新型コロナウィルスが招く視界不良(その2)

 

先週末、新横浜のビジネスホテルをキャンセル。

とても大事な用で、絶対に外せない。

当たり前だけど、その用は遅刻厳禁だったので、

朝に弱い私はホテル泊で前乗りする予定だったが、

仕事が夜まで終わらず、

また新型コロナウィルスの件も踏まえ、

前乗りを諦めた。

で、その日はともかく早めに就寝、

朝5時起きで、マイカーで横浜をめざした。

国道246が思ったより空いていたので、

結果はセーフ!

無事に、大事な用事を済ますことができた、

のは良かったが、にしても、

この日の集まりに含まれている食事会は辞退した。

よりによって、この時期にしゃぶしゃぶの鍋を

みんなでいただくという神経はどうかと思い、

主催者に尋ねると、

逆に不審な顔をされてしまい、

こちらはちょっと困惑。

情報に対するおのおの感度の違いに、

結構驚いている。

仕事の取引先や、友人、知人とも、

新型コロナウイルスの話題が出るが、

その警戒度の違いには雲泥の差がある。

ある経営者は全く街や人混みに行かないという、

徹底ぶり。

自分でコントロールできるのがうらやましい。

友人のAは、毎日電車に乗って、

いつもと全く変わらない生活をしている。

感想を聞くと、対岸の火事の如く、

なんら心配をしていない。

まして、自分がそういうものに巻き込まれるなんて、

ついぞ思ったこともない、とのこと。

皮肉にもこんな原因から、いまごろになって、

テレワークが推奨されているが、

毎日通勤・通学をされている方々は、

どんな心境であるか。

家から全く出ないとか、

またその逆で全く気にしないとか、

私からするとどちらもよく理解できない。

いまは情報の深度をはかるべきときで、

その正確さを模索しているが、

今回のこの一件をとっても

正確な情報の把握は、実に難しいと感じる訳で、

こういうときこそ、実は情報リテラシーを鍛える場なのかと

思われる。

新型コロナウィルスは、まだ終息の兆しがみえないばかりか、

広がる一方の報道が目立つ。

経済活動も相当縮小しているので、

この騒動が終息したとしても、

後に表面化するであろう経済的な被害は、

甚大だと予想できる。

また、国内外で、この新型ウィルスが

政治的な潮目を変えるかも知れない。

敵は微細なウィルス。

いまひとつ姿がぼんやりとしている、

輪郭がハッキリしないという点で、

武器や自然災害とはまた違った怖さが、

浮き彫りとなった。

 

 

友も奥さんも孫もワンコも まとめてバーベキュー

   

 

まさか、大雨がやむとは思わず、

他の方々は残念ながら、

諦めたのだろうよ。

 

 

前日にキャンセル続出の、

宮ヶ瀬湖のバーベキュー場。

 

しかし、朝からピーカンです。

会場は、晴れを信じた私たちしかいない。

まわりは賑わいどころか、

まず人っ気がない。

山あいはしんと静まり返っている。

ちょっと異様だ。

 

雨上がりは、冷気が残っている。

炭をがんがん入れ、肉を焼き、

やがて食うほどに陽も高くなり、

体温も気温も上昇し、

ようやく夏っぽくなってくる。

 

 

しかし、肉を食うペースが

みんな遅い。

以前はなかった漬物が、

数年前から登場。

なかなかの人気を博しているから、

可笑しい。

野菜も年々増えて、

なんか健康度がアップしているなぁ。

アルコールを飲む人も極端に減った。

 

数年前から、

大学時代の仲間と集まるようになった。

最初は、横浜のイタリアンレストランで、

10人くらいで再会した。

なかなか面白いので、

いろいろ趣向を凝らそうと、

次回の企画をあれこれと立てるも、

孫もワンコも小雨でも、

との希望をまるごと引き受けてくれるところがない。

結局、ここのバーベキュー場が残った。

消去法で決まった訳。

 

いい加減、お腹が膨れたところで、

みんな歩きたがっているのが分かる。

じっとしていると、

本当に固まっちゃうからね。

 

午後、陽射しが強烈になる。

雨上がりだからか、

風が透き通っているって、

みんなが口々に。

空気、見えないけどね。

 

 

孫も増えて愛犬もいて、

顔ぶれがどんどん増えて、

内輪だけでも結構な大所帯。

 

山あいに、

60~70年代のロックやポップスが、

風に乗って吸い込まれてゆく。

音楽は、一行の共通項でもあるから、

みんな言わなくても、

各自あれこれ想いを馳せながら、

聴き流している様子。

 

 

 

とても平和なひととき。

 

振り返れば、

40年来のつきあいになる。

この仲間たちと、

確か77年に野沢にスキー合宿へ行った。

 

あの頃は全く疲れなかった、

といえばおおげさだけど、

やはり時の流れを感じるなぁ。

そして大学の卒業式の日は、

みんなまともには帰らず、

横浜駅近くのディスコ、ソウルトレインで、

朝方まで踊り狂った。

誰も休まず、

連続して踊り続けていた。

 

飲んだビールの水分とアルコールが、

汗となって体中の汗腺から、

凄い勢いで抜けてゆくのを実感した。

 

若いっていうのは、

なんか素晴らしいな、良かったなと、

つくづく思う。

 

帰りにみんなで近くの温泉でも、

と思ったが、

ワンコがかわいそう、

ということで現地解散。

 

さぁて、次は?

