外出が続くと、ついパンとコーヒーとかで
軽く済ませている場合が多い。
が、これが続くとなんだか違和感が出てくる。
体が、違うぞと言っているように思う。
で、ご飯とか蕎麦が無性に食いたくなる。
飯系はおにぎり、蕎麦系はたぬきそばとなる。
なぜおにぎりとたぬきなのか、そこは判然としないが、
この2種を摂取すると、
なんだか体がリセットされた気になる。
不思議。
西洋に行くと(表現が古いな)、朝食は、パンだ。
安宿に泊まると、朝食に出されるパンもかなりまずい。
まず堅いし、なにより素っ気ない味。
シンプルといえばそうだが、私には馴染めない。
紅茶もティーバック、で薄いのばっかり。
運んでくれる女の子も、なんだかふて腐れているから、
余計にまずい。
日本で食う安い食パンのほうが、よっぽどうまいのだ。
で、東南アジアはどうだろう。
私はまだ東南アジアへ行ったことはないが、米系はありそうだ。
が、辛かったり香辛料が入っていたり、汁物の飯のイメージ。
きっと味噌汁もお新香もないんだろうな。
ムカシ、南の島へ行ったときも、数日で米が食いたくなり、
日本から持って行った農協の温めて食えるご飯と
即席の味噌汁に救われたことがある。
あっ、梅干しもね。
これから海外を考えている私にとって(?)、
食い物の問題はかなり深刻だ。
最低、数日に一度は、正しい日本の飯でなければならない。
向こうの日本食をいくつかチェックしたが、
かなりの高額。
全然お財布にさやしくない。
うーん。
向こうの言葉とか気候とか習慣とか、
まあクリアすることはいくらでもあるが、
私の場合は、まず飯なのである。
飯の問題をクリアすると、だいたい大丈夫。
生きていけそうな気がする。
そこんとこのみ、柔軟性に欠けるな。
特に、朝の飯にはこだわるね。
まず、寝起き。
うまい緑茶を一杯飲みたくなる。
コーヒーは後ね。
で、味噌汁は、味噌と具のコラボに期待する。
海苔でも卵焼きでもうまいのが食いたい。
魚はアジの干物だろう。
佃煮はどうだ。
濃すぎず、薄すぎずがご飯に合うんだよな。
とまあ、私の場合は面倒くさいのです。
いっそ向こうで日本食の朝飯屋をやるか。
と、これはやけくそ的ビジネスの発想。
閑話休題
以前は我が家も、朝飯はパンの時代がありました。
しかしです。もう、朝からバターだのジャムだのと、コテコテ。
もっと遡ると、ケロッグとかそういうもの。
シリアルしか食わないときもありましたね。
が、年がいくと米です。
米に戻ります。
米はいいですね?
なんといっても味噌汁とのマッチングが素晴らしい。
これは、日本人の知恵ですね。
皆さん、日本のメシ、食ってますか?