羊 羊の群れを追いかけていくと メェェェェッーと僕を歓迎してくれた 一匹の羊が何の用だい と言うので 実は、と僕が話すと そう君もなのと 羊たちが僕を取り巻き あのやさしく眠くなるような毛を 擦り寄せてきて つぶらな瞳で 大丈夫さ 大丈夫だよと… そして羊たちは 相変わらず呑気に草を食んでいる 夕べも寝てしまった僕は そんな訳で 忙しすぎる彼女に 今夜も 羊を届けることができないでいる 共有:Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pocket でシェア (新しいウィンドウで開きます) 関連エントリー 関連したエントリーはありません
短いけれど、なんともとぼけたユーモアと、ほんの一滴のさびしさが滲んだ卓越したポエムですね。 最後が決まっていますね。 >> 「忙しすぎる彼女に、今夜も、羊を届けることができないでいる」 。 主人公のとまどいと苦笑いが伝わってくる、ほのかなおかしみの漂うエンディングでした。 うまい!
町田さん) お久しぶりです。 お褒め頂いて光栄です。 眠る、ということについて考えていましたら、 突然こんな誌を思いつきました。 短くて、以外と難しいですね。 今度はもう少し、洗練させます。 コメント、ありがとうございます。
短いけれど、なんともとぼけたユーモアと、ほんの一滴のさびしさが滲んだ卓越したポエムですね。
最後が決まっていますね。
>> 「忙しすぎる彼女に、今夜も、羊を届けることができないでいる」 。
主人公のとまどいと苦笑いが伝わってくる、ほのかなおかしみの漂うエンディングでした。
うまい!
町田さん)
お久しぶりです。
お褒め頂いて光栄です。
眠る、ということについて考えていましたら、
突然こんな誌を思いつきました。
短くて、以外と難しいですね。
今度はもう少し、洗練させます。
コメント、ありがとうございます。