「HAPPY」福島ファレル・ウィリアムス

かなり前だけど、

テレビ神奈川の「ビルボード全米トップ40」を観ていたら、

やたら気になるアーティストがいた。

「HAPPY」を歌うファレル・ウィリアムスだ。

元々、ソウル、R&Bが好きだったこともあり、

彼の曲が即座にこっちの琴線に触れたようだ。

70年代あたりのカーティス・メイフィールドを

彷彿とさせる歌声が、カッコイイ。

で、タイトルが「HAPPY」。

歌詞は、おおざっぱに適当に訳すと、

…幸せなら手を叩こう…

こんな感じ。

プロモーションビデオがまたGood!

さて、このカバーがいまや世界中に拡散し、

例えばパリなんかだとこんな感じ。

ジャマイカもある。

で、日本だが、

原宿編とか関西編とかが、かなり盛り上がっている。

が、私が今回紹介したいのは、福島編。

フェィスブックを通して、以前よりその方は知ってはいたが、

熊坂仁美さんという

ソーシャルメディアプロデューサーを中心につくられた福島編が、

いま世界を駆け巡っている。

これを観ていたら、楽しいのか悲しいのか嬉しいのか、

よく分からない涙が溢れた。

国内外を問わず、皆が福島に抱くイメージは様々だが、

とりあえず「元気です!」を発信することは、

観る人の気持ちも動く。

そしてアレコレと考える、

想う。

そこから何かが生まれることを期待したい。

拡散、よろしく!

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オールド・ファッションド・ラブ・ソング

古いラブソングが

ちょうどラジオから

流れているね

これって

永遠の愛を誓い合った

恋人たちのメロディーが

いっぱい詰まっているんだ

そのゆっくり流れるメロディーを聴くと

以前どこかで耳にしたなって

君も思い出すだろ

しかし

彼らに戻ってと言う必要なんてないさ

なぜなら

彼らは永遠に離れたりしないから…

古い古いラブソングさ

これってひょっとしたら

僕たち二人のために書かれた歌?

古い古いラブソングさ

3人のハーモニーだね

二人がよく分かる

優しさとフィーリング

愛し合うときには

ライトを落として

聴こうよ

毎晩

僕らが夢に陥るときに

聴こうよ

そのゆっくり流れるメロディーを聴くと

以前どこかで耳にしたなって

君も思い出すだろ

しかし

彼らに戻ってと言う必要なんてないさ

なぜなら

彼らは永遠に離れたりしないから…

古い古いラブソングさ

これってひょっとしたら

僕たち二人のために書かれた歌?


高校時代にヒットした忘れがたい曲。
スリー・ドッグ・ナイトのハーモニーが、
当時とても新鮮でした。
レコードジャケットも、Good!
その頃付き合っていた彼女は、
後に2児の母となったそうな…
 

再び、リラコの件。

夏である。

テレビを観ていると、やはりというか、

今年もまた、ユニクロのリラコなのだ 怒

娘が言うには、「いいんじゃないの」。

そういうもんかね?

リラコなんてかわゆい名前で呼んでみても、

絵柄の付いたステテコには違いない。

いくらファッショナブルに見せたって、

うーん、イケテナイと私は思うのだ。

とにかく、私はこのステテコが大嫌いだ。

年のせいか、昔の年寄りのステテコ姿が

どうしても頭に浮かんでしまう。

それはもうトラウマのようなもので、

そこからの脱出は、ほぼ不可能。

私のちいさい頃は、夏になると、

もう余命幾ばくもないお爺さんが、

あのステテコ姿でウチワなんかを扇ぎながら、

ちょこんと軒先に座っていたりする。

私は横浜の下町育ちなので、

こんな爺さんが町中に溢れていた。

でである。

爺さんのステテコは、ほぼ全員透けている。

で、下のパンツではない、

ふんどしが丸見えであった訳で、

子供ごころに、嫌悪感を覚えた。

で、リラコだが、

なんと女性用のステテコである。

許しがたい 怒!

いくらオシャレになったとはいえ、

あれは純然たるオトコの下着なのである。

が、ユニクロの戦略は巧妙だから、

ウチの娘もいいんじゃないの、となってしまうのだ。

娘に更に聴取したところ、

海とかキャンプとかではくなら最高、らしい 汗

うーん、いらいらするな!