との話になるも、

やはりここ、同じところか…

 

他にないかね?

 

 

「湘南異論」(架空レポート)

 

1970年代~80初頭の数年間、

 

僕はカリフォルニアのサンディエゴという都市に住んでいた。

 

交換留学生としてこの町に来たのだが、といっても、

 

私立で、ある程度お金を払えば、

 

だれでも行ける程度のものだったので、

 

まわりも遊び目的の留学生が多かった。

 

 

サンディエゴはこの頃、すでに街からヒッピーたちは消え、

 

新たなムーブメントがあちこちで花ひらいた頃だった。

 

 

さんさんと光が降り注ぐ太陽の元、サンディエゴの人たちは、

 

体にいい食事とスポーツにいそしむようになっていた。

 

なかでもヨガは一大ブームとなり、

 

海沿いにはヨガスタジオが林立し、

 

サーフボードを抱えた若者が、立ち止まって内部を眺めていた。

 

 

街ゆく彼らは、一様にオープンな性格で、

 

活動的だったのが印象的だ。

 

 

それが新たなムーブメントの影響なのか、

 

気候風土的なものから来ているのか、

 

リベラルを支持する土地柄からなのか、

 

僕には皆目分からなかった。

 

 

こう書くと、アメリカのお国柄じゃないかと言うひともいるが、

 

それは当たらない。

 

アメリカ中南部の保守的かつ内向的な人々と接すれば、

 

それは明白だった。

 

 

サンディエゴの海岸沿いの道は、年がら年中、

 

バハバグと呼ばれる改造車やバギーカーで、

 

クラクションを鳴らして疾走する若者たちで溢れていた。

 

アメリカ製のムスタングなどの改造車は極端に少なく、

 

大半がビートルだった。

 

なぜドイツのビートルだったのか、

 

そのルーツがナチス・ドイツにあることなど

 

誰も気にすることなく、単に構造のシンプルさから

 

人気に火がついたのだろう。

 

 

留学生の中でも、とりわけ地味な僕は、

 

彼らのあっけらかんとしたものの捉え方にかなり引いてしまい、

 

やはり同じ海沿いでも、

 

もう少し落ち着いたシアトルを希望すべきだったと後悔した。

 

 

一方で、そうした若者たちをさげすむ連中も次第に増え、

 

その彼らこそがめざしたものが、

 

もっとまじめで革新的な生活スタイルだった。

 

それがのちに一大ムーブメントとなってゆく。

 

 

彼らは、たとえば自転車を自分たちに相応しい道具と捉え、

 

CO2を排出する車を避けるようになる。

 

自転車のフレームデザインなどを個性的に作り変え、

 

次々とネイチャーカラーに塗り替え、

 

自然志向の暮らし方を模索し始めていた。

 

 

がぶ飲みしていたコーラをやめ、ハンバーガーを控え、

 

糖分や油について考察するようになっていた。

 

彼らは、ハーブティーなどのオーガニックな飲み物と

 

採れ立ての無農薬野菜のサラダをこよなく愛した。

 

 

新たなライフスタイルが、次第に形になり始めていた頃だ。

 

 

そんな彼らをみていて、僕はまだ、その意図がよく分からなかった。

 

 

そうした変化は、やがて思想や人生観までをも揺り動かし、

 

ニューヨークを中心とした東海岸の文化とは異なる、

 

これまでのアメリカにはなかったムーブメントが、

 

西海岸から生まれた。

 

 

そうした光景をまざまざと見せつけられ、

 

それでもなお、僕はハンバーガーとコークに執着した。

 

当時の、僕らの一種のあこがれが、

 

そうしたアメリカの食生活だったので、

 

アメリカ西海岸の新しいムーブメントの目的が、

 

当時はまだ理解できずにいた。

 

 

1982年に帰国した僕は、何かと湘南にでかけていた。

 

そこで目にしたものは、未完成ながら次第に形成されつつある、

 

いまに続く、湘南のカリフォルニア化だった。

 

 

海沿いに次々としゃれたレストランやカフェがオープンし、

 

そのどれもが自然派志向のメニューを取りそろえていた。

 

やはり、ハーブティーや無農薬野菜のサラダにこだわっていたのが

 

印象的だった。

 

 

サーファーたちの多くが、

 

移動手段を車から自転車に変えていたのもこの頃からだった。

 

 

麻の紐と貝がらなど、

 

自然素材でつくるアクセサリー類を売るショップも、

 

この頃からぽつぽつと目につくようになり、

 

そしてやはりというべきか、

 

