久しぶりに東名高速をかっ飛ばして、富士山をめざした。
山中湖畔に着いた頃から、陽ざしが出てきて、
なかなかの旅行日和になる。
紅葉が目にしみる。
湖面が光っている。
いつも夏しか来たことがなかったので、
紅葉の季節もなかなかいいなぁと思った。
湖畔から山へクルマを走らせると、
三島由紀夫文学館があった。
ここの存在をボクは知らなかった。
この日、宿で読むつもりで持参してきたのが、
偶然にも三島由紀夫の文庫本だったので、
ちょっと驚いた。
山中湖は標高が高いところにあるので、
昼間でもかなり寒い。
翌朝の気温は3℃だった。
河口湖をめざす。
新しい道路が複雑怪奇に増え、
ナビをみるのもメンドーになってきたので、
道路標識に従ってテキトーに走る。
早朝にもかかわらず、すでに湖畔の駐車場は、
クルマがほぼ満杯。
聞けば、紅葉まつりとか。
平日にもかかわらず人出が凄いことに。
ボクら夫婦は人混みと渋滞を避け、
湖畔の反対側へと移動。
富士を真正面にしたポイントに出会う。
ちょっとした横道に逸れただけなのだけどね。
「あっ、忍野八海に行くのを忘れていた」、
ということで、再びクルマを山中湖方面へ。
富士の絶景は、やはり忍野からでないと。
八海は陽ざしでまぶしく、
ちらちらと魚影がみえる。
見上げると空がでかい。
そしてやはり富士山はいつみても、
高く雄大だ。
山頂にわずかだが白いものがみえる。
が、ここも観光バスがひっきりなしに来ては、
人々を排出して、ひとひとひとだ。
バスから降りてくるのは、
ほぼ外人さんばかり。
インバウンド再開。
コロナはどうなったっけ?
この日はアメリカの中間選挙。
ウクライナは収まらず。
連日、北朝鮮からミサイルも飛んでいる。
地震も最近多いような。
おそらく来年は日本も、突然円高に振れるだろう。
インフレはさらに加速するだろうし、
ボクたちはさらに厳しい生活を強いられる。
という訳で、
そんな諸々を忘れるために出かけました。
夢のような一時はまさにアワの如く…