ナタリー

蒼い湖の底に漂う
水のような瞳に

ゆったりとした広い額が
美しい

そんな華奢な体の何処から
あなたの情熱はうまれてくるのか?

仕事でなく趣味ではなく
あなたは少女の頃から
或る一点をみつめて
生きてきた

コスモスのように奥ゆかしくも
どんな風雨にも耐えた強さと
可憐

恥じらいながらも迫ってくる
その情熱は
いまでもその炎を燃やして
生きている

何を捨てても進むことを恐れない

何が遮っても歩くことを忘れない

恋は時にうつろいやすいのに
あなたにどんなブレが
あるというのか教えて欲しい

いつも変わらず
絶えず笑みを忘れない

あなたはあなたのままで

そのままで

だからこの愛

これからも
いつまでも

※一見キザですが、ラテン語に訳してこの詩を歌ってみてください!
 サイコーです!

「ナタリー」への4件のフィードバック

  1. ラテン語にはどうやって訳せばいいのでしょう?
    でも、解ります!
    ここに描かれた女性、まさに 「ラテンの女」 ですね。
    ラテンの女はカッコいいです!
    クラウディア・カルディナーレのようにたくましく、ジリオラ・ティンクエッティのような恥じらいを持ち、ジーナ・ロロブリジーダのように美しく、ソフィア・ローレンのように情熱的で、シルビーノ・マンガーノのように妖艶で…いやぁ、もう凄いですよね。
    彼女たちの演じたイタリア映画の女たちは、みな自分の情熱のおもむくままに真っ直ぐに生きて、愛する男のために死をも辞さず、それでいてあどけないほど純真で、ウブで、恥じらいがあって、それでいて娼婦で。
    そんなラテンの女の気質がこの詩から見事に漂ってきますね。
    スパンキーさんって、ひょっとして恋愛体験豊富?

  2. ジリオラ・ティンクエッティって、懐かしいですね!ソフィア・ローレン主演の映画「ひまわり」には、私、限りなく感動してしまいました(涙)
    この詩は真面目に書いたんですが、なんだか自分の精神のバランスがとれなくて、ちょっとふざけてしまいました。
    どちらにしろ、理想の女性像であり、それを表現しよう頑張ってみましたが、ツボがイマイチ私の中で掴めませんでしたた。
    ちなみに、私は若き日の経験は豊かでしたが、現在は皆無です(爆!)

  3. スパンキーさんは、こういう恋愛系の詩がほんとに上手ですね!素敵な詩です。
    彼女を愛おしく見つめていたり、思い浮かべている様子がよく伝わってきます。
    ブレない彼女ももちろん魅力的ですが、その彼女に魅せられ、これからもずっと隣で笑っていてほしい、守っていきたいというこの彼の想いもまた、素敵だと思います。
    今度はぜひ、女性視点の詩を書いてほしいです♪

  4. chiaki さん)
    オトコの勝手な恋愛観は、ひとによってはドン引きですから、怖いですよね?
    で、女性の視点で恋愛を書こうとすると、どうも出だしが演歌調になってしまうという恐ろしいことに気がつきました。
    上の詩は妄想ですから、こういうのはドンドン書けますが、前回の妖精の話がちょっと詰まってます!
    コメント、ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.