マックの立ち位置を考察する

マック(マクドナルド)の売り上げが落ちているらしい。

ここ、緊急避難として寄ることはあるが、

しょっちゅう喰いたいとは思わないですね。

だってあのバンズってジャンクの味がするでしょ。

歯ごたえなし。肉の塩味、濃すぎ。

以前、コーヒーをタダで配っていて、

それはそれでありがたいとは思ったが、

振り返るに、

マックのプライスほどコロコロ変わるものもない。

これでは不信感も生まれるし。

一方、いわゆる健康志向のモス・バーガーは

堅調に伸びているという。

健康志向といっても所詮はハンバーガーなのだが、

野菜がしっかり入っているので、

なにかこう納得できてしまう訳ね。

バンズもしっかりしているし。

で、マックの不振は上記の事柄に加え、

やはりコンビニの存在も大きいと思う訳。

この場合、コンビニのハンバーガーがどうのこうのではなく、

コンビニの圧倒的な品揃えが、

遠巻きにマックの収益を圧迫しているようにも思える。

コンビニは食品に限って考えても、

ハンバーガーが喰いたくないのなら、おにぎりがある。

肉まんもあんまんもあるよ。

おでんだってあるからね。

品揃え豊富、選択の楽しみもある。

よって、コンビニに飛び込めばなにかある、という心理。

ここはコンビニの強みと思う。

では、モスだって売り上げが落ちるでしょと

突っ込みが入りそうですが、

モスはモスの商品特異性があるので、

コンビニとは真っ向ぶつからない。

その点、

マックはコンビニと諸にバッティングしていますね。

まさに市場の力学。

こうした現象を傍観している分には面白いが、

彼らの立場に立つと、相当過酷でもある訳です。

では、マックは再び浮上するか? だが、

このデフレの下、堅調に売れているものもある。

100円マックとか100円コーヒーがそれ。

が、如何せん利益が薄い、利幅が出ない。

で、高級路線を幾度か打ち出し、テキサスバーガーとか

ジューシーチキンフィレオとかやった訳ですが、

店ってある固定したイメージがあって、

それをなかなか超えられない。

そこをなんとかしなくてはならないのですが…

で、仮に私がマックの統括責任者だったら(あり得ない)、

まずドリンクをいじると思う。

とりあえず健康ってところに特化し、野菜ですね!

野菜の種類、味、飲み心地、ブレンド等を徹底的に研究して、

オリジナルジュースを展開すると思います。

だって肉喰ったら野菜、

バランスの時代ですよ!

だから、メニューをいじるのなら、野菜がキーワード。

ドリンクの方がいじりやすいし、特長も出せるしね。

思えば、私の学生時代のごちそうはマックだった。

カレーじゃなく、天ぷら大盛りうどんじゃなく、

マクドナルドだったのだ!

特にチーズバーガーの後に喰うフィレオフィッシュは、

なんだかよく分からないが、かなり力んでいた記憶があるので、

きっとうまかったんだろうな…

という訳で、ここは是非ともマックに頑張って頂きたい!

思い込みのみでこの項を書いてみましたが、

原田さん(日本マクドナルド社長)、どうですかね?

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