ノマドは遊牧民、クラウドは雲。
固定の場所に住み着かない生き方で、
遊牧民は、自由に住み処を変える。
仕事も同じ。
固定のオフィスに毎日通わない、
また、そこに縛られることなく、仕事をする。
例えば、それは街の喫茶店でも公園でもOK。
大げさにいえば、この日本にいなくても良い。
連絡手段は、スカイプなんかが適当だ。
通信費はタダだし、音も安定している。
そんなとき、情報や書類等は、ネット上に預けておく。
身近なもので、ストレージサービスがある。
どこでも、IDとパスワードで、書類を引き出し、
そこで作業ができる。
iPhonやiPadとか、アンドロイドがあれば、事は足りる。
何もない場合は、ネットカフェからでもOKだ。
あとは、こうしたスタイルに適した仕事か否かということ。
私の場合を言わせてもらえば、まあ半分ほど一致している。
で、ノマド化、クラウド化は進行中だ。
せこい話だが、問題はバッテリーの消耗。
私の場合は、何処でもネットに繋げるよう、
iPadにWi-Fiルータを使っているが、ルータの持ちがせいぜい4時間。
電源の確保が必須だ。
クルマの場合は、シガーソケットから、
手持ちのパソコンは、USBから電源が供給できる。
旅行に行ったときなど、
私は、ホテルの部屋に入るとまず、コンセント探しをする。
都会にいる必要性とか、ラッシュに揉まれる毎日、
そして、渋滞のストレスと時間の無駄…
この辺りを解消する術が、ノマド&クラウドスタイルだが、
こうしたスタイルを実践している方たちは、確実に増えている。
が、古い体質の企業などでは、管理する側からいえば、
こうした方たちが気に入らないだろうね。
働いている姿を監視ができないと不安になる。
働かされている方も、同じ。
マゾっぽく机にしがみつく習性が残っている方も、
いまだに多いことだろう。
しかし、時代は確実に動いている。
見せかけの生き方や仕事は、いま綻びつつある。
勘で申し訳ないが、居住も仕事も、これからは全く違ったものが
脚光を浴びるような気がしてならない。
例えば、がんじがらめのローンを組んでマイホームを建て、
そこに束縛されて住み続けるというのがいまの主流だが、
これは誰かの策略なかと、最近思うようになった。
これからは、各地を転々とするのも悪くはない。
極端なことをいえば、昨日は東京にいたが、今日は沖縄、
で明日はロンドンなんていうのもアリ。
季節や数年ごとに住む処を変えている方も、実際にいる。
住所不定で一見怪しいと思われるも、
こうしたスタイルは、人を自由にする。
生まれ育った処にずっと住み続けている、
地元が大好きでなんら不満はないという方は、
その価値観に従えば良いと思う。
が、諸事情により、そうでない方が多いのも事実だ。
私事だが、いま自分のふるさとが何処なのか、
よくよく考えると分からない。
こうしたとき、私は、脳のソフトを入れ替え、
新しい価値観に準ずることにする。
こうして、ノマド&クラウドな生き方は、
ライフスタイルを変えることができる。
自分で生き方や仕事を考え、見通し、自分の力で
生きていかなければならないこのスタイルは、
必ず結果を出す必要がある。
でなければ、
経済的に立ちゆかなくなることは目にみえている。
結果が出さなければアウトなので、自ずと能動的になる。
このスタイルは、その位の刺激がある。
自由に生きるには、パワーとエネルギーが必要だ。
そして、自由と厳しさは、裏腹だ。
上辺だけを掠め取って、いい加減に始めると、
このスタイルは火傷をする。
私も多少の火傷をしている(笑い)が、
次第に、そんな時代になりつつある。
時代に乗り遅れている僕。
彼方は先端を行く。
面白い動き方を発見する!
彼方は実に頼もしい気がする。
次回はなんだろうと思いながら。
サスケさん)
ちょっとおおげさに書いてしまいました(ペコリ)
が、ホントにこんな時代に近づきつつあります。
が、先端か否かは別の話でして、私もホントは
呑気にジャズ喫茶かなにかできたらな…なんて
考えることもあります。
これも職業上、知ってしまった事実でして、
こんなことも始まっていますという、アナウンスのひとつとして
受け止めてくださいね。
コメント、ありがとうございます。