海を一望できるヨガスタジオというのもオープンした。

 

 

「サンディエゴとまるで同じじゃないか…」

 

僕の素直な感想だった。

 

 

そのつぶやきをせせら笑うように、

 

湘南のそうした流れはさらに加速していった。

 

そして、いまに至っている。

 

 

湘南に住むひとたちは、

 

いまではそうしたナチュラル志向のライフスタイルが、

 

一見、自然と身に付いているように映る。

 

そして、東京や横浜とは価値観を共有しない独自の進化を

 

遂げている。

 

 

結果、湘南はブランドとなり、その人気は不動である。

 

 

しかし、日米のムーブメントをライブで目撃してしまった僕としては、

 

複雑な感情を抱かざるを得ない。

 

 

サンディエゴの街はいま、すでに先見性は薄れてしまったが、

 

そのライフスタイルはいまも確実に根付いていて、

 

かつてのムーブメントとは違った、

 

とても落ち着いた海辺の都市としての魅力を放っている。

 

 

一方、湘南である。

 

いまも言わずと知れた一大観光地として進化しているが、

 

かつてカリフォルニアをコピペしたこの地は、

 

この先、いったいどこへ向かおうとしているのか。

 

 

カリフォルニアスタイルは、湘南スタイルとして、

 

どこまで浸透しているのか。

 

いや、単なるスタイルだけでは危険な匂いがしないでもない。

 

それが問題だ。

 

 

ひょっとしたら、

 

或る日、私たちが目撃する湘南は、

 

古びた海岸沿いの田舎まちとして映るのかも知れない。

 

 

夢なら、いつかは醒めるのだから。

 

 

怒涛の船上結婚式

素人タクシードライバー

問題は台風直撃の予想のなか、船上結婚式に行かねばならない、

というプレッシャーにあった。

ほぼ決行というので、行くしかないね。

どしゃ降りの霞ヶ関からタクシーを探せど、

週末の土曜なので、官庁街は人気もなくがらんとしている。

当然、行き交う車も少なく、

たまに通り過ぎるタクシーも「迎車」の赤いライトばかり。

そこへモサッと走ってきたタクシーをやっと捕まえた。

「浜松町まで!」びしょ濡れの服をわさわさと拭いていると、

「浜松町ってどこですか?」とこのタクシードライバーが驚くことを聞いてきた。

車はすでに走り出しているではないか。

「うーん、いまあなた何て言ったの?

山の手線の浜松町駅。知らないってホント?」

まっすぐ前を直視している彼は、見たところ働き盛りの40代と踏んだ。

「ええっ、知らないんですね」

「だってナビがあるでしょ?」

結局、このタクシードライバーはナビの使い方も知らないらしく、

私が「次の交差点を左! で、○○を過ぎたら右ね、そうそう、でね…

おっと、そのあたりをゆっくり走って」

気が気じゃない。

そんなやりとりでぐったりびしょびしょのまま、

浜松町の海沿いの通りで降りる。

このタクシーをよーく思い返すと、彼の日本語がたどたどしい。

地理をよく知らない。

タクシー会社の名は忘れたが、ドライバー名は確かに日本名だった。

ビジュアル的には日本人にみえた。

あいつホントに2種免許持っているのかな?

うーん、よく分からない!

大雨の湾岸国道

明日の結婚式の会場となるシンフォニーとかいう船が停泊する

日の出桟橋あたりの道路に私たちは突っ立っている。

雨は相変わらずどしゃ降り。

(問題はホテルだよな、予約してあるホテル)

「確かこのあたりだと思うんだけど…」

スーツケースはずぶ濡れ。

午後9時。ほぼ人っけなしの国道に車が水しぶきを上げて走り抜ける。

iPhoneでグーグルマップを出して目的のホテルをマーキング。

結局トボトボと15分も歩いてめざすホテルに辿り着いたときには、

服はベッチャリ、身体ぐったりで、もう船上結婚式の前にバテる。

ホテルは山手線やら京浜東北線、

新幹線がまとめて通過する横に建っていたので、

絶対に終電までは眠れませんでした 笑

と同時にテレビでは首都圏に台風直撃間違いないという予想、

選挙報道もがんがんやっている。

あー憂鬱。

朝食はめちゃくちゃ美味かったけどね!

嵐の日の出桟橋

姪の結婚式当日は日曜日。

鬱陶しい東京の景色は重たく、冷えているなぁ。

超大型台風はどうも関西あたりを通過している模様。

話はそれるが、この日は弊社ディレクターは大阪でイベント運営の最中だったが、

電車は止まるはなんだかんだで相当ひどかったらしい。

前日にホテルに前乗りしたのは、

奥さんのヘアセット他が早朝予約してあったからだが、

式は午後3時からと待ちが長い。

久しぶりにホテルのテレビをザッピングしたりして時間を潰す。

午後2時乗船。親類初顔合わせ。式、披露宴、なんだかんだで

下船は午後7時頃の予定となっている。

100%暴風圏内での船上結婚式。

これって無事に終わるのかね?

