夜を超えて

「夜を超えて」への4件のフィードバック

1. この詩も、ひとつ前の 『天地の便り』 という詩にも、最近のスパンキーさんの心境の変化のようなものが現れているように感じます。
   「焚き火」 「山」 「川辺」 「夜空」 ……。
   使われる言葉の中に、都市生活への倦怠と、自然回帰志向のようなものが感じられるのですが、今はそういう時期なのでしょうか。
   そして、そこからもう一度 「都市生活」 を別の視点で見直すという心の動きが感じられます。
   それが、 「街へ降りたら、まず最初に出会った人に、最高の笑顔で挨拶してみてはどうか」 というフレーズに象徴されているように感じます。
   しかし、その “心の再生” のビジョンは頭の中に描けても、現実の自分は 「消えた火の前にうづくまっている」 。
   うまいですねぇ！ 　
   この 「喪失感」 の雰囲気の出し方。
   ちょっと初期の村上春樹的ですね。
   茫漠たる闇の中で、焚き火に当たりながら、ホットウィスキーを飲む。
   そういうのも、いいかもしれませんね。
   　

2. 町田さん)
   とても好意的に受け止めて頂いて嬉しい限りです。
   言われるように、喪失感というのは、いまの自分を反映しております。
   まず、時間なんですかね？よく忙しいというのは心を亡くすとか。
   ホントです。ロクなことはありません。と言って暇になる恐ろしさも私は身に染みていますので、どっちに転んでも良いわけないですけどね。
   あと、人ですね？
   街って、いわば人の交差点のようなものですね。この真ん中で立ち止まってしまったかのような危うさ。いまこんな感覚も自覚しております。
   モチーフは、やはり現在の私の志向のせいか、たき火なんかが一番ほっとするのでしょう。
   丹沢のたき火も最高なのでワクワクしております。が、実は品川の居酒屋も、それはそれで懐かしい。あの店はまだありますかね？
   また行きます。コメント、いつもありがとうございます。

3. 人は、あまりにも疲れすぎると、一番何を欲するのでしょうか？一人になって自分を見つめなおす？ことなのでしょうか？海・山・川・月・星　やはり自然て、なにか心を引き寄せる大きなパワーが、あるような気がします。
   私などは、疲れて一人になりたいと思っても、たった数時間で人恋しくなってしまうゼイタク？ものです。　でも、帰れる場所があるのは良いことですよね。スパンキーさんも、自然に触れてしっかりリフレッシュして、また素敵な作品を書いてくれること、楽しみにしています。
   

4. DEKOさん)
   人間、疲れるとダメですね？
   思考・判断力が落ちるのはともかく、ビョーキにもかかりやすくなりますからね。
   いま私は山に住んでいますが(笑)、街にいたときには気がつかなかった四季の移り変わりが、肌で感じ取れます。コレ、結構癒されます。
   人が恋しいのは、誰も同じでしょう？しかしDEKOさんもホントに疲れたら、一人で自然に身を委ねたくなるんじゃないかと思いますが？
   いや、今度ご一緒しても良いですよ？たき火、お誘いしましょうか？