そのカフェは、
山の中腹を横切る国道を右折し、
谷底へ降りるように下った川沿いにあった。
住所でいうと、神奈川県愛川町半原。
川は一級河川の中津川だ。
この近くには、宮ヶ瀬ダムもある。
クルマでもう少し奥へ行くと、高尾山にでる。
方向を少し西に向けると、山梨県の富士五湖へも出られる。
首都圏にしては、自然はたっぷりなのだ。
目の前の緑が濃い。
川を流れる水の音が涼を呼ぶ。
都会のカフェがそのまま移動してきたような、
洒落たお店だ。
こんなところにと言っては失礼だが、
お客さんなんて来るのかなと甘くみていたが、
店内はほぼ満員だった。
駐車場が狭いので苦労する。
ここに来た目的はパフェ。
以前から種類も豊富でおいしい、
と聞いていた。
ボクは普段、こういうものを摂取しないけれど、
1年に一度くらいの間隔でモーレツに食いたくなる。
よって、2年ほど前の夏は、
横浜のランドマークタワーにあるパフェの専門店で、
チョコレートパフェを食った覚えがある。
去年はたしか、町田の小田急デパートにある、
西村だったような気がする。
で、横浜でいただいたパフェは、
ボクの知っている伝統的なパフェであり、
生クリームと幼い頃を思い出すアイスクリームに、
甘いチョコレートがたっぷりとかかっていた。
今回尋ねたこの店のパフェは、
なんというか新しいパフェなんだと思いましたね。
果物がたっぷりと入っていて、
細かい氷のシャリ感とよく合う。
あとはミントのゼリーとアーモンドと
未知の何かがはいっているのだろうか?
んー、よく分からないので、
新しい味とでもしておこう。
そういうことなのだ。
ホントはテラス席で、
川を眺めながら食したかったが、
やはり人気の場所らしく、
室内席で我慢しましたね。
帰りに川沿いの道を走ると、
子供たちが川で泳いでいる。
釣りをしている人も多数。
その先にあるマス釣り場は、
クルマが満車だった。
強い日射しと白い雲。
夏だなぁって実感。
にしてもパフェは冷えるなぁ、
帰ったら熱いお茶でも飲もっと。
おいしかったけれどね!