長く寝ると、だいたい調子が悪い。
時間にして、6時間を超えるとイケナイ。
最近では、本やテレビで睡眠負債などと命名され、
吹聴されている。
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僅かな睡眠不足が積み重なり「債務超過」の状態に陥ると、
生活や仕事の質が低下するだけでなく、
うつ病、がん、認知症などの疾病に繋がるおそれがあるとされる。
日本人のおよそ4割は睡眠時間が6時間未満で、睡眠不足の状態にある。
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(ウィキペディアより)
これ、私には脅かしともとれる訳で、かといって
毎日6時間以上も寝ていると、ホントに不調なのだ。
だいたいが長く寝た日ほど、身体のどこかが不調なことが多い、
だから長く寝る、というのが私の身体の事情のようだ。
ロングスリーパーとかショートスリーパーとか、
睡眠はその人の個性のように様々という考え方は、
どこへ行ってしまったのだろう。
私はこっちの考え方に賛成!
手首には毎日の睡眠時間及びその質が計測される
ウェラブルを付けているので、
一応、毎朝チェックをするが、
ベスト睡眠時間は、だいたい5.5時間あたり。
睡眠品質は、私の場合は5段階で4つ星がベスト。
5つ星だと寝起きがとても悪い。
あとは昼寝の有無となるが、
これはその日の成り行き次第だが、
時間があれば数分~15分位は寝るようにしている。
一時期、ヒマ~なときに2時間の昼寝をしたことがあるが、
起きた後は全く使いものにならなかった。
テレビでは健康番組が花盛りだし、
かといってあんなもんを毎日観ていたら
頭がこんがらがって健康矛盾に陥ってしまう。
しまいには知識の詰め込み過ぎで、
妙な病気になってまうような気がする。
真面目な人ほど真剣になってしまうので、
できれば斜に構えてさっと観て
さっさとチャンネルを回してしまおうではないか。
そしてそれらバラバラの、
一種適当な健康知識を自分なりに編集して、
マイ健康法を仕上げてしまう、
なんていうのはどうだろう。
一応、それでもその人なりのオリジナルにはなるし、
そんなんでいいのではないかなぁ。
だって万人に通用する完璧な健康法など、
私はこの世に存在するとは思っていない。
健康法だけでなく、
ビジネスも人付き合いも、
いや、生き方さえも、
その人なりが考えたオリジナルでいいんじゃないかと。
凄く稼ぐ人がいるからといって、
そんな人のまねをしたところで、
そのまま上手くいくとは限らないのは、
数多くの成功本が即捨てられるのをみれば分かる。
人間関係も然りと思う。
要は、まず自分なりに考えねばならない。
悩むとは、必要善である。
いろいろな情報を取捨選択するためには、
頭を使うべきだし、
それらの情報を元に、
自分に合ったものに編集するには、
かなりの苦労を要する。
こうして作り上げたものは、まず身につく。
愛着もうまれる。
そしてなにより揺らがない。
この程度のオリジナルだって、
模倣ではないし、
独りよがりともまた違う。
それは、この現代に於いて貴重な示唆ともなりうるし、
人とはちょっと違う人生観も育つと思うのだが。