とかくテレビというものは

最近、芸能人の二世の話題が多い。
百恵ちゃの息子とか陽水の娘ほか
まだまだいっぱいいますね?
私が思うに、この人達は恵まれている反面、
親を超えられるかという壁は
常に評価の対象になるのではないか?

私の知る限り、明らかに親越えをしたのは
堺正章さん位しか頭に浮かばない。

で、私が一番衝撃を受けたのは
朝顔を洗っているときにふっと思ったのだが
父親がが矢沢だったら厳しい!

おやじがヤザワだよ?

そこんとこよろしくって言われたってね?

さて

石田純一というタレントがいるが
この人はテレビ番組(ロンブー)のなかで
自分のプロポーズのシーンまでを
ひとつの企画にして売ってしまった。

うーん、常に恋をしているオーラを
売りにしている人だが、この人って
これだけで喰っているところが凄い!

素足のオトコ、イシジュン!

こうなると石田商人だな!

石田商人、恐るべし。

古舘伊知郎。

この人は過去にプロレス実況だの
歌番組だの、かなり面白いトークで
世間を沸かせてくれた。

意味不明だがフムフムと納得してしまう
この人の話術は凄いものがあるし
マシンガントークをやらせたら
この人の右に出る人はいないと思うのだが

例の報道ステーションのこの人は
怖い。

魂のない、夢も希望もない
オッサンにしか見えないトンデモナイ暗さは
どっから湧いてきているのか?

確かにニュースというのは
ネガティブな傾向なものが多いのだが
この人は喋る前からドロンとしてる。

怖い。

もう、このニュースは世界の終わりだよ
なんて言うくらいに深刻なんであり
話すひとつひとつにぞっとするような
疲れが漂っている。

あ~あ、なんて酷い世の中なんだろう
オレは嫌な時代に生まれてきたなとしか
思えない暗さ。

あんたさ、道を間違えてんじゃないの?

で、
最近、麻薬で捕まる芸能人の話題が
テレビを席巻している。

で、こういうテレビを四六時中観ている人というのは
どういう人なのだろうと考えたが
やたら暇な人以外には思い浮かばない。

ノー天気か幸せ者ですね?

そこでふと思ったのだが
テレビって暇な人のものなのか?

この事件で特番を組んだ局もあったが
仕掛けたプロデューサー氏はあざといと同時に
テレビの自死を早めたとしか思えない。

視聴率を当て込む。イケルと思う。
ここでコイツは墓穴を掘った。

視聴率はかなりのものだったらしいが
テレビなんてこんなものしかやらないよ
という人間も着実に増えているでしょ?

つまらない、面白いではなく
悲しいほどの志の低さ

他人の不幸は蜜の味というコンセプト?

こういう制作姿勢は、
例えば毎週閉店セールをして人を欺いている
前のウチの近所にあった家具屋に似ているな。

その家具屋は、当たり前だけど潰れました(涙)

いつかつづく

「とかくテレビというものは」への2件のフィードバック

  1. 詩あり、時事批評あり、時に小説あり、また音楽紹介ありで、本当にスパンキーさんのブログは多彩ですね。
    そして、このようなタレント評、テレビ評もまた、スパンキーさんのジャーナリストとしての観察力の鋭さが表れているように感じます。
    特に、石田純一の才能への洞察、古舘伊知郎の暗さに対する嫌悪などに関しては、100%同感ですね。そのとおりだと思います。
    テレビに関しては、もう 「終わりの始まり」 の時代に来ているようですね。おっしゃるように、すでに末期的な症状です。
    スポンサーが次々と下りていく。制作費が乏しくなる。産業構造としても、メディアとしても、このままでは衰退をたどるだけでしょう。
    私は、最近はNHKとか、その教育番組とか、あとはBSぐらいしか観ません。民放のバラエティなどは時間の無駄。その分、お風呂にゆっくり浸かっている方がいい。
    スパンキーさんの、こういう批評性があって、しかもユーモアがたっぷり利いた記事もまた楽しみです。
     

  2. 町田さん)
    みんな、最近なんとなくテレビが変だな、というのは薄々感じているじゃないかと思います。
    ここで書き漏らしましたが、一番の突っ込み所はバラエティでしょ?
    どのチャンネルを回しても同じ。ひな壇にお笑い芸人ほかお馴染みのタレントが並んで、リアクションのオンパレード。
    あまりにも定番な事なので外しました。
    いまはネットの影響もあり、新聞もひどい状況ですね?
    なるほどという企画がないですし、報道というものに関して、新聞の偏り姿勢も、衰退を早めましたね?
    優等生メディアの凋落は、不況の影響のほか、上に書いたようなつまらなさと偏りが原因じゃないかと思います。もちろん、ネットの影響も大。怠慢のツケが回ってきましたね。
    出版もいよいよ曲がり角と思います。
    私も元編集者(笑)ですが、いま本をつくれといわれても自信ないです。
    難しい世の中になりましたが、ここはひとつ、お互いに頑張りましょう!
    コメント、ありがとうございます。

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