ときに、仕事は拒否ったほうがいい。
体にも精神的にもいい。
仕事がないのは、これは困る。
が、ある場合でも、ソコソコちょうどいいという分量が
なかなかない。
仕事って、なんだか固まってやってくるのだ。
だから、とても疲れるし、心身の疲れもストレスもMAXになる。
私はよく仕事を放棄する。
勤め人の頃は、なんだか適当な用事をみつけて、
街へ出た。
品川に勤めていた頃は、品川宿の古い町並みをプラプラした。
ついでにずっと海を眺めたりしていた。
赤坂で働いていた頃は、附近に適当な所もないので、
高台にあるカレーのおいしい喫茶店でずっと都会の景色を眺めていた。
これはなかなか癒やされた。
表参道にある制作プロに移ってからは仕事がMAXの日々が続き、
逃走もできない日々だったので、
よく屋上で裸になって甲羅干しをした。
この会社は勤務中でもアルコールOKだったので、
よく飲みながら仕事をしていた。
そういえば、隣のデスクにいたコピーライターの○上君は、
妙なインドの音楽を鳴らしながら、よくお香を焚いていたなぁ。
あの会社は、仕事はキツかったが、他はすべてユルかった。
で、結局潰れたんだけど…
納得!
最近の職場逃走は、山ないしは川である。
なんてったってトカイナカに住んでいるので、
逃げる先はそういう所になる。
トカイナカでもいまの時代はストレスが溜まる。
なんてったって情報化時代とかネット社会とか、
ストレスはどこへでもやってくる。
この日は、山道で野生のリスを発見。
木を登ったり降りたり、キョロキョロとせわしない。
写真に収めることはできなかったが、
初めて野生のリスを見れたことが
なにより嬉しい。
露天風呂に浸かって夕涼みをしていると、
そろそろ陽が傾いてきた。
ついでに二八蕎麦を優雅に摂取してから帰ったのだが…
要するに、恐ろしいのは、夜、スマフォの着信履歴と、
iPadでメールを開く儀式である。
後は、仕掛かり中の仕事の段取りの組み直し。
いつもそうだが、仕事を放り出すのは高リスクである。
後が怖い。
ここんとこは、
依然いまもムカシも変わらない訳。