖地が並んでいる。

 

中央構造線は、要するに大きな断層。

そこにかなりの神社が建っていることになる。

それはやはり地震の多いこの日本で、

大地を鎮めることを目的に建てられたものなのか。

 

さらに諏訪地方の古代信仰とも相まって、

雨や風を司る竜神信仰や、黒曜石の出土をはじめとする

縄文土器の縄文遺跡が見つかっており、

自然崇拝やアニミズムといった縄文の精神世界や祭祀のかたちが、

現在に至るまで色濃く受け継がれている。

 

 

 

 

 

私的にではあるが、このあたりから出土された土偶を

以前から幾度となくネットで眺めているけれど、

なんだか宇宙からの来訪者というイメージ。

 

 

縄文のビーナス、仮面の女神等、その名称も神秘的。

とりわけ仮面の女神は、その風貌に異星の雰囲気が漂う。

 

縄文時代の遺跡から見つかったもののなかで、

このあたりから出土された土偶が、初の国宝に指定されている。

 

※上記土偶はAIにて作成。実写がなくてごめんなさい。

実物はとんでもなく美しいのですが…

 

 

(次回、諏訪湖の話に続く)

 

ビジネスに短歌とかが入り込んでしまい…

 

 

しばらく短歌ばかりつくっていたら、

普通の文章が書けなくなってしまった。

 

妙な癖。

 

5・7・5・7・7という制約のなかで、

考えていたことをまとめようとする習慣がついてしまった。

ほんと、困るね。

 

仕事上のメモとか忘れてならないものにもそれが及ぶ。

 

たとえば、

「おとといの ○○の件 AIで レポートつくり みんなに回す」

 

とか

 

「問題は 見積もり感と スケジュール 優先順位 クリアできるか」

 

リズムがあって良いのだけれど、

なんだかビジネスっぽいアタマに切り替わらない。

こうしたメモから無駄にビジュアルを考えていたり、

情緒がないなぁなんて余計なことを思ったり。

 

そこで短歌抜きの習慣を新たに考えた。

メモを小説化することである。

スピード感のある小説風にまとめれば、

迫真に迫るビジネス環境がうまれるのではと考え、試してみた。

 

「確か○月○日の昼過ぎだった。
△社の□課の加山さんよりおもむろにLINEが飛んできた。
運転中の私はふとそれをみてしまった。
前方のクルマが赤信号で急停止したことを見逃した私は、
0.2秒遅れの急ブレーキで衝突を回避した。

クルマを寄せハザードを点滅させ呼吸を整える。
LINEにもう一度目をやる。
やはり嫌な予感が当たった。
風雲急を告げるLINEだった。

3日後の夕方の6時に例の新製品の記者発表が決まったとのこと。
真っ先にレポートを仕上げねばと、夕飯の買い出しをドタキャン、
クルマをUターンさせ事務所へと戻ることにする。

問題はまずその概要づくりなのだが、
今日は誰も手が塞がっている。
Claudeはけさ起きがけに対話し尽くしたし、
最近アップデートを繰り返すチャットGPTに、
素材を投げてみては?

当初はそうしてでき上がったレポートを企画の今野にみせ、
次の戦略を練るという算段をつけていたが、
いまはとにかく時間がないとの判断から、
この私が今夜中にやるしかないのではないか」

 

上記のようにメモをストーリー仕立てにしてみた。
が、如何せんこのメモは長い。長すぎる。
こんなメモは読まない。印象に残るフレーズもない。
なにより伝えたい事柄は、
今夜中に急いで己がレポートをまとめなさいよ、
それだけの内容なのだ。

そしてなによりちっとも面白くない。
そんなの書く暇があったらさっさと仕事しろよ!
なのである。

 

という訳でこの話は、

そう、あなたの想像したとおり、

全く使えない。

 

いま私は引退の憂き目に遭っている訳です。

 

 

 

正月は茅ヶ崎の海へ

 

 

