辿り着けないもの

世界は本当に変わるのですか?

あなたが変わると思うのなら
世界は変わります

しかし、まずあなたが変わらなければ
世界は変わらないでしょう

で、あなたは自由ですか?

いや、いろいろありまして、と言うのなら
あなたは不自由のままでいましょう

自由は心の在りか

まず、あなたがイメージしなければ
自由は
永遠にあなたのものにならないでしょう

幸せになれますか?

あなたはあなたに聞いてください

それがよく分らないと思うなら
あなたは、幸せなのでしょう

幸せはどこにでも落ちています

ただそれを、拾いさえすれば良いのだから

青い鳥は
いつもあなたに捕まえられることを
願っています

願っています

こんな簡単なことなのに
誰も辿り着けない

誰でも分かることなのに
答えがみつからない

ああ、私たちはいま
とてもやっかいな時代に生きているだ

私たちは
かなり面倒くさい生きものとして
進化しているんだ

いや、
進化という退行の道を
突っ走っている

「辿り着けないもの」への2件のフィードバック

  1. 「自由」「幸せ」「世界を変える」というようなことを考えることは、哲学の始まりであるし、哲学の最後の問でもありますね。
    つまり、人間がこの世に生を受けたら、もう宿命的に背負わなければならないテーマということなのでしょう。
    人間は、>「進化という退行の道を突っ走っている」 というフレーズは、いろいろなことを考えさせてくれます。
    そうですよね。 「進化する」 ということは、面倒くさいものを背負っていくことなのかもしれないし、そもそも 「文明は進化する」 という考え方自体がもしかしたら、最初から間違っていたのかもしれない。
    …そんなことすら、考えさせてくれます。
    「進化する」 と考えてきたから、さらに 「もっと良い状態を…」 と、人間はあくせくしてしまうわけですものね。
    もし、社会とか文明というものが、別に進化するものとは限らないと考えれば、「自由」 とか 「幸福」 とかいうものも、その場にゴロっと転がっているだけなのに、気づいていなかっただけなのかもしれない。
    そんな感じで、今まで目に入らなかった 「幸せ」 を、これから身近なところでつかんでいこうと思っています。
    なにはともあれ、明けましておめでとうございます。
    今年もよろしく。
     

  2. 町田さん)
    かなり偉そうに書いてしまいましたが、その理由は簡単なんです。コレ、実は私自身に向けた言葉なんですね。
    で、問答形式でエラソーに書いてみました(笑)
    ただ、少しでも気づきが或る方がいれば、ちょっと振り返ってもらいたいという意味も込めました。
    要は、シンプルに生きたい、という自分に向けたメッセージです。
    私も含め、みんないろいろ疲れていて、混乱していて素直になれないときもありますよね?で、なんだか情報ばかりに振り回されている。
    かなり危うい状況だと思いますが、そんなときは、ルソーの「自然に返れ」という言葉が響きます。
    ここで言う自然とは、ひょっとして素直になれとも私には解釈できます。
    素直でシンプルな奴は、きっと良い奴で自身も幸せなんです。
    間違いない!(永井秀和風に…)
    コメント、ありがとうございます。今年もよろしくです!
    と言う訳で、今年はもっと素直になりたいと考えております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.