トランプが大統領に就任してから、
連日、すごいニュースの連発だ。
これがアメリカ限定の出来事であればいいのだが、
世界中がトランプに振り回されているのだから、
やはりトランプ大統領のアメリカって大国なのだ。
いや、アメリカのトランプ大統領が強烈なのだ。
ウクライナ情勢、ガサ地区など、中東も大きく動いている。
とりわけ映像でゼレンスキー大統領を観察していると、
なんだか彼の表情が浮ついている。
演技っぽい。
トランプとプーチンが仲良くなり、
NATO(北大西洋条約機構)もEU(欧州連合)もはしごを外された格好。
(アメリカはNATOから抜けると思う)
欧州も経済的に枯渇してきているし、
各国も国内が騒がしく分断が進んでいる。
これらはおのずとプーチンの思う壺となり、
陰に隠れているようにみえる中国はやはりと言うべきか、
トランプ大統領に強烈に敵視されている。
さて、トランプ大統領の関税政策はうまくゆくのか?
まずおおげさな数字をあげつらって世界を驚かす。
そして相手国と少しずつ間を詰める。
彼の真の矛先は中国だと思うが、それだけではない。
アメリカも借金が膨大で、その利息の支払いだけでも、
とんでもない額に達する。
で、まずはドル安に導いて利払い額を減らそうとしている。
さらに、関税で稼がなくてはならないから、
言うことやることがいちいち敵対的な物言いとなる。
アメリカって、実はそれほど行き詰まっているのだ。
そして、バイデン大統領時代に大挙して入ってきた不法移民も
国外追放しなくてはならないし、超忙しい。
犯罪は増えるし、クスリは蔓延するしで、どうにもならない。
それを助長していたのが国境を接しているカナダとメキシコ。
なのでトランプ大統領はまずこの2国を狙ったと思う。
さらに、パナマ運河の主要なところも中国企業に支配されているし…
と、散々なのが現在のトランプ大統領のアメリカなのである。
で、果たしてトランプ大統領が繰り出すこれらの策は、
ホントにうまくゆくのかだ。
失敗すれば、ただの景気後退では済まないだろう。
なにしろアメリカは通貨発行権を握っているけれど、
こうした事態に陥るとドルの信用に関わる。
ちなみに現在のドルは、
金や銀や石油などと価値を紐付けてない。
何の裏付けがない訳だ。
よってみんながドルはだだの紙切れだと思った瞬間から、
ドルはただの紙切れと化してしまうことだってあり得るのだ。
(円も同様だけど)
要するにいまのお金って、共同幻想で成り立っているのだ。
こうした事態が続くと、いったい何が起こるのか?
またどのようなかたちで日本に影響を与えるのか?
専門家でもない私には、このあたりがよく分からないが、
このまま日本だけが無傷で済むハズもないし、
イヤ~な予感だけが漂うのだ。
ニュースを観れば地震も山火事も多発している。
今年はなんだか世界がかき回されている。
田舎に引っ込んで野菜づくりを学びたい…
最近はそんなことをぼんやりと考えたりしている。