昼過ぎに日の出桟橋に向かおうとホテルにタクシーを頼むと、

全く繋がらない、または1時間待ちという回答。

またしてもひどい降りのなかをテクテクと歩いたね。

礼服びしゃびしゃ。冷たーい!

しかーし、日の出桟橋待合室には人人人で溢れかえっていた。

待合室前には、はとバスがずらり。

東京湾クルーズの予約客の一群はどうやら台風なんぞ関係ないらしい。

乗船前とあって皆ニコニコ興奮気味。

老いも若きもポテトチップスとかビールとかを摂取しながら

満面の笑顔なのである。

ほほう、こっちの常識と真逆の一団をついに発見した。

そうこうしているうちに親戚の連中がパラパラと集まり始めた。

一様に濡れた礼服の水滴を払いながら「大丈夫かね」と口々につぶやく。

やはり不安かつ難しい顔を皆しているではないか。

思うに、あの楽しそうな一団はいまから東京湾クルーズを楽しんで、

まあ午後2時には下船。で、さっさと家路を急ぐのであろうと。

こっちは、その後の夕方、暴風圏のなかを乗船。

で、わいわいなのかどうなるのかよくわからないが、

夜まで宴会のようなものが続く訳なのである。

雨降って地固まるか

乗船して、まず親類写真の撮影となったが、

どうも岸壁に停泊していると結構揺れるので、

なかなか皆一様にポーズが決まらない。

なんだか皆緊張気味に足を踏ん張っている。

当然私も踏ん張る。

ずっと震度2という揺れ状態が続く。

この揺れに逆らうと余計に疲れるし酔うのであろうよ。

早速、海底で揺れる海藻を思い出し、

なんとなく揺れるがままにしていると少し体が楽になることを発見。

以降、そのスタイルを貫くことにした。

東京湾のクルーズ路線は台風のため変更・縮小され、

お台場あたりをふわっと進行している。

高層ビルが霧でかすんでいる。

どこも灰色がかったモノクロームな景色一色である。

が、船内はというと若い連中で盛り上がっているではないか。

酔っぱらって気分が悪くなって甲板に出ようとしている若者をみかける。

その蒼ざめた顔をみてなんだか笑ってしまう。

こっちも次第に、嵐のなかを楽しむのもなかなかのもんで

なんか悪くないんじゃないかと思えてくる。

シャンパン、ワイン、ビール、フォアグラ、ローストビーフ。

ガンガンと食いまくる。

久しぶりにアルコールを摂取してみる。

窓の外を眺めると、嵐はさらにひどくなるも、

船内の熱気はさらにヒートアップ。

歓声の連続が響き渡る。

みんな心底からふたりを祝福しているのがみてとれる。

こうなると若い連中に乾杯ですね。

やはり若いってひとつの特権だと思う。

この世知辛い世の中だけど、まあそのくらいのパワーがないとね。

誰かが例のつまらないスピーチをしていた。

「雨降って地固まる…」

頼もしいふたり

新郎のスピーチでも今日という台風の最中の結婚式を、

皮肉ではなく一生思い出に残ります、

そして今日のように嵐のような状況から出発するのも悪くないと、

かなりポジティブな発言をしていた。

彼は本気でそう思ったのだろうよ。

姪よ、幸せになってくれ。

下船は夜の7時を回っていた。

待合室には誰もいない。

昼間の喧騒がうそのようだ。

風雨がさらに激しくなる。

みな満足げに下船してきたものの、

あまりの激しい雨に呆然としている。

やはりタクシーが全く捕まらない。

しかたなく、誰もが覚悟を決めて、

暴風のなかを燦々囂々散ってゆく。

港では作業員がせっせと建物を囲むように土嚢を積み上げている。

やはりギリギリの船上結婚式だったらしい。

「食神さまの不思議なレストラン」展とスーパー浮世絵「江戸の秘密」展のお知らせ

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弊社のディレクターYuskeが参加しているイベントが、

去る1月末、茅場町にオープンしました。

昨年後半から今年の年初にかけ、弊社は地獄でした 笑

にしても告知、遅すぎ。もう4月ですね。

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で、このイベントは、東京・茅場町のビルで同時開催

されている。

茅場町ってちょっとなんというか微妙なところで、

普段の私には全く縁がない。

名だたる証券会社のビルが並んでいて、

あとはよく分からない。

コンビニとかコーヒーを飲むカフェもあるが、

数は少ないし、がぜん面白みに欠ける街ではある。

そのビルの一角で、イベントが開かれているのだから、

中に入ると、予定外にいい意味で唖然とさせられる。

どちらもファンタジック&ミステリアスな世界が味わえるので、

茅場町異空間と、私が勝手に名付けた。

「食神さまの不思議なレストラン」展は、日本の食の原点を求めて、

がテーマ。

デジタルアートで彩られた神代の四季の森は、美しくもあり、

見ごたえがある。

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日本の食独自の米や味噌、出汁といった和食のルーツのコーナーでは、

