砂漠で倒れた旅人のように
夏の日差しに紫陽花が泣いています
サルビアの花は
とても強そうに赤い色をみせてはいますが
でも
どこか陰りがあるのはなぜでしょうか?
日々草は今朝も元気に花を開いていますが
あなたもいつか来る夏の終わりを知っているのでしょう
こうしてみんな生きています
こうしてみんな生きています
声を枯らしてカナリアは鳴くのです
でも生きています
生きています
だからとても気になるのです
みな
あの世に旅立つ前に
なにかひとつでも
叶えられるのでしょうか?
幸せは万物に降り注ぐのでしょうか?
命の続く限り
僕は
あの青い鳥を追いかけようと思いますが
ねえ、神様
それでいいのでしょうか?
ねえ、神様
それでいいのですよね
ドリカムかスピッツに歌ってほしいですね。個人的に。笑
紫陽花を見て、雨にしとしとぬれている方が素敵な花だなぁって思っていたので
冒頭から心をつかまれました。
ひとは純粋なものに心奪われますが
なぜか陰りがあるものに強く惹かれたりもしますよね。
自分の中にあるクロイ世界から引力が働くからなのでしょうか。
影があるから光が輝くように
はかないからこそエネルギーがみなぎるのかもしれませんね!
生きているって、ただそれだけで幸せなのでしょうけれど、人間はあれこれ考えるようになります。
で、生き甲斐なんて言葉があったりするのですが、そんなものを追い続けると夢見勝ちになって、現実と折り合いがつかなくなってくる。
そこから何かを学ぶのが人生、というものなのでしょうね。
私としては、叶えばスピッツに唄って欲しいですね!
生きていくと、いうことを改めて考えさせられます。真夏に、咲く花のように、鮮やかに、そしてけなげに、そして散り際は、思い残す事なく、旅立てたら、いいですね。
もの悲しいのに、ロマンチックに、感じるのは、なぜかな? これが、スパンキーワールドなんですね!
世の中をグルリと見回してみると、色々なひとがいるんだなってつくづく思います。
総てハッピーなひとは一握りなんじゃないかというくらい、事件や事故や問題が噴出しています。
視点をちょっと変えてみてください。ああ、このひとは夢も希望もないな、と思うひともいます。
でも、こうしたひとたちも、生きている限り、夢も希望ももてるような世の中であって欲しいと、私は考えるのです。