ウィル・ユー・ダンス(Will You Dance)

透き通る風の丘に立って

海を眺めることは

たとえば

過去を振り返ることに似ている

のたりと揺れる波間に身を委ねると

心持ち穏やかになれる気がする

革命などと大それたことでなく

ただ自由を求めてさまよい

或るとき

僕の闘争などと呼ばれ

ではと姿勢を変え

自分に素直に書き

本心を歌い

信じることを描いてはみたが

生きてきた時間の大半を費やしても

やはり

夢が破れたことに違いはないんだと…

だが

こうして風に吹かれていると

そうだ

今夜はあいつと酒を飲もうと

ちょっと笑えてくるから

人生は不思議だ

あの頃

好きな娘がいるんだろと言われたが

僕は結局シラを切り通すことにした

でないと

あの天使のような娘をひとり

つまらない巻き添えにしてしまうような気がして

そう結論付けたのだが…

それが正しかったのかどうかなんて

今更誰に分かるものでもない

時は巻き戻せはしないから

やはり

人生は不思議に充ちているんだと…

さあ

せめて今宵は踊ろうじゃないか

あの娘に似た人を探しに

あいつと町へ出よう

そして

さんざんへべれけに酔って

ちょっとイカレた調子で

さあ

僕とダンスでも踊りませんか!

…とね

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噺四題

禁煙と学歴の相関関係

アメリカがん協会の調査によると、

高学歴の人ほど、禁煙率が高いとのこと。

2011年の数字で、大卒の喫煙率は21パーセント、

高卒の喫煙率は34パーセントという。

また、別機関の調査でも同様の数字がみられる。

「喫煙の害や禁煙について患者と話をする際は、

教育レベルを考慮するよう」と促しているとも伝えられている。

アメリカって、こういうデータが好きだな。

個人より、傾向から調査する訳です。

でないと、個人の資質のバラツキが激しいので、

まず傾向を掴まないことには、その対策もできない。

こうした調査を日本でやったら、「ふーん」で終わるか、

差別だろ、ともなる。

日本って、実は気難しい国なのです。

と書いて、一服!

渋谷の地下鉄

東急東横線の駅が、地上から姿を消して、早数ヶ月。

ヒカリエもできたし、連日テレビがバンバン報道しておりました。

さぞ便利だろうと…

が、先日、山手線を降りて、東横線に乗ろうとしたら、

地中深~くまで階段を下りることに。

連絡、最悪ですね。

また、地下でも副都心線とは別ホームなので、

横浜方面に行く人は、どちらが先に走るか、

その判断をせねばならない。

ところでいま、銀座線はどこから走っているのか?

ちょっと心配になってしまいましたね。

武蔵小杉と自由が丘に住んでいる友人に聞いたところ、

最近では渋谷を通り越して、

直接、副都心線で新宿へ出てしまうとのこと。

うーん、人の流れって、ちょっとしたことで変化する。

こうなると、商売も予測が難しい。

いよいよ博打っぽくなってきました。

「ごちそうさん」って?

ここんところ、NHKの朝ドラを休んでいる。

たまに観ても分かってしまうところが面白い。

話が王道というか、観ていなくても、

前後のストーリーがうっすらと分かる。

安心して観ていられるのは良いが、

当然のように、毎回食いものの話ばかり。

意地悪な義姉さんが、ご愛敬というところか。

レシピ本も売れているという。

ま、そういう話なのでしょうがないが、

こんだけ食いものに凝っていて、

金がないという設定。

で、主人公が勉強する、頑張る!

