シングルベッド

ダブルベッドではなく、シングルベッド。

ツインではなくシングルにこだわる。

私が寝ているのがシングルベッドだから、ではなく、

つんくの古い歌「シングルベッド」がどうにも好きだから、

という訳。

若い頃ってだいたいシングルベッドに寝ているじゃないですか。

安っいやつ。

で、彼女ができる。

遊びにくる。

シングルベッドで遊びます。

当然安いスプリング。

なのでギシギシうるさいんだけど…

それがとてもプアだけど、蒼い感じがいい。

敷き布団?

ダメですね!

イメージが違う。

じめっとしてしまいます。

ダブルベッドじゃ、落ち着きすぎ。

婚姻届けを出しました感が出てしまう。

かといってツインベッドだと、お金は一応あります、余裕もあります、

だけどもう中年だし愛もそろそろ萎んでしまいました感が出てしまって

どうも、遠い日の恋のうたにならない。

で、シングルベッド。

カラオケに行くと、どうしても歌ってしまう。

で、なんだか悲しくなるんだよなぁ。

失恋した男のうたなんだけど、

詞が上手いというか、

ああ、恋も人生もタイミングなんだと

いまさらながらつくづく思うんです。

詞の特にここんとこが肝。

「恋は石ころよりも あふれてると思ってた

なのにダイヤモンドより 見つけられない」

つんくってモーニング娘のプロデュースとかでなく、

純粋に作詞家としての才能に溢れているんじゃないか?

阿久悠さんを尊敬しているという話だし。

モーニング娘。は社会現象になったけれど

私はああいうのが大嫌いなので全く無関心だったが、

シャ乱Q時代の作品はどれも良かったぞ。

いまはつんく、声出なくなっちゃったけど、

古い知り合いのように思っているぞ。

応援している!

シャ乱Q

シングルベッド

作詞:つんく
作曲:はたけ

流行の唄も歌えなくて ダサイはずのこの俺

おまえと離れ 一年が過ぎ いいおとこになったつもりが

それでもこのとしまで俺が 育てた裸の心は

おシャレをしても 車替えても 結局変化もないまま

早く忘れるはずの ありふれた別れを

あの時のメロディーが思い出させる

シングルベッドで夢とお前抱いてた頃

くだらない事だって 二人で笑えたね

今夜の風の香りは あの頃と同じで

次の恋でもしてりゃ 辛くないのに

寄り道みたいな始まりが 二年も続いたあの恋

初めてお前抱いた夜ほら 俺の方が震えてたね

恋は石ころよりも あふれてると思ってた

なのにダイヤモンドより 見つけられない

シングルベッドで二人 涙拭いてた頃

どっちから別れ話するか賭けてた

あの頃にもどれるなら お前を離さない

シングルベッドで夢とお前抱いてた頃

くだらない事だって 二人で笑えたね

今夜の風の香りは あの頃と同じで

次の恋でもしてりゃ ああ 辛くないのに

恋のうた

カラッ風の吹く寒い夜は

あの人のことを思いだそう

ラジオを消して

紅茶でも入れて

伝えて欲しい

私は今夜もひとりですと

涙がこぼれる枕元に

詩集を幾つか並べれば

そんなもの読まなくたって

人は物語をつくれる

そんなものだろう

男と女の間には…

という台詞があるけれど

超えてみたいと思う日は

「シェルブールの雨傘」を

観てからにしよう

好きですと言ってから

考え込むのはもうやめよう

どうせ

人の心は

走馬燈のように

風のように

便箋を用意して

どのペンで書くか

そんなことをしているうちに

言いたいことがこんがらがる

とりあえず書き出さないと

始まらない

何もかもが

ホントの恋

ホントのヒトトキ

ホントの気持ち

ホントはホントは

あなたって

なんなのさって

ホントは

叫びたい

恋のピスタチオ

その魅力的なスタイル

みんながほっとかないね?

ピスタチオ

南国生まれなんだね

なんて日本で魅力的!

僕もあいつもお前の虜

今日も街でお前にアタック!!

なのに切ないピスタチオ

なかなかガードが堅いから

なかなかガードが堅いから

ああ ナッツやピーナッツみたいに

答えてよ

その魅惑の笑顔でひとことOK

それが僕の夢なのさ

それが僕の夢なのさ

塩辛いピスタチオ

殻の固いピスタチオ

今日もコンビニへ出かけるぜ

今日もまとめ買いだぜ

愛してるぜ

愛してるぜ!!

ビスターチーオーーーーーー!!!!!!

※最近、ピスタチオに凝ってます。こりゃ、猿もなかなか食えないだろうな
 なんて思いながら、殻をいちいち剥いてニタニタしています。

フォトフレーム

僕にとって

あの日は

世界がひっくり返るほどの

驚きと

よろこびに溢れていたのだけれど

いまになって思えば

君は

あの日あのできごとに

あくびのでるような

退屈さを覚えたことだろう

僕はあらん限りのことばで

君に伝えようとしたんだよ

微笑んだ君は

たいして語ることもなく

OKってそれで

遠くをみつめていたね

(不確実なあるいはうつろい)

ただ、あの笑顔だけは

いまさら取り消さないで欲しい

(悪夢のなかで泳ぐこと)

おとなになりなさいって

君はよく言ってたが

おとながなにを考えているのか

僕に教えて欲しい

だって

おとなは愛し合わないのかい?

おとなはホントのことを語らないのかい?

(あるいは武器として)

君にとっては面倒なことだけれど

それがせめてもの愛だろう?

僕にしてみれば

悲しいけれど、それでも

ちっぽけな

愛なんだろうと思う

(滑稽なおとことテーブルの上の写真)

さようなら

軽井沢

軽井沢

失恋のようなさみしい底冷え

白い国道沿いに立って

碓氷峠をみつめる

吐息のような煙を吐いた

トラックが1台

やっと故郷に帰る旅人のように

それは哀愁の姿

軽井沢

氷にまみれた中から顔を出す雑草は

何にもすがらずに

耐えている

雪の幻想の国のように

垂れかかる木々

暖かい暖炉が待っているのかいないのか

こっちを向いて猫が鳴く

軽井沢

その事はもう忘れてとあのひとは

私の胸のなかで

ひとときうずくまる

私は雪を振り払い

凍える手を握る

これからもっと北へ行くのだと

私は曇空に語るのだ

悲しいときは

悲しいときはオープン・ハート

この世界はひとりじゃないぜ

泣いて狂って脳みそなんか吐き出しちまえ

おとななんか信用するな

分かったような顔に回し蹴り

説明なんかすることはない

みんなのなかで生きてゆけ

悲しいときはオープン・ハート

この世界にたったひとりだとしても

この想いを宙に聞いてもらおう

おとななんか信用するな

訳知りの言葉に毒を吐け

説明なんかすることはない

夜露も結構あったかいこともある

悲しいときはオープン・ハート

あとは時の神様に頼むのだ

心はじつにタフなのだと分かる

ニヤニヤしたおとなに唾を吐け

説明なんかすることはない

あとは

ほろ苦い想い出が胸にポツンと残るだけだ

だから
悲しいときはオープン・ハート
悲しいときはオープン・ハート
悲しいときはオープン・ハート

荒野で吠える狼となれ