ほぼ、神奈川県内をウロウロしているが
所用で東京へ行くこともしばしばある。
世田谷には長いこと住んでいたので
違和感はないが、山手線の内側は
その頃から疲れるエリアだった。
新宿、渋谷は何となく分かるが
新橋あたりに泊まるのは初めてだった。
東京湾に面したホテルを取ったのだが
夜景でも見ようとカーテンを開けた。
対岸にお台場あたりだろうか？
海の中から天に向かって
高層マンションが建っているようにしか見えない。
お馴染みのフジテレビの社屋が遠くに光っている。
(すげぇなぁ)
翌朝、この景色を眺めながら朝食をとったのだが
どうも落ち着かない。
腰が引けている。
そういえば、昨夜見た
反対方向のシオサイトあたりは
もう未来都市の様相を醸し出していた。
巨大なビル群がいろいろな光りを放ち
夜空を明るくする。
(都会で星なんか見られないのだ！)
遠くに、六本木ヒルズや新宿のビルまで見えたときは
東京は怖いか、と自分に自問してみた程だ。
品川や田町、浜松町辺りも随分と
変貌を遂げていた。
名も知らないビルの中の飲食街でメシを食ったとき
気のせいか、皆さんお疲れのような顔をしていました。
で、街を歩いていても、座るところがない。
(ベンチぐらい置いておけよ！)
ついでにワガママを言わせてもらうと
タバコなんか吸うところ、ないのね？
たまに喫煙エリアなんていうのがあるんだけど
人が溢れかえっていて大変。
喫煙者の私でさえ、煙ったい。
山手線に乗ろうと浜松町の駅に近づいたとき
人人人の波がワットこっちに向かってきて
思わず私はひるんでしまいました。
(どっきりカメラかと思ったんだけどな)
私の知っている東京はもうバブルの彼方。
どこへ行ってしまったのだろうね？
蜘蛛の巣地下鉄の乗り換えと
出口を間違えたときのミステリーは
もっと凄いぞ！
(つづく)
景色評論家 冬景色宗介
景色評論家、いいですね！
わたしもなりたい(笑)
都会の見所が光る時間て、夜ですよね。
個人的には、朝～夕方にかけて魅力あふれる景色が見られる場所の方がすきです☆
季節が一目で感じられるような！
でも実際、都会暮らしってどんな感じなんでしょう？
田舎も東北だし、生まれてからずっと今のところなので、未知ですね！
Chiaki さん)
景色評論家としては、イマイチ上手くないレポートでした。スイマセン。
ホントは田舎の景色を書こうと思っていたのですが。
夜景はいろいろ誤魔化せますし、魔性です。妄想も膨らみます。なので、美しくもあり怖くも、です。
光りと影で刻々と変わる景色も良いですね？何かテーマを決めてその瞬間を切り取ると、良いものができるのでしょうね？
Chiaki さん、やってみてください。
都会暮らしは、長かったですが、私にはもう無理。田舎体質になってしまいましたので、毎日山を見ないと落ち着きません(笑)
コメント、ありがとうございます！
いよいよ 「風景評論家」 のスタートですね！
面白いですねぇ！
神奈川から見た東京。それは 「郊外」 から見た 「大都会」 でもあるわけですね。
それがさらに、「普通に成長する町」 から見た 「ホルモンの分泌異常のように過剰成長を遂げる街」 にもなっているわけで、いろいろな対比が鮮やかです。
風景評論って、やっぱ対比の妙なんですね。
見る人の 「スタンダード」 がしっかり定まっていると、そこからズレてしまった風景の面白さがキワだってくるように思います。続きが楽しみです。
冬景色宗介さんは、もう少し経ったら、春景色宗介さんになられるわけですか？
町田さん)
いい加減な出だしになってしまいました。どうも、まだホントに書きたいことと書いているもののズレがあり、コレ、入れ込み不足かも知れません。
景色評論家という名前が先行してしまいまして、深度がないなぁと。
町田さんのような深みがイマイチ出ないですね？
私なりのアバウトな感じは、こういうときに現れます(笑)
冬景色は、春になっても冬景色なのかも知れません(ホントは何も考えていない 爆)
コメント、ありがとうございます！