そこが、ちょっと庶民的といえばそのような…

申し訳ないが、結末にあまり興味なし。

プロデューサー巻き

いきどき、セーターを肩からかけ、

それをファッションのひとつとしている人はいないと思う。

私の若い頃、これはオシャレと言われた。

当時は、腰からセーターを結ぶのも流行っていた。

あるとき、どうした繋がりからか、

某テレビ局へ打合せへ行くこととなった。

こちら、一介のコピーライターなので、

恐る恐る局の廊下を歩いていると、

みなレイバンのサングラスを胸元に引っ掛けての、

セーターを肩から腰からかけての、

いわゆるプロデューサー巻きばかり。

なんだか場違いな空気が流れる。

で、昼の担当プロデューサーと名刺交換して、

彼と話すこと30分。

彼はそのものズバリのプロデューサーなので、

当然、本家本元のプロデューサー巻き。

で、気がつくと私のことを○○ちゃんと読んでいた。

で、全くその気もないのに、

「今度、飲みに行こうよ!」

(気味悪いな~)

打合せの中身はというと、

なんと「笑っていいとも」に勝つ裏番組の企画。

そんな企画、立てられる訳がねぇーだろうが…

とは口に出して言わなかったが、

そんなダイソレタ事をこの私に頼むなんて、

なんと愚かな…

局の建物を出た私は、薄ら笑いを浮かべていた。

副産物

目を患い、かなりの不自由を強いられている。

パソコンを見るのが辛い。

クルマの運転に支障をきたす。

目薬を決まった時間に頻繁に差さねばならない。

たまに頭痛がして、憂鬱になる。

充血、そしてモノが見づらくなる。

目の大切さ、重要さを思い知らされた。

永年酷使した報いなのだろう。

現在は、パソコンを見る頻度を最小限にして、

運転も控えている。

最近は、クルマではなく、電車もよく乗る。

おかげで、遅まきながらパスモを持つこととなり、

その使い方も最近知った次第。

車窓からの景色を眺めていると、

なんと初冬の日射しが差す情景の美しいことか。

車内に流れるアナウンスもディスプレイも洗練され、

隔世の感がある。

実は、若い頃から電車が苦手だった。

特に、混雑した電車。

一度、極度の疲労で車内で倒れてから、

永年、トラウマを抱えていた。

が、最近ではそれも薄れてきたようで、

なんとかやり過ごすことができるようにまで回復。

景色を楽しむまでになった。

先日は、小田急、相鉄、東横、大井町、田園都市線と乗り継いで、

首都圏を回った。

疲れたら、目をつむれば良い。

クルマの運転だったらそうはいかない。

今度は、箱根登山鉄道に乗ってみたいと思っている。

スイッチバックの電車、

そして、芦ノ湖を見下ろすロープウェイは壮観だろうと思う。

そうだ、永年のクルマニアを卒業し、鉄男にでもなろうかな。

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サイト訪問者からの購買・問い合わせを増やすには

サイトから、注文や問い合わせを倍増させるのは、容易ではない。

この場合、まず検索順位を上げる努力は当然だが、その対策は適当か?

また、キーワードの選定は?

