スター伝説。
スターっていうのは辛いものだと思う。
南沙織だって百恵ちゃんだって、いまは伝説である。
どんな生活しているか、ほぼ皆知らない。
が、素人が思うに、
あまり人が集まるユルイところではしゃいだり、
のんびり羽なんか伸ばしてはいられないだろう、
ということ。
通報とか写真とか報道とかある訳で、
あの可愛いかった娘がとんでもばあさんに、
なんて見出しが躍る。
そこは、例え億の金を貰っていても、
本マグロが幾ら食えても、
ちょっと辛いんじゃないだろうか?
この生活は死ぬまで続く。
一般人をですね、まあ天気に例えれば、
うす曇りのような人生なのか知らんけれど、
スターのように、あまりにコントラストの強い、
ピーカンのち豪雨、というようなのもどうかと…
黒柳徹子とか吉永早百合張りにいけばいい。
森光子、森繁久弥然り。
タケシとか健さんのようになれば、これは官軍だ。
が、大半の元スターが食うためか目立つためなのか、
整形の他いろいろ小細工までして、
テレビのバラエティなんぞで、
恥も外聞もなくプライバシーを晒し、
晩節を汚すことを厭わない。
赤木圭一郎、坂本九、夏目雅子、
そして裕次郎。
いまでも永遠のスターであり続ける。
ジェームス・ディーン、グレースケリー。
この人たちも、皆若くしていなくなってしまったが、
全盛期の輝いた伝説だけが残る。
皮肉なことだなぁと、つくづく思う。
日本、自立。
いま思えば、彼は不思議な人だ。
野田という元首相のおっさんだが、
選挙ボロ負けを覚悟して、
一体なにをムキになっていたのか。
ここは謎である。
消費税を上げるといって、頑なだった。
増税の道筋をつくるとして、
周囲の意見も聞かなかったという。
この一点に於いて彼は一途だった。
誰かに頼まれたのか、と私は勘ぐりましたが。
で、挙げ句、民主党はご覧の通り。
それはそれで良かった。
で、行政改革に関して、
彼もしくは民主党は、全く無能だった。
そこに手をつけず、
原資を消費税に求めたのだろう。
片手落ちの政策に皆が納得する訳がない。
が、この法案が通ったとき、
野田さんは晴れやかな顔をしていた。
震災後の復興に遅れを生じさせ、
また尖閣の対中国政策では戦略的な考えもなく、
その弱みを突かれた。
この一連の流れをみても腹立たしい。
で、替わって登場した自民党の阿倍さんだが、
みんながこの政治家を、
手放しで喜んでいる訳ではない。
時代がうねるとき、ああいう人は必要だ。
その一点に於いて彼の存在が光っている。
が自民党も相当の悪役揃いで、
元を正せばとんでも利権集団のように思える。
これは、この政党の過去が示している。
こうなると、
この国の利を考えて行動している政治家は、
ほんのわずかではないかと思えてくる。
でなければ、
日本はいろいろな意味で、
とっくに自立している。
もちろん、外交、軍事に於いてもだ。
猿との攻防
元来、猿が嫌いだ。
以前、伊豆の波勝崎で、
猿の集団に囲まれたことがある。
どんなに手を出されても相手にせず、
決して目を見ないこと。
この原則どおりにその場を切り抜けたが、
かなりアタマにきた覚えがある。
これは思うに、
猿と人間の近親憎悪から生じるもののようだ。
人間でも猿顔の方とは縁が薄い。
過去、ロクなことがなかった。
きっと相性が悪いのだろう。
で、先日ベランダへ出ると、
さっと走ってゆく何かがいた。
とっさのことで一瞬アタマが働かなかったが、
その後ろ姿を見てカッときました。
我が家の庭に猿が佇んでいたのである。
更に腹立たしいことに、
コイツ、途中でこっちを振り返り、威嚇を始めたことだ。
私の知り合いの農家で、こんなことがあった。
畑を荒らされ、罠を仕掛けた。
犯人はイノシシらしかったが、
猿がかかった。
で、一晩放っておいたところ、
翌日に警察が来て、
動物虐待の容疑をかけられたという。
嘘のような話だが、本当だ。
猿も大変と思います。
生きる事情は皆同じ。
元を正せば、我々がいけないのも承知だが、
なんだかイライラするな!
でですね、
奴等をよくよく観察すると、
どいつも筋肉隆々なんです。
で、すげぇ毛深い。
とこれは関係ないが、
とにかく鍛え方が違うのである。
参ったな、というのが本音。