ますます住みにくい世の中になってきた。

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夏休みに

母と八百屋で

苺をひとかご買った

帰り道に

突然の夕立

怖くて怖くて

ふたりで手を繋いで

夢中で走って

雨が絞れる程濡れて

帰った

途中で

苺がころころと

いくつもいくつも転がって

それが

雨粒の跳ね返りに紛れたのを

いまも覚えている

家に着いて

かごを覗くと

苺はほんの数粒しかなかったけれど

母は笑いながら

「雷さま怖かったね」と言って

手ぬぐいで

僕の頭や顔をごしごしと拭いて

抱きしめてくれた

僕はほっとして

母をじっと見ていた

幼い頃から

ずっと

母は永遠の人だと思っていたのに…

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伝言

親父

あなたはいま頃

どのあたりを旅しているのかな

七回忌もやっちゃったし

当分会えないな

そうそう

おふくろに会ったかい

今年の秋に

おふくろの三回忌やるから

一応聞いてみるけれど…

まあ言うことは分かってるよ

あたしゃね 見かけたよ

だけどそれだけだよ ってね

最近夢を見てさ

俺がね 

昔に住んでいた家なのか

どこの家だか知らないが

まだ幼くてさ

隣の部屋をふと覗くと

若い親父とお袋が一枚のふとんを被って

窓の外を見ているんだ

で何かコソコソしゃべっているんだけど

あれ

ふたりって仲がいいんじゃんって

驚いて

ああ

その昔むかし

やはり親父とお袋って

愛し合っていたんだって…

本当に初めて俺

泣けてきてさ

お袋

ときどきね

ふとしたときに

あなたの気配を感じるけれど

まだ近くにいるよな

そしたら親父に伝えておいてよ

つれないのは

もういいだろ?

「俺は元気です」って

それだけでいいよ

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杜の小径

以前から気になっていた、

温泉近くの蕎麦屋へ入ってみる。

最近の私の定番は、鴨蕎麦。

こればかり食っている。

今日の蕎麦はコシがあって太め。

鴨肉は柔らかくて美味い。

蕎麦つゆもまあまあで、気分は上々。

陽光うららか、気温25度。

店を出て、

5月の風に吹かれながらクルマを走らせると、

突然ハイキングへ行きたくなった。

予定では、帰宅してゴーヤとかキュウリの

綠のカーテンをつくるハズだったが、

今日は土曜だし、明日でいいかということで、

急遽登ることに…

世間は一応休日だというのに、森林公園は人もまばら。

皆、こういう日は、箱根や高尾山あたりに

行ってしまうのだろう。

ここ神奈川県の七沢温泉あたりは、

休日ともなると品川や横浜ナンバーも多いが、

観光地としてはいまひとつ吸引力に欠ける。

原因はいろいろあるようだが、

まあ、知名度でしょ。

あと、都心から近すぎて面白くないというのも一因。

が、丹沢山塊って、実は奥が深いから面白いんだけどね。

まあ、空いているのは私的には嬉しいのだれど…

七沢の湯は、あまり知られていないが、

日本の温泉100選にも選ばれている。

湯はとろっとしていて、石鹸やシャンプーをつけると、

いくら濯いでも落ちていないように感じるが、

これも湯の性質による。

木漏れ日が美しい季節です。

オススメなんですけれどね!

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しあわせの涙

どうしてもEXILEが好きになれないスパンキーです。

がしかし、EXILEのATSUSHIがつくった歌と共に流れる

ゼクシィのCMが気になる。

「僕と結婚してくれませんか?」との声に

………

プロポーズされた女性(広瀬すず)は無言。

すぐに「はい」とか「いいえ」とか即答せず、

複雑に、そして少し控えめにですね、

刻々と表情が変化する。

一発勝負の長撮りなので、

下手な作り込みはなし。

これは、すずさんも相当入り込まなければできない芸当だろうな、

などと思いながら観ていると、

やがてですね、

はにかみながら「はい」と答えてから、

また何かを含ませた笑顔で緊張の表情を見せ、

そして次第に涙ぐむ。

いや、美しいなッと思う。

男女の付き合いの前後はさておき、

いざっというとき、

こうした表情を覗かせる女性って、

何はともあれ良い。

それが実は後に鬼嫁になろうが、

浮気女だろうが、

そんなことはどうでも良いのである。

プロポーズって一種のセレモニーでしょ?