それらをクリアした上で、反応は得やすくなるハズだが、

肝心のサイトの作りがおざなりだと、せっかくの訪問者も

すぐにサイトを離れてしまう。

ここは、離脱を減らす努力が必要だ。

トップページ、サイト内設計、そして、コンバージョン率

(サイトの総アクセスから、お問合せ・購買をしたいただいた割合)と、

検討すべきハードルは、いくつも用意されている。

今回のテーマは、サイト訪問者の最後の関門とも言うべきコンバージョン率について。

統計によると、実は、この最終段階に於いて、約7割が離脱するという。

要は、買うのをやめる、申し込みや問い合わせをしない人が、

10人中7人にのぼるということだ。

スマフォは90パーセント強と、更に高い離脱率が証明されているが、この場合、

スマフォの使用特性による、ユーザーの空き時間によるチェックという意味合いがある。

要は下調べだ。

だからといって、スマフォサイトを侮らないほうが良い。

ユーザーにとっては、大筋のアタリをつける意味合いがあるからだ。

話を戻すと、このコンバージョン率を上げる方法は、

ひとことで言うなら、訪問者への負担を減らす、得をさせる、

そして安心を付加することに尽きると思う。

これらが揃えば、コンバージョンは飛躍的に改善される。

例えば、アマゾンは、ここに最大の注意を払っている。

ユーザーの負担を減らすべく、3クリックで買い物が完結するよう設計されている。

これは要注目だ。

更に、類似製品の情報、比較検討材料、第3者による評価、プライス等の情報も豊富。

加えて、送料無料のものも多い。

安心感もお得さも兼ね備えている。

アマゾンを例に、小規模サイトに転用できるアイデアを考えてみると、

まずは、敷居を低くすること。

これは、例えば問い合わせ欄などの書き込み項目を、

簡単シンプルにすることが有効だ。

訪問者は、ものぐさでせっかち者と心得よう。

名字とメルアドのみでもコミュニケ-ションは開始できる。

相談のみからでも、見込み客の内なのだ。

フリーダイヤル、そして、店長に直接相談、

ものによっては、返品保証も唱いたい。

24時間以内にお返事致します等の文言も、有効手段だ。

要は、それがひいては信頼につながり、

企業や店の姿勢が先方に見えるようになれば、

価格も去ることながら、誠実な態度で臨むことは、

相手に安心感を与え、コチラを効果的にアピールできる。

訪問者が、とにかくあなたのサイトの問い合わせや、

買い物カゴまで来てくれたことは、言い換えれば、

もうひと押しの何かがあれば良い訳だ。

それを逃してはならない。

工夫することで、

サイトは更に活気づくのだから。

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サードマン現象2 (前号の続き)

