怪しい乗り物

日本にいて

震災とかいろいろなことがあって

ちらっと海外移住でもと考えている。

本気かというと少し本気のような気がする。

主にチェックしているのは、東南アジア。

タイ、カンボジア、マレーシアなど。

なんで東南アジアなのか?と言われると、

近いからとしか言えない。

強いて上げれば、のんびりしたい。

で気がついたのだが、

もう何年もパスポートを持っていない。

ムカシ、

ちょこっと南太平洋とヨーロッパしか行ったことないし…

パスポートのことを思いだしたら、

連想で、飛行機のことを考えていた。

飛行機は手強いぞ!

で、先日の夕暮れ時、空を見上げると

いつものように羽田発と思われる飛行機が、

西へ向かっているのが見えた。

夕日に照らされ、機体がキラッと光る。

このとき、私は激しく怪しいなと思った。

なにが怪しいかなのだが、

飛行機が飛んでいるということが、です。

あれって、目の前でみるとデカイですよ?

金属の塊です。

じっとゆっくり考えるとおかしい。

私はガキの時、落下傘と模型飛行機マニアで、

作るのはヘタなんですが、

飛ばすのはなかなか上手だった。

あるとき、私は大きな落下傘を5つを握りしめ、

非常階段の3階からホントに飛び降りようとしたんです。

だって、本人はゆっくり下りると思っているし、

死ぬなんて絶対に思いませんから…

で、手すりから身を乗り出して下りようと思ったとき、

それを見ていた用務員のおじさんから怒鳴られました。

「おまえ、そういうことをすると死ぬんだぞ」って。

あれから、どうも飛ぶことと死ぬことが、

アタマの中でイコールにセットされていたようで、

ホントに恐いんです。

が、乗らなくてはならないこともあります。

機内で救命胴衣の説明を聞いたとき、

私はとんでもないものに乗ってしまったと思いました。

離陸とのきと着陸のときは、さらに身震いの連続です。

中東上空でのことでしたが、積乱雲の中に入ってしまったようで、

激しい雨と雷と乱気流も経験しました。

アレは、富士急の乗り物なんか目じゃないです。

高飛車の方が良い。

世界を飛び回っているビジネスマンは凄いな…

尊敬します!

あっそうだ、予定を変更、

船で沖縄へ行こうかな、なんて…

「怪しい乗り物」への2件のフィードバック

  1.  
    「あんなデカくて、重いものが飛ぶはずがない」
    と、飛行機のことをそう思う人は、けっこう多いようですね。
    かつてのジャイアンツのピッチャーを務めた江川卓氏もそうだったというし。北国の将軍様も、そう信じて、国外旅行は鉄道だけだといいます。
    でも、そういう感じ方を裏付けるように、実際に墜落事故もありますものね。
    だから、「船で沖縄」、それいいです!
    船だと、浮力ってのがあるから、重くても浮かびそうだ … というイメージは飛行機よりも強いですからね。
     

  2. 町田さん)
    江川は有名ですね。が、北の将軍さまのことは初めて知りました。
    あと、私は首都高3号線を走っているときに地震にあったことがあるんですが、これまた揺れが凄い。ハンドルも取られました。恐いですねー。
    ていう訳で、オチは船でしたが、ご指摘のように、船も怪しいですね?
    が、私の場合は船に免疫がありますので信用しています(笑)
    結局、記憶や経験で恐いものが増えていく。いわゆるトラウマですが、こういうものを乗り越えたときに、宇宙でも何処へでも行かれるんでしょうね?
    そんな訳ないか!
    コメント、ありがとうございます。

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