節目にキチッとする。

それだけでOKなのである、とゼクシィが言っている。

いや、そんなことは言ってはいないか?

爺がいうのもなんだけど、

なんだか美しすぎて、怖いんですよ!

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薫風

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わずかな期間ながら、

気持ちの良い季節となりました。

こうなると仕事もそこそこに、

クルマで走り回り、

あちこちを歩きます。

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田植えの時期ですね。

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東京時代は空を見上げることもありませんでした。

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我がふるさと横浜も、

綠が激減しています。

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いまはいなか暮らしなので、

まだこうした景色に出会うことができます。

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できれば、もっといなかへ引っ込みたいのですが…

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私見的フェイスブック

フェイスブックの右によく「おすすめのページ」
なんてのが出ていて、
コーヒーのスターバックスに○○さんと××さんが
「いいね!」と言っています。と表示されている。

うーん、○○さんと××さんは確かに私と繋がりのある人だが、
この表示をみるにつけ、
「君の知り合い、みんないいね!しているけれど、
君もいいね!しないのかい?」と言われている気分になる。

これは私の思い過ごしか?

スタバは時たま入るが、そこしかコーヒーを飲む所がない場合のみ、
入る程度。

私は、あの不思議に疲れるスタバより、コーヒーのコロラドなんていう、
昔ながらの喫茶店が好きなんだよね。

タバコも吸えるし。

で、フェイスブックのスタバの下に、ミッキーのバナーが出ていて、
ディズニーに、819,143人がいいね!と言っています。
と出ている。

ほう~、だからどうした。

オレ、ディズニーランドって行ったことないし…
というか、なぜかああゆう所に馴染めない質なので、
子供がちいさかったときは、もっぱら子供の国とか、
よみうりランドとか、向ヶ丘遊園とかしか連れて行かなかった。

そのことで奥さんとは何度もケンカしましたが…

で、ディズニーの映画は大好きなんだけれど、
ディズニーランドはイケマセン!
私の場合、きっとアメリカのディズニーランドへ行こうと誘われても、
ノーって言うと思います。

どうしてものめり込むことができない訳です 涙

私は、どちらかというと、長崎のハウステンボスの方がいいね!

でですね、フェイスブックの更にその下に
オリンピックのマークのバナーが出ていて、
東京2020オリンピック・パラリンピックに、
誰々さんがいいね!と言っています。
と出ている。

ホント、うるせぇな、フェイスブック。

私も広告の企画だとか制作だとかを生業としているので、
世の中に広告って必要、アリだとは思っている。

が、誰々さんがとか、みんながいいね!って言っているからって、
私がいいかどうかは、私の勝手だ。
なのに、みんながいいね!と言っているという、
このフェイスブックの押しつけがましい仕組みだかシステムだか知らないが、
そこにイラツキを覚える。

ま、こっちもプロモーションを考えるとき、
選択肢として、この手はイケル、拡がるとは思いますよ。

(特に日本においては、みんなが…というあたりはかなり有効と判断できる)

が、私はあまりこの手はやらない気がする。

だって、ムカシから性格がねじ曲がっているから、
ホントは自分は広告には不向きとも思っているし、
だから、みんなのいいね!をネガティブに捉えてしまうのである。

さて、今日も我が貧乏会社の売上げでも見てみますか?

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ヒッピー、そして旅人のこと。

旅するように生きる人。

または常に旅をしている人を、

ライフトラベラーと定義したい。

古くは芭蕉や山頭火だろうか。

月ぞしるべこなたへ入せ旅の宿(芭蕉)

けふもいちにち風を歩いてきた(山頭火)

詩人・ランボーも、商売に精を出したり、

旅芸人一座と寝食を共にしたという。

60年代後半、

アメリカではベトナム戦争の痛手から、

ヒッピーが生まれた。

ヒッピーの信条は自然と愛と平和。

そしてマリファナやLSDを肯定する。

トリップである。

世間に背を向け、

キリスト教的な教えを拒否し、

東洋思想へと傾倒する彼らを大きく捉えると、

ヒッピーの信条もまた非日常であり、

現実逃避という「旅」と言えなくもない。

ライフトラベラーだ。

ちょうど、ビートルズがインド巡礼へと旅立った頃だった。

東洋思想が捉える世界観は、宇宙まで辿り着く。

少なくとも西洋にはない宗教観に、彼らは傾倒した。

ヒッピーはまた、

フラワーチルドレンとも呼ばれた。

その先鞭は、

スコットマッケンジーが歌った「花のサンフランシスコ」。

サンフランシスコは、まさにヒッピー発祥の地であった。 

世界を平和の象徴である花で埋め尽くそう…

そして、武器ではなく、花を!

