ろくなもんじゃねぇ、なんて言いたくもなる今日この頃。
仕事、家庭、その他せっこい事柄も織り交ぜると、
生きてゆくとはかなりしんどい事だなぁと感じる訳で…
毎日が楽しくて楽しくて仕方がない、なんていう方が羨ましい。
恋でもしておられるのでしょうか。
健康そのもの。
自動的に大金が舞い込んでくる。
こんな感じか?
どうか一度、楽しく生きるコツを聞いてみたいものである。
でもホントはね、
こういう方たちに対し、私は懐疑的なんです。
何故なら、神さまは私たち人間に、
そんな楽な生き方は与えないから…
ただ、なんというか、死んだら終わりだから、
それならいっそのこと楽しくと、
享楽に走るのも良いかと考えてもみる。
しかし、よくよく思索するに、
こうした場合は享楽でなく、哲学だな。
哲学。
例えば、
貧乏ながら楽しく生きる知恵
愛がなくたって大丈夫という孤独の哲学
人の死にも己の死にも正面から向き合える強さ
己の生い立ちの悪さ、環境をすべて許す寛容さ
そして
―生きるとは何かを悟っている―
こういう方がたまにいらっしゃいます。
いや、
世界情勢も経済も収入も、そんなのカンケーねぇー
働こうが道端で寝ていようが、そんなの気にならねぇー
はたまた、
絵を描いていればそれだけで幸せ
電車に乗っていればそれだけで幸せ
世間にはいろいろな方がいらっしゃるもんだ。
うーん、コツはね、
己のハードルを低くする?
いや、開き直る事?
この話を進めると、いつも泥沼にはまってしまいそうなので、
やはりこの辺でヤメにします。
少し分かったことがあります。
楽な人生はどのみちないってこと、
どのみち苦労はついて回るってこと。
やはりキーワードは
「ささやかな何か」なのだと思います。