終息しない危機

熊本地震が起きてからというもの、

どうも落ち着かない。

考えがまとまらない。

そんな症状に悩まされる。

個人的に抱えている問題は山積だが、

それにしてもテキパキと処理が追いつかないのは、

自己内に沈殿している不安が足を引っ張っているのだろうと

推測する。

熊本と大分の県境あたりに古い友人がいる。

未だ連絡できないでいる。

あいつも不安な毎日を過ごしているに違いない。

お互いずっとアナログな付き合いできたので、

連絡はいつも電話のみ。

あとはフェイスtoフェイス。

メールとかそんなものはお互いに知らない。

こういうときには困るなぁと実感する。

今週のうちに電話を入れるつもりだが、

向こうのことを思うといつ連絡してよいものか、

それさえ迷う。

結局、自分になにができるのか?

それも不明だが、

できる限りのことに応じたい。

昨日は、とりあえず赤十字を通して寄付。

それしかいまの自分に思いつくことがない。

それにしてもこの日本という国は、

多角的に考えるといろいろ問題があるが、

それはどこの国でも差異こそあれ、

同様の問題を抱えている訳で、

私的にとても良い国と思っているが、

それにしても、地震のリスクが大き過ぎる。

多大なダメージが人々を襲っているのだから。

これらがすべて他人事でなく、

そのどれもが対岸の火事ではない。

誰の身にも迫っているのが、

この日本列島に暮らす人の現実だ。

時に恐ろしい一面を覗かせ、

人を恐怖に陥れるのがこの国の裏面であり、

原発のことなど人為的なことを鑑みても

それは思うことなのだが、

平時のこの国の表顔が本性なのかどうかは、

それぞれの考え方の違いによる。

これは私にも分からない。

いずれ、いまの危機である。

現在進行形で危機は続いている。

誰もが、難題を突きつけられている…

そのように思わざるを得ない。

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