いままで知らなかった身近な食材について、しみじみベンキョーさせられる。

とりわけ、米の山を直に手で掬えるコーナーは、トリッキーな

デジタルアートが、不思議な体験として、後々その残像が尾を引く。

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洋食が常態化した私たちには、ちょっとハッとさせられる

体験ではある。

会場の演出は、「シルク・ド・ソレイユ」やスペインの

サグラダファミリアなどのアートをてがけた、世界的なデジタル

アート集団、モーメント・ファクトリー。

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独自のイマジネーションで日本の自然観、そして食を

表現している。

食神さまの世界を歩いて、最後にたどり着くのは、

やはりレストラン。

そのメニューはどれもが「和食」の原点ともいえる品々。

いくつか食したが、これが結構うまい。

いや、かなりうまい。

特にだし巻きたまごは、初めての食感と味だった。

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和食の監修は、京都・美山荘の中東久人氏。

ここで出されるおいなりさんも、ちょっと他と違う。

ゲストシェフとして、京都老舗、澤ノ井の村田吉弘氏、

さらには、フランスの巨匠、ジョエル・ロブションも参加している。

ちなみに、展覧会で登場するキツネ役「ウカ」のボイスキャストは

乃木坂46の松村沙友理と若月佑美。

詳しくは↓

https://tabegamisama.com/

一方、スーパー浮世絵「江戸の秘密」展は、

アメリカの美術館の秘蔵コレクションである、

膨大な日本の浮世絵アートを完全精細にデジタル化したものを、

この会場にフル展開し、来訪者を圧倒する。

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いわば、江戸の町の再現化空間を我々が歩くことになるのだが、

タイムトリップする私の知らない江戸の町なのに、

妙なリアリティがある、とでもいえばよいのか。

巨大かつ美しい浮世絵の数々には圧倒させられるが、

とりわけ、浮世絵たちが動くという新しい体験に、

私はちょっと驚いた。

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さらに、当時の江戸の最先端のファッションとかおしゃれを知るにつれ、

江戸の住人たちはつくづく流行に敏感だったんだなぁと感心しきり。

生活のここかしこにも、この時代特有の秘密が隠されていて、

それを一つひとつ解明できる楽しさもある。

こちらも映像他一切の演出がモーメントフアクトリー。

彼らが描く江戸の世界はかなり個性的。

魅了されつつ、時代を遡ったような錯覚に陥ったのだから、

やはり、それは成功といえるのだろう。

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ナビゲーターは、歌舞伎界のプリンス・片岡愛之助。

詳しくは↓

https://superukiyoe.com/

以上、ふたつのイベントだが、本格的かつかなり斬新な企画なので、

お時間のある方は足を運んでみてください。

ホテルのバスルームに関する考察

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ホテルといってもビジネスホテルの風呂の話。

端的にいうと、風呂というよりシャワールームか?

昔からあそこの使い方に迷っている。

ずっと迷っている。

ホテルの風呂って洗い場がないでしょ。

が、いつも懲りずに自宅の風呂の調子で入るので、

毎回、ベストな方法はないかと悩んでいる訳。

私は海外生活が皆無なので、

そこんとこ、よく分からない。

気になるのは高級ホテルとかラブホテルに、

果たして洗い場があるのか?

これもよく分からない。

というか、知っていたとしても

ここは知らないことにしないと、

話しがややこしくなるので、知らない。

とにかくビジネスホテルの風呂場なのだ。

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まず、バスタブにお湯を張る。

とにかく湯をいっぱいにする。

でないと風呂じゃないじゃん。

温まると、とても落ち着く。

疲れがとれる。

よく眠れる。

という訳で、まずゆっくりと浸かるのね。

問題はその後である。

なんだろうな? ここから調子が狂う。

身体を洗う段になって、

いつものようになにがなんだか、

よく分からなくなってしまう。

冷静にスタートしても結果的に、

狐につままれたように、

いつもの失敗に終わる。

まあ、ようやく目的を達成したとしても、

ビショビショの裸で

ハーハーしながらバスルームから這い出てくる。

いろいろ改善を試みるのだが、

結果はいつも同じとはどういう訳だ!

ホテルの責任者出てこい、とは言わないけどね。

要は、しっかりシャンプーで頭髪なんかを洗いたい。

   顔面を石けんなんかでしっかり洗いたい。

   身体をボディシャンプーなんかでゴシゴシ洗いたい。

   風呂からあがるときにヌルヌルしたものを残したくない。

以上の目的を達成するために、いろいろ順序を検討するのだが、

あるときは泡だらけで上がるハメに陥り、

あるときは洗う順序を間違えて顔面だけ洗い残したり、

身体を再度洗う結果となったりしてしまう。

どうにもこうにも毎回うまくいかない。

この問題に関し、現在分かっているのはですね、

鍵は唯一、ズバリ洗い場しかない訳です。

洗い場があれば、すべて解決となる。

あと、もうひとつの解決策。

それは、石けんで身体をまるごと洗う、である。

そうそう、もうひとつありましたね。

それは石けんとかシャンプーとか一切使用せず、

ひたすらケミカル類を拒否し、

浸かりながらシャワーを浴びる、であります。

以上が解決策なのは私もずっと承知しているのです。

が、出張とかあれこれ出かけたときこそ、

なんとか我が家にいるときと同様、

気持ちの良いお風呂ライフを満喫しようと考えたのが

事の始まりなのですが、

これは私のわがままか、

つまらない贅沢か?

