スパンキーの随想 その2

最強の共働き

山下達郎・竹内まりあ夫妻が、おのおの3枚組アルバムを出した。
いや、竹内まりあは3年前だけど、この際、同時期としておく。

で、私みたいな横着が聴いているので、さぞ売れていると思う。

それにしても、ふたりとも、いいうた歌うなぁ。
で、懐かしい。
特に、達郎の「ダウンタウン」は、私が出版社の新入社員の頃に流行っていて、
エポが唄っていました。
初期のウォークマンで聴いていたので、印象に残っています。
確か、新譜のページでレビューを書いた覚えがあります。

桑田佳祐・原由子夫妻も高級な(?)共働きですが、
いまは山下夫妻に軍配が上がる。
なんたって、達郎の音づくりが凝りに凝っている。

天災・人災

いま関東地方に住んでいるって、かなりリスクなのか?

いろいろと恐ろしい記事に出くわす。
今度は、首都圏に地震がくる、富士山が噴火するとか…

東北の次は、こっちになるのですかね?

あーあ、全然関係ないですが、
私は最近般若心経を買い直しました。
元々好きなんですが、やはりなんというか、
救いなんでしょう。
いまは、こうしたものをじっくりながめる時間が欲しいです。

あと、例の件で中国と一触即発ですね?
冷静に考えて、戦争なんてろくなものではないのは、
みんな知っている。
とにかくまあるく収まって欲しいものです。

あと、アベノミクスですが、これって失敗すると、
酷いインフレが起きそうな気がするんだけど…

かつてない危機が、依然として居座っています。

神頼みならぬ仏頼みです。

パピルス

電車のなかでケータイではなく本を読んでもらいたい…
そんなコピーの募集が、ある本に出ていたと息子に聞いた。
そのある本の表紙をみると、なんと懐かしい「ブレーン」(宣伝会議刊)

うーん、なかなか難しいお題、
とりあえずコピーを練る。

で、こんなん考えました↓

「紙に触れる指は、脳を休める、らしい。」

どうでしょ?

キャッチフレーズは、コピーのなかでも肝なので、
そこが難といえば難。ムズカシイ。

つくる過程で、特別の集中を要する。
新聞や雑誌のヘッドラインもこれに近いような気がする。

詩は、こうした要素が連続して要求されると、
私的には考えています。

ただし、素養は違いますけれど。

黄色いワーゲン

フォルクス・ワーゲン・ジャパンが、ビートルの新モデルを、
大々的にプロモートしています。
TVコマーシャルには所ジョージを起用。良い人選していますね?