茅ヶ崎の海をみるのは久しぶりだ。

自宅から小1時間なのに。

 

 

僕は山沿いに住んでいるので

窓を開けると、まず山を眺めて、

天気だとかの見当をつける。

海沿いに住んでいる人は、空はもちろん波の具合とかで、

その日の見当をつけるのだろう。

 

 

 

正月の4日は快晴で、海も山も風は強いけれど、

陽はさんさんと照っていて、雪化粧の富士山もみえた。

早朝の気温は1度だが徐々に上昇。

が、二桁までは伸びず、

風と相まって海岸沿いはかなり寒い。

 

この海岸から烏帽子岩がよく見える。

茅ヶ崎漁港付近をうろついていると、

地元の方たちが仕事に精を出している。

それが釣り船だったり漁だったり、

年初から忙しそうだ。

 

 

 

近くの店でサンドイッチとコーヒーをいただき、

クルマを辻堂へと走らせる。

休日とあって、なかなかしゃれたクルマが突っ走っている。

ときおり、バリバリバリと騒音をまき散らした

バイクの一団が爆走していたりする。

 

辻堂海浜公園は、サーファーがクルマを停め、

この寒いなか、海へ出ている。

「このクソ寒いのに…」

若いひとはすごいなぁって感心してしまう。

 

 

ここからあとひと息で江ノ島なのだが、

あそこはむかしと違い、

いまでは一大観光スポットなので、

近寄らないことにする。

 

 

で、この日の海を巡るドライブは終了。

帰路も行きと同様、

寒川神社付近で大渋滞に巻き込まれる。

この道を避けるのを忘れていた。

 

やはり年をとったなぁって、

新年早々ぼやいてしまう。

 

 

 

時代のうねりに気づいてください!

 

政治が荒れている。

ここ数年、日本も世界も同時多発的に政局不安が起きている。

 

特に、西側とされている国々でだ。

きっと同じ課題が潜んでいるに違いない。

 

日本では、自民党・保守派といわれる高市さんが総理の座に就いた。

日本の憲政史上初の女性として内閣総理大臣に就任した訳だ。

 

一時は米騒動のときにチャンスとばかり登場した小泉進次郎氏が

自民党総裁の最有力候補ともくされていたが、

事前にシナリオがあったのではと思えるほど

みえみえの活躍ぶりだった。

 

以前だったら成功した「小泉劇場」だった。

しかし、今回は事情が違い、お父さんのようにはいかなかった。

 

もう新聞やテレビで、国民は動かなくなった。

そろそろ皆が気づきはじめたのだ。

よって、時代なんかパッとかわる―

―かも知れない。

 

アメリカではいち早くトランプが再登場。

アメリカ・ファーストのスローガンのもと、

関税で各国を困惑させている。

勝手と言えばそのように思えるが、

まあ自国ファーストなので国民の支持を得ている。

 

いま、全米では反トランプ運動が起きているが、

あの広い国のどこにフォーカスするかで、

報道なんか、どうにでも料理できる。

 

フランスでは、マクロン大統領がいまにも失脚しそう。

イギリスでも労働党のスターマー政権の支持率が

急落・低迷している。

両国とも、極右と報道されている政党が支持率を上げている。

イタリアは早々と、

やはり極右とされているジョルジャ・メローニが首相の座に付き、

トランプとはいろいろな政策で意気投合している。

 

ウクライナのゼレンスキーは戦時内閣なので、

対ロシアとの戦いが終わり、次の選挙になれば、

必ず負けると言われている。

 

イスラエルのネタニアフ首相だが、

この人も国内で収賄・背任・詐欺で起訴されている。

やはり終戦になれば、裁判にかけられる。

 

よって両者ともなかなか紛争をやめる気がない。

 

中東情勢に詳しいあるジャーナリストの話によると、

イスラエルの国民の半分が

海外に移住したいと考えているのだそうだ。

 

ウクライナ国民も、ガザの人々も、

耐えがたい犠牲と苦痛を強いられている。

 