と己に問いかけもしたが、

いやいやそこは工夫次第だよ、というのが、

己からの回答だったのであります。

よって先日も新宿6丁目のビジネスホテルで格闘したのだが、

やはり結果的に敗北したので、腹がたってこんなものを書いてしまった。

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でそもそもこの問題は、話しを遡ると、

あそこに洗い場がないから、

とんでもないことが起きてしまう、ということだった。

(↑ここポイント)

で何度か、挑戦したのは下記の事。

溜めて入っている湯が泡だらけになってので、

そうだタブの栓を抜けばいいのだ!

と思い立ち、実行したことがあるが、

これはアウトでした。

そもそもビジネスホテルの排水溝って

どこも管が細いらしく、

実行したホテルではどこも失敗に終わりました。

それはね、ちょろちょろと減ってゆく湯を眺めながら、

長時間ぼおっーとしている自分は身体がだんだん冷えてきて、

第三者的視点で眺めるに

裸のバカにみえましたから。

という訳で、

以上の私事重要問題に良い改善案がありましたら、

どなたか教えてくれませんかね?

謝礼は、あなたのキャッチフレーズをタダで考えます!

(時価3万円相当)

ウェラブルデバイス初体験

僕の手首にはウェラブルデバイスが巻かれている。

いや、正確にいうと、

私が3日前に意を決して自ら巻いてみたのだ。

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このウェラブルデバイスは時計をはじめ、

歩数、距離、消費カロリー、心拍数、血圧、運動の度合い、

睡眠時間とその質、たとえば深い眠り、浅い眠りなどが

すべて記録される。

こうした類いは、他にカメラとかメールとか、

目的別にいろいろ販売されている。

ネット検索「ウェラブル」で、結構この世界がみえてくる。

手持ちのスマホとはBluetooth接続とアプリ連携で使える。

こう書くとすげぇ難しいように思うが、

要は指定されたアイコンを頼りにダウンロードし、

スマホの設定でBluetoothをオンにすればいい。

で、この健康系ウェラブルデバイス。

改めて己の数値をみてアレコレと思うのだが、

これは便利だぞと人にすすめたい半面、

意識するとかなり監視されている感が強い。

昨夜は、嫌気がさして一度外して放り投げた。

スカッとしたね。

が、数時間後には気を取り直して、再度腕にはめてみる。

今度は、このウェラブルデバイスに関する見方を変えてみる。

うーん、なかなかカッコいい。

未来感が全開。

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明日はちょっと目立つよう腕まくりをして街を歩いてみよう。

で、やはりというべきか、外出先ですっかり他の事に目がいき、

付けていることを全く忘れてしまう。

今朝、ようやくウェラブルデバイスを付けていることに気付いて、

iPhoneで己の数値をチェックしてみる。

おお、昨夜は深い眠りと浅い眠りが程よくミックスされ、

眠りの質は「良」と表示されている。

心拍数は少々高めで出ている。

これは最近風邪をひいたらしいのでしょうがない、と自己判断。

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まあ、なかなか面白いデバイスではある。

が、欠点もある。

血圧の測定数値がちょっとあやしいように思う。

なぜなら、そもそも私の血圧が低血圧気味である訳もないのに、

常に低めに出る。

これは血圧高めの私としては、真実を排除して非常にうれしい数値である。

真実など、この際どうでもいいんである。

で、このウェラブル…(なんか長いので嫌気がさしてきたなぁ)は、

半年遅れの誕生日プレゼントとして長男から貰ったものなのだが、

当初は「タバコをやめろ」との要請から

電子タバコのアイコスを貰う予定だったが、

相変わらずどこも売り切れで、ではということで

このウェラブル…にした次第。

アイコスはよくわからないが、このウェラブル…は、

健康に不安のある年代には使える。

とにかくシニアはいろいろと不安なのである。

日常の己の数値の目安を知る上ではなかなか便利であるし、

なにより手軽なのがいい。

しかし問題がいくつかある。

まず数値が甘いこと。特に前述のように血圧に顕著。

あと常に身につけるデバイスとしては、

充電池の使用時間がちと短いように思う。

ついでに取説の日本語がちょっとね…

ちなみに充電はUSBオンリーなので、ココ気にしよう。

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プライスは、確かアマゾンで6000円前後だったように記憶している。

