物語の途中で詩を思いつきまして…

「ジャミロクワイを聴きながら」

僕らはいつも

タフに動き回り

利口に立ち回り

この世界の文明とやらを享受して

生きているけれど

一体いまのこの状況って

なんなんだい

僕らはとっくに気がついていて

僕らはとっくに知っていて

狂気の沙汰のこの時代に

唾を吐いても

笑われるだけだし

狂気の沙汰のこの国に

ものを申しても

捕まるだけさ

まあ

僕も相当慣れたけど

そして

君もそのようだし

だけど

もう誰も戻れないよ

もう人は帰れないんだ

狂った空間

イカれた世界

今日も君とデートだね

例の地下街にでも行ってみるかい

狂った奴らがうごめいて

虫やら何やらを頬張って

そして

笑って

踊っているだけさ

だから

僕たちはいつも

タフに動き回り

利口に立ち回らなくては

いけないんだ

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