サードマン現象を紹介する本や記事には、

幾つかの事例が紹介されている。

例えば、

或る家族が乗った船が難破し、ゴムボートで漂流することとなり、

途中、嵐に遭遇する。

笹舟のように揺れるゴムボートの水を、みんなで必死にかい出すも、

船はいまにも沈みそうになる。

が、一家は奇跡的に助かった。

数年後、やっと心の傷も癒えた頃、

みんなが重い口を開き始めると、

或る一人の男の存在が浮上する。

この一家は4人家族で、

ゴムボートに乗っていたのはこの一家だけだったが、

嵐が激しくなって、ふと気がつくと、

或る男が必死で水をかい出していた。

あのとき、ゴムボートには確かに5人乗っていたと…

皆が口にしたのだ。

これは、一家全員の記憶が一致している。

9.11の世界同時多発テロで、

旅客機が突っ込んだニューヨークのワールドトレードセンターから脱出した一人は、

煙と瓦礫に阻まれた階段を下りられず、絶望したが、

どこからともなく聞こえた声に従い、命拾いをしたと言う。

極限状況下の傍に現われ、

頑張れ、生きろと励ます謎の存在。

これが、サードマン現象。

雪山で遭難し、

疲労と寒さで寝ていた登山者を、

或る男が起こしてくれて、

無事に助かったという話は数多い。

サードマン現象は、

姿、形がなくとも、声・気配など、

いろいろなアプローチで、私たちを導く。

その証言は多岐に渡る。

こうした現象について、

現代の学者や研究者たちは、

脳認知学や神経学、心理学等を駆使し、

それを何らかのカタチで結論づけるのだろうか。

かつて、キリスト教の修道士やチベット仏教徒が、

この世の真理とやらを探しに、

山奥で修行などに励んで自らを追い込んだ末、

例えばサードマン現象を体験したら、

そこに神や天使や仏さまを見たに違いない。

サードマン現象の正体は、いまのところ不明だが、

現在の科学で証明できるものは、

この世界のわずかな事柄に過ぎないという事実。

果たして、神なのか、幻なのか。

いや、私たち人間の、隠された能力のひとつなのか。

このブログの前項に記した私の体験は、

以上の話と較べて、

かなり生ぬるいと言わねばならない。

しかし、あのときの自分は、

いま思い返しても、ある種の極限状態だった。

サードマンに遭遇する状況はもうゴメンだが、

こうした現象への興味は尽きない訳で…

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サードマン現象

フリーランスのコピーライターをやっていた頃、

仕事を大量に安請け合いして、

数日間寝なかったことがある。

このとき、私は不思議な体験をした。

徹夜も二日目に入ると、ハイテンションになり、

もう、マシンのように原稿がすすむ。

やればできるなぁ、と自らを感心した。

全然疲れないので、ちょっと変だなとは思った。

明日の昼頃には仕上がるなと思った途端、

原稿がバタッと書けなくなった。

一度つまずいたきり、アタマが真っ白になり、

必死に文を考えるのだが、

乾いた雑巾からはもう水は一滴も出ない…

そんな状態になってしまった。

と、モーレツに身体がだるくなり、

デスクに何度も突っ伏した。

まだワープロの時代で、カーソルが文字の最後の箇所で点滅したまま、

止まっている。

ふっと気がつくと、スズメの鳴く声が聞こえた。

数十分だか数時間だかよく覚えていないのだが、

寝ていたようにも思うし、気を失っていたようにも思う。

まずい!

ハッとして慌ててモニターに向かうとアレ?

文章が進んでいるではないか。

例のつまづいていた箇所だ。

一瞬あれっと思ったが、

とにかく焦っていたのでそのまま書き進める。

と、その後もスラスラと書ける。

そして一端朝食を摂り、

午前中には総て書き上がったのだ。

内容は、ある石油会社のガソリンスタンドの従業員向マニュアルで、

印刷期日が迫っていた。

昼の0時ジャストに、A代理店のB氏より「できた?」との第一声。

向こうも必死なのが分かる。

即ファックスを流して校正してもらい、

その日の夕方までに総ての修正を終えた。

で、ビールを飲みながら振り返るに、

前夜のアレは一体何だったんだろうと、

思いを巡らすのだが、

やはりさっぱり分からない。

ただ、意識がなかった時間、

私は光りのようなものに包まれていた感覚を覚えていた。

それはとてもハッピーであり、安らかであった。

後々だが、これがサードマン現象の一種ではないかと、

考えるようになった。

(自己都合により、つづく)