で、黄色いビートル。洒落ています。
エンジンは、いまの時代を反映してダウンサイジング。
エコですね。

ちなみに私は、昔、オレンジ色のビートルを中古で買い、
改造に100万吹っ飛ばしてしまいました。
オイルショックの頃でしたが、全然エコなんて分からない時代。

空吹かし、全速で走る―これが私だけでなく、当時の若者の
クルマの扱いでした。

いまはもう年なので、選ぶならノンターボ。
淡いベージュのノーマル仕様のかぶと虫なんかがいいです。
これで、のんびり日本をまわるなんて、夢ですね。

湘南ビーチFM

このラジオ局、正直あまり知りませんでした。
周波数も最近知りました。
我が家は元々電波が入りづらい山あいなので、
Jウェーブとかも雑音だらけ。

エフヨコはよく入るのでたまに聴いていましたが、
湘南ビーチFMのほうが、なんだかすっと入ってくる。

このラジオ曲は、葉山マリーナの一角にあるらしいので、
横浜のランドマークタワーにあるエフヨコより、
より庶民的。というより、センスも良い。

で、最近ではネットでラジオを聴いている訳ですが、
雑音もなくクリア。
千葉のFMだって聴けるから凄いです。

ついでに、世界中のFMが聴けるアプリもありまして、
ラジオって結構世界中の人が聴いているのが分かる。

流行の曲から、ロック、ソウル、民族音楽の他、
なんでもあり。

ヨーロピアン・ジャズなんかも聴けます。

ネットは、いわばハサミです。
使い方次第と思います。

介護の迷宮

最近、知り合いから聞いたのですが、
知り合いと繋がりのある人の話によると、      
老人がその施設に入るとだいたい顔見知りになる。

で、最初は結構元気そうだったのに、
どの老人も次第に弱々しくなるという。

そしてだいぶ経ってから会ったりすると、
車椅子に乗っていたりすることが多いそうな。

うーん。

最後は、その方の顔を忘れてしまう位、
状態が悪くなっているのが常だそうだ。

その施設は、とにかく慢性の人手不足らしい。

帰宅を目標に一時入所するリハビリ施設のハズなのですが、
その施設の前に住んでいるある人の話が、
最近とても気にかかる。

そして後悔の念も…

ガキの文化

テレビを観ていて、いまどうしようもないのが歌番組。
ひいき目にみても、いい歌がない。
というか、惹かれるアーティストもいない状況。

ももクロなんていうのは、ギリギリ頑張ってもらいたいが、
秋元康プロデュースは、ホント飽きた。
というより、最初からうんざりなんだけどね。

モーニング娘のときもイライラしたが、AKBにはホント、
さっさと消えてもらいたい。

伊集院静さんも、昔はアイドルの作詞をしていたが、
いまはおとなの流儀なんかをきっちり語る人なので、
こういう人にAKBのことを聞いてみたいものだ。

ついでにいえば、これが日本のレベルと思われたくない。

もっといいアーティストは日本にいっぱいいるんだぞ!

「スパンキーの随想 その2」への2件のフィードバック

  1. シュガーベイブの 『ダウンタウン』 はいい曲ですね。
    私も大好きな曲です。
    はじめて聞いたとき、「日本語のロックがまったく新しい段階に入ったんだ」 と思いました。ある意味で、ぱっぴいえんどよりも革新的で、キャロルよりも衝撃的だったかな。「こんな音は今まで歌謡曲でも、洋楽でも聞いたことがなかった」 と思いました。
    イントロから始まるメジャーセブンス系の反復コードがお洒落で、ギターもよく練習しましたけれど、いまだにうまく弾けないんですよ (笑)。あの絶妙のカッティングがあってこそ、この歌の良さが引き出されているんでしょうね。
    歌詞も印象的で、「ダウンタウン (繁華街)」。
    なんと都会的な歌だと感心したものです。
    今は、ほんとうにこういう音楽上の冒険がないですね。
    AKBが狙っているものは、NHKの 「みんなの歌」 をリズミカルにしたようなものだし、ジャニーズ系の歌も、フォーリーブスの時代からそんなに進歩しているようには思えないし。
    そんななかで、達郎とまりあの “共働き” カップルは確かに輝きを失っていないですね。
    「紙に触れる指は、脳を休める、らしい」
    コレ、いいですね !

  2. 町田さん)
    レコード会社からエポのカセットが送られてきて、
    まあよく聴きました。ダウンタウンは特に際立ったいましたね。
    が、問題はレビューを書くこと。たいした量もないのに、
    当時新人の私にはこれが重くて辛かった。
    いま思えば、良い仕事なのに、おまえ何やったんだよ
    ですよね?
    この頃は、町田さんの書くものをよくパクってたような気がします(笑)
    会社では、断然光ってましたからね。
    シュガーベイブってのも、確か町田さんから教えてもらったような記憶があります。
    いま聴いても新鮮。凄いと思います。
    で、
    当時の私はとにかく世の中の全体像が分からないというか、
    社会を知らないというか、とにかく逆らうことしか知らないガキでしたから、
    危うく何度かドロップアウトしそうになりました。
    私が社長だったら、絶対自分みたいな奴は採用しませんから、
    やはりあの方は偉大でした。
    ここに書いたものは、本当はひとつひとつキチッと書きたかったものなのです。
    が、なんだか感情だけが盛り上がってしまい、
    結果、メモのようなものが集まった感があります。
    あと、スランプ。これって抜け出す方法、なかなかムズカシイです。
    町田さんはどうやっているのか、今度聞きたいところです。
    コメント、ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.