人を助ける人を、天は助けるそうだ。
出典は不明だが、
福沢諭吉が言いそうな気がする。
納得。
昔、人でなしには、必ず罰が当たった。
幼心に、道徳を躾けられた身には、
そうして世の中は回っているようにみえた。
だから、自らの行いに良からぬ事があると、
怖れが芽生える。
怖れは悪夢を呼び、不安をかき立てる。
私は、
悪事ばかり働いていたので、
心の休まる暇がなかった。
万事急須!
しかし、悪人といえども、
心を入れ替えれば、天が助けてくれる。
これも、出所が不明だが、納得。
人は、やり直すことができる、らしい。
人生のリターンマッチで、
なんとか辻褄を合わせる。
誰も最後は、
穏やかになりたい、のだ。
なので、心を入れ替える。
曰く、
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
これは、ヒンドゥー教の教えだが、
あのマザー・テレサも同じような言葉を残している。
曰く、
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
ちなみに、私たちの親しんでいる仏教も、
広義にはヒンドゥー教の流れを汲んでいる。
妙な成功本より、よっぽど面白いのだが、
いざ、実行するとなると…
そこが難しいんだよね?