レコードジャケットの花柄のシャツを着た彼の姿は、

いまでも印象に残る。

同時期、

銃口に花の添えられた写真が世界を駆け巡った。

アメリカの若者たちが「平和」を模索し始めたのである。

この写真は、違和感そのものであり、

それが逆に不思議な引力をもっていたのを、

いまでも覚えている。

ヒッピー文化はまた、

サイケデリックをも生み出した。

サイケデリックファッション。

サイケデリックミュージック。

これらのムーブメントは世界に波及し、

日本にも多大な影響を与える。

横尾忠則、ナナオサカキ、寺山修司や植草甚一など、

蒼々たる人たちがその洗礼を浴び、

後に続く新たな系譜となる。

また、岡林信康や忌野清志郎、加藤和彦も、

少なからずヒッピーの影響を受けたアーティストたちだ。

日本ではフーテンという呼称があるが、

これもヒッピーの系譜。

日本中を歩いたフーテンの寅さんも、

こんなところから生まれたのだと思うが、

これは不確かな推測だ。

しかし、日本でもこの頃から、

新たな旅の模索は始まった。

さて、

常に旅をしている人はその実感もひとしおだろうが、

旅するように生きるとは、となると、

その定義も難しい。

ひと頃、

JRの「ディスカバージャパン」キャンペーンがヒットした。

山口百恵の「いい日、旅立ち」の歌が流れ、

日本の何処か…の美しい映像が映し出されると、

あぁ、旅はいいなぁと思えた。

また、イギリスBBCなどが制作するドキュメント映像も、

リビングに居ながらにして、私たちを冒険へと誘う。

映画、音楽、物語…

これらも、

動かずして旅立つことができる重要なアイテムだ。

旅は突き詰めると、非日常である。

そこに想像する力、感動する心があれば、

人はいつでも旅立てる。

旅するように生きるとは、

例えばこうしたことなのかも知れない。

話は飛躍するが、

私たちの人生そのものが旅の一環である、

との考え方も存在する。

これは仏教に由来する考え方だが、

人が生きてゆくとは、

あの世から来た旅人がこの世を旅することであり、

更に大きく言えば、

この世の生き様は、

ただの通りすがりの姿なのである。

生きて、死して、

そしてまた次のステージを旅する…

それが次元の異なる旅するのか、

宇宙の果ての向こうにそんな世界があるのか、

それは誰も知る由もないが、

思えば、これも旅と言えなくもない。

だから私たちは、同時代を生きる旅人なのだ。

人が旅に憧れるのは、

やはり、私たちのどこかに、

潜在的に組み込まれたプログラムがあるから…

なのではないだろうか?

60年代にミュージカル「ヘア-」が大ヒットしたが、

このミュージカルもヒッピー文化の申し子だ。

ヘアーとは、要するに長い髪のことであり、

それが愛と自由と反戦の象徴の意味合いをもつ。

ここで、フィフス・ディメンションが歌う

「輝く星座」と「Let The Sunshine In」は、

壮大なスケールと共に、

とにかく歌詞が意味深である。

月が7宮に入り 

木星が火星が一直線に並んだ

いま この安息が宇宙に広がるとき

愛の力が宇宙を動かす

さあ水瓶座の時代が始まる

夜明けのときがきた

水瓶座…

水瓶座…

ああ水瓶座よ

調和そして理解すること

共感そして信頼

ウソや人を騙すものは

もう終息に向かうだろう

夢に溢れた輝かしい未来

神秘的に満ちたお告げと黙示

真に解放されるとき

水瓶座の時代がきた

水瓶座…

おお水瓶座よ

うむ、

私たちは皆ライフトラベラーである。

元来、人は誰も自由な旅人であり、

この世を通り過ぎるのも、また旅、

なのではあるまいか。

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