長い髪の少女

長い髪の少女は

泣いた

ディブ平尾が

いなくなってしまった

アイ・高野が死んじゃったって

朝まで待てない

鈴木ヒロミツが

ある日突然いなくなった

「マドモアゼル」って

声をかけてくれた

岡本信が

二度と笑うことのない

眠りについた

長い髪の少女は

おとなになって

結婚して

子どもも大きくなった頃

ふと思い出した

嵐を観ても

GLAYを聴いても

いや

ミスチルでも

サザンでもなく

忘れかけていたもの

長い髪の少女が

長い髪だった頃に

唄った歌は

童謡のように優しかった

長い髪の少女が

長い髪だった頃に

唄った歌は

初恋の

あの人の歌だった

「長い髪の少女」への2件のフィードバック

  1. 「本牧ブルース」、「長い髪の少女」 …… なつかしい歌ですね。
    カップス…やっぱりいくつになっても、カッコいいですね。
    ひょっとして、デイブ平尾の隣りで歌っているサングラスのおじさんは、マモル・マヌー?
    貫禄がつきましたねぇ!
    相変わらず、ルイズルイス加部はカッコいいですねぇ。不良っぽさも残った老人になっていて。
    デイブ平尾、アイ高野、鈴木ヒロミツ……みんななつかしいスーパーヒーローです。
    あの時代、今と何が違うかというと、オリジナルをやっていても、どこか洋楽に対するリスペクトがあったように思います。
    つまり、まだ自分たちのやる音楽の彼方に、どこか違う世界が広がっているという “憧れ” のようなものが底辺にあって。
    嵐も、GLAYも、スパンキーさんがおっしゃるように、何か違いますね。外の世界に対する “畏れ” みたいなものがなくなって、こぢんまりしている感じがするんですけど。

  2. 町田さん)
    先日、ウチの奥さんとカラオケ行ったんですけど、彼女も古くて、ザ・ピーナッツや弘田三枝子ばっかり!負けじと私も「ガラスのジョニー」とか「有楽町で逢いましょう」で応戦。古い時代から始めて、なんと4時間唄い続けて、最後が吉田拓郎とユーミンぐらいまでしか進まないんですね?ふたりともその10年位のレンジの中で、時が止まってるんです(笑)
    で、肝はもちろん、G・S!
    一つひとつ唄っていたら総て懐かしくて、全然進まない。で、思ったんですけど、この頃に刻み込まれたものって凄いインパクト。私の音楽センスは、この辺りがベースになっているんです。
    後は付録みたいなものなので、困りもんです。
    因みに、サングラスのおっさんは、マモル・マヌーです。はっきり言って見る影もないですが、私はこの人達のつくってくれた幻覚のようなものに憧れているのかも知れません。
    コメント、ありがとうございます。

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