家族

テキトーに生きていた奴が、

まあ結婚というものをして数年。

それなりに真剣ぶってはいたが、

振り返ればそれもどこかユルイ。

相変わらずの甘さで、

その日暮らしのような気楽さが、

奴の性分だった。

細身の奥さんの腹が日に日に大きくなり、

奴はそれがどこか可笑しくて、

腹に耳をあてると、

新しい命が動いているのが分かってはいたが、

それを自分事として依然思わず、

奴は、相変わらず浮ついた毎日を送っていた。

或る日、会社に奴宛の電話が鳴り、

「生まれる」と聞かされたとき、

夜中に突然起こされたような驚きに変わる。

バイクで青山通りを疾走し、

目黒通りを南下するとき、

クルマの間をすり抜けながら、

危ない走り方をしているなと、

気づいた。

「落ち着け、落ち着け」

が、スピードは更に上がっている。

目蒲線の踏切を右折しようとしたら、

警察官に止められ、

右折禁止と踏切の一時停止違反で事情を聞かれた。

事の次第を話すと、その若い警官は、

「落ち着け!気をつけて行け!」と違反を見逃してくれたばかりか、

後から2・3人の警官が、背後から奴に声をかけてくれた。

病院に駆け込み、

ガラス越しに、初めて我が子を見た。

それは奴が知っている綺麗な赤ちゃんなどではなく、

小さくて赤くて、猿のようにしわくちゃな、

ホントの産まれたての我が子だった。

寝たり泣いたりを繰り返し、

そしてたまにアクビをする。

その姿を、奴はずっと眺めていた。

奥さんの疲れた顔を見て、

二言三言話してマンションに帰ると、

更なる心境の変化は突然訪れた。

それは怒濤のように胸に押し寄せ、

しばし混乱し、

過去を振り返り、

これから、という未来を必死で探っていた。

自分を差し置いて、

奴は初めて物事を考え始めた。

そしてこれから、を見据えようと、

初めて必死になった。

自分より優先するのは、

あの赤い猿のような産まれたてのいきものであり、

その赤ん坊を産んでくれた奴の相方。

それが奴が人生で初めて味わう、

家族という不思議な繋がりだった。

奴は、産まれて初めて、

他者が視界に入ったのを自覚した。

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ピアノマン

青春のときの夢は

確か一流になること

だったよね

苦いビールを何杯か飲み干してから

キミが昂ぶり

とても大きな夢を話していたことを

覚えている

一流になれば

もちろん名が知れて

そのうち大金も転がり込むってね

でもあれから遠い月日が流れて

いまじゃキミも年をとった

相変わらずあの店でピアノを弾いているけれど

キミが草々金持ちのようには見えないし

有名になったという噂も聞かない

今日もキミのファンで店はいっぱいだ

キミのピアノの音はとても落ち着くし

ときに驚くほどエキサイティングだ

店がずっと廃れないのも

みんなキミの腕を目当てに

顔を出すからなんだよ

あれからビアノの音が幾度も変化し

レパートリーも増えたってね

試行錯誤を繰り返し

キミはキミなりに

一流をめざしたのだろう

さて

今日の帰り際の一曲に

私は嬉しくて涙が溢れたが

そんなセンチメンタルをいちいちキミに伝えるのは

止めておこう

キミはピアノマン

いまじゃ一流だよ

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いまが通り過ぎてゆく前に

フレーズとして、このタイトルは綺麗だ。

バズというグループが40年くらい前に唄った歌のワンフレーズ。

詞は続けてこう言う。

ああ、愛と風のように…

ご存知、ケンとメリーのスカイライン。

通称ケンメリのCM挿入歌だが、

このCMのキャッチフレーズは、ずばり、

愛のスカイライン

である。

一見キャッチらしくないが、

これも純然とコピーライティングなのである。

ストーリーはこんな感じ。

若いカップルが、スカイラインで日本各地を旅する。

で、この二人は恋人同士であり、名がケンとメリーである。

スカGで知られるように、前作の箱型スカイラインは、

どちらかというと硬派であり、オトコのクルマであった。

それは、性能の高さや、レースでの栄光といった、

旧来のスカイライン。

このイメージを打ち破るべく、

ソフトなイメージのCMがこれだ。

当時、私はこのクルマに興味がなく、

いわゆる前作のハコスカが好きだった。

が、スカGの中古相場が高騰し、手が出ない。

で、走りのイメージがあり、

なおかつ当時斬新なデザインでデビューした、

トヨタのセリカを買った覚えがある。

後年、このCMのクオリティの高さが見直された。

そしてケンとメリーのスカイラインは伝説になり、

愛のスカイラインというコピーは、

いまだに胸に刻まれている。

商品の売れ行きと乖離しても、

心に残るCMというものが、

果たして優れているのかどうか、難しい。

しかし、当時のクリエーターたちが築いた世界観は、

相当に前衛と思う。

何故なら、そこに物語があり、背景があり、

商品の向こうにある価値を語っているからだ。

これは、カタチを変え、いまでも使われる手法だ。

全然古びてなんかいない。

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BigDogとAndroid

興味と同時に薄気味悪さを感じるのが、

ロボットの進化である。

遂にここまできたかと…

軍事用に開発されたBigDogは、

一見、その動きが滑稽だが、

コイツが兵団となって人を襲ったりしたら、

かなり恐ろしい。

が、人に代わって荷役や災害時に活躍してくれれば、

なかなか頼もしいのだが…

↓これは偽物です!

一方のAndroidは、その進化の方向により、

何をめざしているのか、

そこが私にはいまひとつみえない。

人に似た、ロボット。

受付嬢、新しいアイドル?

スキャンダルは起こさない。

たぶん。

また、孤独な人が、

新しい家族として迎入れるというのも、

そのうちありそう。

もう少しで、ロボット主導の時代がくる。

それは、想像するに、

共存共栄することで実現する良好な社会。

が、彼らが良くない企みでネットワークを組めば、

私たちを支配することも可能だろう。

ここが相変わらず、人のもつ矛盾なのだが、

包丁の使い途と同じく、

未来は人の良心に委ねられている。

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