己の女子力を問う

これからの時代は、オトコも家事ができないと、

アウトである。

「オトコは仕事、オンナは家事」なんてのんきなことを、

言っている場合ではない。

いまやオトコも女子力をつけていないと、

惨めになるのは目にみえているのである。

最近の女性はよく働きますし、

そう、家事もできる方って多いでしょ。

で、家事男子も増えているそう。

私の息子なんか結婚した途端に、

家事に精を出していますからね。

しかし、我が身を振り返ると、

もうイケマセンヨ。

私は、調理師の免許をもっているのですが、

そこですげぇーと言っていただきたいところですが、

永年何もつくっていないとですね、

今さら何もつくれません。

味噌汁のみ上手いのですが、

味噌汁とご飯だけですか?

ってね…

スパゲッティーの茹で方も、

つい最近知ったばかりでして、

あとは、

レトルトカレーを温めるとか、

即席ラーメンはつくれますとか、

そんなもんです。

外では冨士そば喰いますとか、

ガスト行きますとか、

たまに居酒屋、やっすいレストラン、

そんなとこで喰ってしまいます。

奥さんがいるときは

まともなものを喰っていますが、

いないときはそんなもんです。

掃除はよくやりますが、

洗濯は勝手にやると怒られます。

どんな洗濯物に柔軟剤を入れるとか、

洗剤以外のケミカル類が全く分からないので、

ムカシに、

なんでもごちゃっと一緒に入れて洗濯機をまわしていたら、

奥さんに怒られまして、

以来、触ったことはありません。

という訳で、

女子力不足。

やはり人間いざというときには、

なんでもできないと、

と最近とみに思うのです。

「男の料理教室」なんていうのがありますが、

ああいうところへは行きたくない。

まず、ああいうところで仲間とかしりあいとかを

つくりたくない訳でして、

そんなんだったらアウトドア仲間と、

適当なレシピでも見ながら、

燻製なんかをつくりたい。

そう思うのです。

女子力が不足している人って、

実は数万人くらいいるんじゃないか。

スーパーなんかへ行くと、家事適合者に混じって、

家事不適合者が、売れ残りの弁当なんかをあさっていますが、

そんなオッサンにはなりたくないものです。

奥さんがいなくても、

台所でササッとパスタなんかを茹で、

サラダもカッコ良く盛りつけて、

「世界遺産」なんかを観ながらくつろぎたい訳。

で、NHKの料理本、

クックパットなんかを眺めましたが、

なんでか、

なんにもつくる気がしません。

誰か、女子力をつける方法、

知りませんかね?

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