いまさら監視されたいシニアにおすすめです。

東京村

築地市場の移転問題で揺れていますね、東京都。

たまにニュースや関連記事を読んで思うのは、

世界最大の都市・東京なのに、政治・行政は

田舎レベルだとバレてしまった、ということだろうか。

代々、都知事になるのは実力はさておき有名人ばかりで、

議会は親分・子分の関係が絡み合った寄り合いレベル。

利権がないといえば嘘になるだろう。

こうして次はオリンピック・パラリンピックの開催である。

きっと誰かが一稼ぎをする、しているのだろうことは、

誰もが思うこと。

で、気づいたのは、こんだけ大きな都市だから、

予算は膨大なのだけど、

そこは無尽蔵の如く結構適当だということ。

難しい事、面倒な事は専門家に丸投げし、予算は言い値。

あとはなんとかなってしまうのが東京都だ。

税収が多いし、まあ、たまに失敗しても

誰も責任をとらないところが太っ腹である。

そもそも、リスクを伴わず責任もとらない仕事というのが

イマドキ存在すること自体、私には驚きであるが、

そんな曖昧な集団は、きっと腐る、いつか腐る訳で、

よくよく考えれば、こんな人達の塊は

いまでも日本の何処にでも存在しているのだから、

思わずため息が漏れてしまうのだ。

こうなると、経営という側面のみで考えるに、

花の都・大東京の政治・行政を動かすのも、

それほど大変なことのような気がしないから、

こちらも親近感が湧いてくる。

零細企業なんかを経営するほうがよっぽど難しいのではないか。

これは半分皮肉だが、半分は本気である。

かつて東京に住み、東京の企業に勤め、

更に友人たちと会社を立ち上げたときのことではあるが、

この頃は当然、夢と希望もあった訳だが、

それに沿うように先行きの不安が始終ついて回っていた。

いくら零細とはいえ、潰してしまっては大変な事になる。

常に危機意識が拭えない。

コスト、創意工夫。

そんな言葉がいつもアタマを駆け巡っていた。

とまあ、これがフツーなんだけれどね。

さいわい、東京と言うところは企業数がずば抜けて多く、

よって仕事も大量に発生するので、

営業力とツテとそこそこの仕事をこなしていると、

経営はなんとか維持することができたのである。

事務所の家賃など固定費等の維持費は高いが、

それを上回るメリットがあるのが、東京なのである。

よってリスク覚悟でビジネスをするのに、

東京はかなり面白いマーケットではある。

で、肝心の仕事の質・レベルだが、

凄い仕事をする会社や人間がいるのも東京だとしたら、

逆に低レベルでもなんとか喰えてしまうのも、

東京という所ではある。

才能と実力がなくても、

ツテでなんとか凌ぐことができるのが、

東京のおおいなる包容力といえるのではないか。

こうした感想は私の勝手な経験則で、

皮肉でもなんでもない。

が、こうした事情がクリエーターに限ったことなのかどうかは

私にはよく分からない。

よって、この話は広告業界限定である。

そしてやむを得ない事情で東京を離れて実感したのは、

仕事の仕方、そしてマーケットとその構造が全く異なることだった。

この場合のマーケットとは、

東京以外というマーケットという定義にしておくと分かり易い。

仕事の規模も小さく数も少ない非東京マーケットは、

当然、クリエーターの数も少ない訳だが、

なんというか、そこにハッキリと生存競争の原理が働いているのが

手に取るように実感できるので、

ひょっとしたら東京以外のほうが、

厳しい環境下なのかも知れないということだ。

非東京マーケットはおおむね、

媒介として、大手広告代理店が介在しない。

よって、経営者と直にやりとりする。

ときに厳しい言葉を投げかけられる。

おまけに予算が少ないことのほうが断然多いのが、

非東京マーケットである。

そこには、仕事のレベルも関係するようにも思うし、

営業力も影響するのだが、

更に難しいのは、経営者の志すところを察知し、

それを共有しないことには

仕事が立ちゆかなくなることである。

こうした環境下において、非東京という仕事場には、

あの大東京市場のような包容力もなければ、

無駄とか余力というものは一切存在しない、

ということである。

よって各企業の切実さも直に伝わるし、

経営者が決断して身銭を切る分、

当然のようにこちらに要求するハードルも高くなる。

翻って思うに、

東京にはそれなりに過酷な何かが存在するのも確かである。

その過酷が何かは、それぞれの人によって違うような気がする。

それを分かった上でなお、

ビルとか混雑だとかの見た目とは裏腹に、

あんなに住みやすい、いや生き易いところもない。

それが東京のように思う。

だから皆、東京を出るのを嫌がる。

そして怖がる。

逆説的にモノを言うようだが、

東京には「村」のようなやさしさがあるように思えてならない。

これが一極集中日本の光と影の現実である。

だから誰も東京をめざすのだ。

だからみんな東京に居続ける。

だから東京はいつも人がいっぱいなのである。

東京という村を一歩出ると、

そこには喰うものもなく山姥がいて、

カッパが出て、熊に追いかけられて、

おまけに真っ暗で…

おっと、またひねくれてしまった、

ヤメとこっと!

