最近、また、さおだけ屋さんの声を聞くようになったが、
なんだろう、
あの人たちの仕事にも流行廃りがあるのだろうか?
立て続けに
「20年前のお値段でご奉仕しております」のアナウンスを流すクルマが、
家の前をよく通り過ぎる。
ふーむ。
ウチの奥さんがそれを聞いて、20年前も同じ事を言っていた、と言う。
となると、さおだけの値段はざっと40年前とほぼ同じことになる。
なんだかうさん臭いな!
そもそも私は、さおだけの適正な価格なるものを知らないので、
一本? 一竿300円位のような気もするし、
3,000円でも納得できる気がするのだが、
誰~も買っていないような気がする。
いや、買っている人はいるのかも知れないが、
さおだけ屋さんにしてみれば、
人件費はかかるしガソリン代もバカにならないし、
どうしても割に合わないなぁなどと私は思うのだ。
以前「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」という本を買って読んだことがあるが、
そのつぶれない理由を、私はとうのムカシに忘れている。
確か、税理士さんか会計士さんが書いた本で、
答えはたいして面白くなかった記憶はある。
だからたいして覚えていないのだ。
推測するに、きっとこんな答えだったと思う。
安いさおだけをアナウンスしておいて、徐々に高いさおだけをすすめる。
こうした売り方をしていれば商売になる。
だから潰れない。
そんなような事が書かれていたような…
しかしである。
私の直感として、まるで他の理由が浮かんだ訳だ。
それは、まず
さおだけ屋は実はGoogle社員説。
Googleは現在、より詳細な地図づくりに取り組んでいるのだ。
これは将来有望なビックデータになるので、
膨大な利益を生む訳である。
いまは、そのための先行投資であり、
Googleは、密かにさおだけ屋として日本中を走り回っている、
というもの。
まるで説得力がないな~。
次は、さおだけや公務員説。
公務員、特に税務署関係が住宅地をうろうろしていると、どうもうまくない。
そこで、特定の家庭事情の調査のためにさおだけ屋を装い、
ターゲットの生活の様子から、脱税等の調査をしている、というもの。
どうだろうか?
イマイチ?
で、私の妄想は警察犯罪調査説、私立探偵説、スパイ説など、
延々と続くのだが、
どれもこれもどうもスッキリせず、疲れ果てた。
まあ、仕事も山積しているし、手が付かないのも困るので、
そろそろヤメにしようかと思っている訳。
先日も隣町の○○ですと訪ねてきた人が、
実は宗教の勧誘だったのを思うに付け、
もうなんでもアリだなと、私の耐性もできつつあるので、
実はさおだけ屋の正体なんぞ、
ホントはなんだって構わない訳ではあるが、
さおだけ屋さんの事を、
こうしてツラツラと書いている自分がいる。
難問。
答えのない問題。
出口の見えないトンネル。
そんな訳で、さおだけ屋さんの問題は、
かなり私を疲弊させる。
ああ、ホント、眠れませんよ!