世界の事情をこうして羅列してみると、

常に誰かがこの世界を操ろうとしている。

嘘と欺瞞で、私たちを欺いているのが分かる。

 

そしていつも犠牲になるのは、いつも無名の市民なのである。

 

夕方のテレビなんかで流れているニュースを観ていると、

肝心の話はしない。

真実の報道というものを放棄している。

現象面ばかりを煽り、決して深掘りをすることを避ける。

ワイドショーに至ってはさらに偏向が激しく、

全く違う世界の姿をみせられることとなる。

 

よっていま世界は2分している。

いわば時代感覚の異なる人間が、

同時に暮らしているということになる。

 

さて、ボクたちは何を信じて行けば良いのか?

真実はどこにあるのか?

そんなことなど知ろうが知るまいが、実はどうでも良いことなのか。

 

真に問題なのは、実はそこなのだが…

 

 

「最近ついてない…」ので、寒川神社にお参りしてきました

最近、どうにも運が悪い。
良くないことが続いている。

車は突然動かなくなるし、腰は痛むし、先日はテレビまで壊れた。
しかも買ってからそんなに経っていないのに、急に映らなくなってしまったのだ。
これは何かあるな…と思わずにはいられず、「お祓いしてもらった方がいいのでは」と本気で考え始めた。

そこで思い出したのが、ふたたびの相模国一之宮「寒川神社」だ。
(数ヶ月前にも行ったのだけどね)

深読みすれば、以前も寒川さんにでかけたので、この程度で済んだと言えなくもない。
そんなの迷信だよと笑い飛ばすほどの勇気が、僕にはない訳で…

寒川神社は、全国的にも珍しい「八方除(はっぽうよけ)」の守護神として知られ、
すべての方位の災厄を祓ってくれるという神社である。
車や家の厄除けで訪れる人も多く、建設業者や運送業の方々の信仰も厚い。
そういえば、以前知人が「寒川神社でお祓いしてもらってから仕事が順調にいっている」
と話していたのを思い出したが、それは迷信なのではと思った自分がいた。

というわけで、ある晴れた酷暑の夕方、車で寒川神社へ向かった。
厚木からは小一時間ほど。
途中、道も比較的空いていて、気持ちよくドライブできた。
もちろん、車のトラブルも皆無。

寒川神社に到着すると、夏の陽も傾く時刻ということもあって、
少し涼しい風に変わっていた。

 

 

 

鳥居をくぐり、手水舎で身を清めてから、本殿へ。
どっしりとした佇まいの本殿は荘厳な空気をまとっていて、
自然と背筋が伸びる。

参拝を終えた後、社務所で「八方除け」のお守りをいただいた。
迷った末、車用と身につけるものの両方を購入。
これで少しでも不運が遠のいてくれればと、心の中で祈る。

境内には「神嶽山神苑(しんがくさんしんえん)」という美しい庭園もあり、
今回は閉鎖されていて立ち寄れなかったが、次回はぜひ訪れたいと思っている。
庭園の中には茶屋もあり、抹茶とお菓子をいただきながら、
静かなひとときを過ごせるそうだ。

 

 

帰り道、なぜか心が少し軽くなっている自分に気づいた。
神社のご利益というのは、もちろん霊験あらたかであることを信じているが、
こうして「何かに守られている」と実感できること自体が、
気持ちを前向きにしてくれるのかもしれない。

ちなみに寒川神社は、元旦の初詣では大変な賑わいを見せる神社でもあるが、
平日、まして暑い季節に訪れると、荘厳な空気のなかで
ゆっくりと参拝できるのでおすすめだ。

春には桜、秋には紅葉と、季節ごとの風景も楽しめる。

というわけで、今回は「最近ついてない」ことのリセットも兼ねて
寒川神社にお参りに行ってきたという話でした。

願わくば、これ以上家電が壊れませんように。
そして、腰痛も和らぎますように。

 

 

 

 

 