ギジンテキ自販機論

よく使う有料駐車場がありまして、

そこは長時間駐めていても割安なのですが、

精算機に千円札を入れるといきなりひったくるので、

当初は背後に人がいるのだろうと

ちょっとアタマにきたことがありましたね。

(大人げない)

去年の暑い日に街を歩いていて

喉がカラカラになってしまい、

目の前にあった自販機に小銭をいれたのだが、

冷え冷えの富士のミネラル水が全然出てこないんです。

もう喉がゼイゼイしていまして、

しょうがない諦めるかと返金操作をしても、

なんと小銭も戻らないんですね。

で蹴っ飛ばそうとしたら、

警報器が付いていますよステッカーが貼ってあって、

荒い鼻息のままどうしてくれよう、もう小銭ないし…

あとは一万円札のみ。

と故障の際の電話番号が書いてあるステッカーをめっけまして、

この怒りをどうしてくれようと力み気味に電話を致しましたところ、

いつまで経ってもだぁれも出ない。

ここで怒りマックス!

再び返金レバーをガチャガチャやりまして、

全く小銭を返す意思がない涼しい姿の自販機に

遂に蹴り! を入れようと思いましたが、

ハタとまわりを見渡すに、

私を不審の目で見るオバサンが約一人、

横のマンションの3階から見下ろす学生らしき兄さん約一人を確認致し、

なんと炎天下に冷静を装い、

何もなかったの如く歩き出す私なのでありました。

いま思いだしても腹が立ちます。

そしてですね、

以前の事ですが、お客さんとの打合せが長引きまして、

やはりぐったり歩いていますと、

またまたここで自販機が目に入りまして、

めざす私好みの缶コーヒーを購入したところ、

この自販機がなんと「今日もお疲れ様でした!」と

若い女性の声でささやくのでした。

これが結構情のこもった声でありまして、

思わず自販機を振り返った私は微笑んでしまい

騙されそうになりました。

後日、この日は午前中でしたが、

この自販機で再び缶コーヒーを購入したところ、

「いってらっしゃい!」と声をかけられた私は、

なかなかよくできた自販機だなぁと感心しきり。

時間帯でメッセージを切り換えていることを知りました。

さて遡ることムカシムカシなのですが、

まだ自販機がしょぼい頃に

我がいなか町に画期的な自販機が登場しまして、

お金を入れると程なくしてあったかいうどんが出てくる。

これには皆驚きまして夜中によく喰いに行きました。

で、ここでやはりちょっと気味が悪いと思ったのは、

うどんが出てくるときのこの自販機の動作なのですが、

どうも誰かが後ろからそっと差し出すような感じで

いつのまにかうどんがすうっとあらわれる。

とですね、いろいろな体験を経て、

もうすでに私のなかの自販機は擬人化しておりまして、

次回より小銭を投入したにもかかわらず商品が出てこない、

または返金にも応じず涼しい姿をしているときは、

躊躇することなく蹴飛ばしてやろうと思います。

そしてあたたかい声をかけられたら、

なんのためらいもなく微笑もうと…

終息しない危機

熊本地震が起きてからというもの、

どうも落ち着かない。

考えがまとまらない。

そんな症状に悩まされる。

個人的に抱えている問題は山積だが、

それにしてもテキパキと処理が追いつかないのは、

自己内に沈殿している不安が足を引っ張っているのだろうと

推測する。

熊本と大分の県境あたりに古い友人がいる。

未だ連絡できないでいる。

あいつも不安な毎日を過ごしているに違いない。

お互いずっとアナログな付き合いできたので、

連絡はいつも電話のみ。

あとはフェイスtoフェイス。

メールとかそんなものはお互いに知らない。

こういうときには困るなぁと実感する。

今週のうちに電話を入れるつもりだが、

向こうのことを思うといつ連絡してよいものか、

それさえ迷う。

結局、自分になにができるのか?

それも不明だが、

できる限りのことに応じたい。

昨日は、とりあえず赤十字を通して寄付。

それしかいまの自分に思いつくことがない。

それにしてもこの日本という国は、

多角的に考えるといろいろ問題があるが、

それはどこの国でも差異こそあれ、

同様の問題を抱えている訳で、

私的にとても良い国と思っているが、

それにしても、地震のリスクが大き過ぎる。

多大なダメージが人々を襲っているのだから。

これらがすべて他人事でなく、

そのどれもが対岸の火事ではない。

誰の身にも迫っているのが、

この日本列島に暮らす人の現実だ。

時に恐ろしい一面を覗かせ、

人を恐怖に陥れるのがこの国の裏面であり、

原発のことなど人為的なことを鑑みても

それは思うことなのだが、

平時のこの国の表顔が本性なのかどうかは、

それぞれの考え方の違いによる。

これは私にも分からない。

いずれ、いまの危機である。

現在進行形で危機は続いている。

誰もが、難題を突きつけられている…

そのように思わざるを得ない。