
去年は中央高速の山梨県・小淵沢インターで降りて
八ヶ岳をめざしたが、
今年はその先の長野県・諏訪をめざす。
途中、八ヶ岳サービスエリアで軽い昼食とコーヒーをいただく。
諏訪インターを降りて、ちょっと分かりにくい道を、
カーナビを頼りに走ると諏訪大社にたどり着く。


諏訪大社は初めて。諏訪湖も過去には通り過ぎていた。
が、今回はこのあたりが旅の第一目標。
近年、諏訪大社は御柱祭だけでなく、
その歴史や成り立ちが注目されている。
全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社。
旧称は「諏訪神社」。
通称として「お諏訪さま」「諏訪大明神」とも呼ばれる。



境内に入ると、まず風を感じる。
この日の気温は34℃あったが境内は涼やかな風が吹いて、
すっと汗が引く。
境内の景色がうっすら霞がかってみえる。
山の冷気が降りてきてそんな気配を作り出すのだろうか。
参拝を済ませて神社のあちこちを歩き回るも、
たいした暑さを感じない。
それは不思議な感覚だった。


そういえば、このあたりは日本列島の中央構造線上にある。
このライン上には、伊勢神宮や鹿島神宮、石鎚神社、
天河大弁財天社など、多くの有名な神社や聖地が並んでいる。
中央構造線は、要するに大きな断層。
そこにかなりの神社が建っていることになる。
それはやはり地震の多いこの日本で、
大地を鎮めることを目的に建てられたものなのか。
さらに諏訪地方の古代信仰とも相まって、
雨や風を司る竜神信仰や、黒曜石の出土をはじめとする
縄文土器の縄文遺跡が見つかっており、
自然崇拝やアニミズムといった縄文の精神世界や祭祀のかたちが、
現在に至るまで色濃く受け継がれている。




私的にではあるが、このあたりから出土された土偶を
以前から幾度となくネットで眺めているけれど、
なんだか宇宙からの来訪者というイメージ。

縄文のビーナス、仮面の女神等、その名称も神秘的。
とりわけ仮面の女神は、その風貌に異星の雰囲気が漂う。
縄文時代の遺跡から見つかったもののなかで、
このあたりから出土された土偶が、初の国宝に指定されている。
※上記土偶はAIにて作成。実写がなくてごめんなさい。
実物はとんでもなく美しいのですが…
(次回、諏訪湖の話に続く)
