いつだって僕は
自由だった
思うがままに振る舞い
世界の中心はいつも自分でね
だけど
ホントはずっと孤独だったんだよ
独りだった
そんなとき
すれ違いざまに
君の涙をみたんだ
その憂いた横顔
僕が惹かれないとでも?
孤独のなかに
やがて
君は棲んでくれた
だから僕は思うんだよ
振る舞いなんていうものは
いつだって変更可能だし
僕の自由なんていうものは
どれほどものでもない
だから
ちょっとした違和感なんて
気づかないほどに
分からないくらい
すっと躰に馴染むのさ
ホントは
ずっと誰かを待っていたんだ
ずっとね
それは
僕の自由を捨ててもいいくらいに
ああ
なぜこんな話をするのかって
変なことを言うねって
だからさ
僕はいま君に
こうして告白しているつもり
なんだけどね…