八ヶ岳逃避行

 

2年ぶりの八ヶ岳。

 

前回も猛暑だったことを思い出した。

 

途中、立ち寄った山梨県・双葉サービスエリアで、

車のドアを開けると、

外はたき火の横にいるような熱気に包まれていた。

 

食堂は人の列。

僕は自販機でアイスコーヒーを買い、

そのまま立ち去った。

 

標高1200メートルの山小屋に着いたときはホッとした。

 

その日の夜は肌寒くもあった。

 

 

そして今回の宿は、小淵沢。

山梨県と長野県の県境あたり。

標高600メートルくらいだろうか。

 

昼間はぜんぜん涼しくないが、

夕方になるととても心地の良い風が吹く。

 

近くにサントリーの白州工場がある。

水がおいしくて豊富だからだ。

 

 

八ヶ岳は晴天率も飛び抜けて高い。

首都圏は相当天気が荒れていたらしいが、

こちらは小雨が降った程度で、あとはサッと晴れる。

 

この日は小淵沢へ行く途中の、

中央高速の長坂インターを降りて

まず清里へ向かった。

 

ずっと上り坂なので、

車のエンジンは回転数を上げ、

なかなか良い音と振動が伝わる。

 

山の緑の陰影が美しい。

空がデカい。青い。

 

 

雲がぽかんと浮かんでいる。

 

車を清泉寮の牧場にとめ、

コーヒーを飲みながら、

ずっと雲が流れてゆく様をみていた。

 

陽差しは強いが、

気温は25度くらいだろうか。

 

遠くに人の声。

草のなびく音。

 

近くにいた家族ずれ。

小さな女の子がソフトクリームを頬張っている。

その向こうに、初めてのデートと思われる若いカップル。

ふたりの仕草がなんだかぎこちない。

(懐かしい風景)

 

 

いまこの空に、たとえばペガサスが飛んでいたとしても

何の違和感もないようなひととき。

 

日常と奇跡は、ひょっとして紙一重なのかも知れない…

 

 

僕は思わず居眠りをしてしまった。

 

 

 

↑清里は閑散としている

 

 

米騒動は誰のせい?

 

そもそもですね、
この件は農林水産省の減反政策が間違っていましたね。
米が足りなくなる予測が出た段階で、政策を転換すべきでした。

米の需要は減っていません。
減反政策なんかしなくても、米農家は高齢化で、
次々とやめています。

TVをつけると相変わらずの小泉さんが登場。
彼の活躍ぶりを連日報じています。

だが、古米、古古米、古古古米を放出している時点で、
メディアはこの騒動の本質はどこにあるのか、
を論じるべきではないのか?

なんだか違和感だけが残る。

メディアは何を隠しているのか。

TVは備蓄米の販売に行列している人の映像を流し、
受け取った米袋を手にした人にインタビューをする。

当然、うれしそうな感想を述べますよね。

これってメディアのお決まりのパターンなんですが、
ニュースってこの程度で良いのですかね?

結局、私たちはこの騒動の実像を掴めない。
そして新たなニュースが次々に流れては消えてゆく。

連日、そんな報道が続くと、
こんな私でも「TVってどこかおかしい」と
気づいてしまう。

気づかなかった方、すいません。
いや、気づいてください。

TVはすでにオールド・メディアと呼ばれ、
事の真相を語らないまま、年を重ねてしまった。

自らを老けさせたのは、そこに誠実さと正義という、
ジャーナリズムにとって命ともいえる
精神を捨ててしまったから。

自他を欺いて、自ら破滅への道を選んだのだ。

老兵はただ去るのみって、
いまさらながらだけど自覚してくれると、
多少は救われるのだが…

 

イマドキのビジネスホテルをレポート!

 

仕事柄、ビジネスホテルをよく利用する。

最近は、安かろ悪かろのホテルが目に付く。
築古で極めて狭い部屋が増えた。

コストダウンで洗面道具、特にヒゲ剃りなど
フツーにないところもある。

インバウンド需要で宿泊費も高騰しているし、
こっちは踏んだり蹴ったりなのだ。

あるとき楽天トラベルで、
山の手線沿いのビジネスホテルを探す。
某駅前のビジネスホテルが目に留まる。
サムネ写真を凝視しホテルの外観をチェック。
入り口も豪華で石の素材など使ってある。

この外観なら、部屋もそう酷くなさそう、

という判断から予約を入れた。

当日、そのホテルは確かに駅前にあって、
便利じゃんとうれしくなる。

入り口が写真のとおりかっこいい。

なかに入るとフロントが豪勢なつくりで、
ライティングにも凝っている。

雰囲気いい。

他のチェックイン客とバッティングしたが、
日本人とおぼしき人は私以外誰もいない。
韓国、中国、インドネシア他、
アジア系に混じって欧米系も目に付く。
(皆、ここの便利さと豪華さに惹かれのかな)

フロントの女性は、皆日本人ではない。

が、言葉は通じるのでOK!

でですね、
キーをもらって長い廊下を歩いていると、
途中から建物の雰囲気が変化してきた。

床のリノリウムが古く、めくれが目立ってきた。
廊下の壁紙もかなりくすんでいる。
窓枠をみると、サッシに白錆が浮いている。

と、急に段差があり、
あきらかに隣の建物に入ったと感じた。

私の部屋はフロントから一番遠くにあり、
そこは、このホテルの外観、入り口とフロントの豪華さとは、
全く違う様相を施していた。

扉は、かなり使い込まれていて、
塗装の剥げや錆も目に付く。

推定するに、築後50年以上は経過している。
(大きな地震がきたら死ぬな)

で、部屋に入ると、すえたにおいがするので、
内部を見渡すと、風通しや日当たりが全くない。

カビのにおいだろうと推測する。

部屋は全体に古びていて、
酷く狭いL字型で、Lの出っ張ったところに
バスルーム兼トイレ兼洗面台が詰め込まれている。

とても使いづらいのは一目で分かる。

というのも、ボクはこの手の部屋には、
幾度となく引っかかっている。

懲りないのがボクの欠点なのは承知しているが、
まぁ予算も限られているし、よってこの手の部屋には
時々だけど当たってしまう。

そこでボクはあるときから、
このような酷い部屋で
如何に快適に過ごすかという課題に、
取り組むことに切り替えた。

当初は、空気の入れ換えもできない
窓が壊れた部屋に通されて憤慨し、
フロントにクレームを入れて、
部屋を換えさせたりもした。

が、いい加減な部屋選びをするおのれに
腹が立つようになり、自己責任だろうと
自分に厳しく対峙することに決めた。

以前、山中湖にてキャンピングカーで
寝泊まりしたとき、最初はその狭い車内で、
飯の支度をしたり、それを片付けないと
ベッドがセットできなかったりと、
結構マメにやらないとキャンパーになれないと
実感したことがある。

思えばハズレのビジネスホテルも同様で、
極小空間で過ごすには、アタマの切り替えと
智恵がいるものなのだ。

で、どうアタマを切り替えるのかだが、
たとえばそれを逃げられない運命として捉える。
(なんだか話がおおげさになってきた)

よって、そのなかでなんとかしなくては
生きていけないよとおのれに教え込む。
(それは嘘だと深層心理は知っているが)

そもそも私は閉所恐怖症なので、
このあたりの課題はかなりハードルが高かった。
(自分がつくった壁は自分で壊せ!)

なのに、楽しくなければビジネスホテルじゃないと、
おのれを洗脳し、ホテルの環境の悪さなど
取るに足らないものなのだと、思うようになってきた。
(なんだか怪しいテレビ局のコピーと被る)

こうして、アタマを切り替え、鼻歌を歌いながら、
細かな工夫を繰り返し、
いまでは快適なビジネスホテルライフを
満喫している。

↑〆が嘘くさいですね!