テネシーワルツ

最近、テネシーワルツをよく聴きます。

なんというか、じんとくる。

私の幼い頃、

江利チエミさんがよく歌っていたのを記憶していますが、

あの頃はなんとも思わなかった。

ただ、のんびりした曲だなぁと。

柳ジョージさんが亡くなられ、

彼のテネシーワルツを聴いたのがきっかけですが、

パティ・ペイジが歌うのを聴いて、

更に感動。

その意味が知りたくなりました。

テネシーワルツの歌詞を、ざっと書いてみます。

私の愛する彼と、テネシーワルツを踊っていたのよ。

そこで古い友人とバッタリと会い、彼にその友人を紹介した。

彼がその友人と踊ることになり、

そして友人は彼を、私から奪っていったの。

あの夜の出来事とテネシーワルツの調べを、

私はいまでも決して忘れない。

私の失ったものが如何に大きかったか、

いまになって、痛みと共に心に沁みるわ。

そうなの、私はあの夜、とても大切な彼を失った。

二人が、

テネシーワルツの素敵なメロディーに合わせて踊っていた、

あの夜にね。

歌詞を知るに至り、

結構ヘビーな内容なんだなと…

が、よくよく思うに、そんな男って

同性からみても怪しいと言わざるを得ない訳で、

「彼」を想い続ける主人公の純情さに、

更に悲しみが増す、という具合。

この曲の良さって、

メロディーの美しさに加え、

やはり歌詞の意味を知るほどに、

改めて更に深く好きになります。

にほんブログ村 ポエムブログ ことばへ
にほんブログ村

「テネシーワルツ」への2件のフィードバック

  1. ご無沙汰です。
     
    テネシー・ワルツ
    所ジョージさん 
    これにて初めて聞居た歌手です。
    パティー・ページ 別に触れなくてもよし
    懐かしいところで、エリ・チエミさん
    私のお勧めテネシー・ワルツ
    これ等、下記
     
    私が聴いているものも、少しお邪魔します。

    https://www.youtube.com/watch?v=zzDUi_L6MzA

    サム・クック Sam Cooke
    以前の動画とは別に、全く新しくリリースされたものです
    (いつU-upされたのでしょう?)
    私も今回初めてこのライブ盤を見ました。
    オリジナルの曲は文字通り、ワルツです。
    サミー・クックは同三拍ワルツを
    一挙に32分音符にアレンジメントして
    performanceしています。
    陽気なビート、でやるせない、もっていきようのない歌詞の内容を表現しています。
    音楽表現は無限です。

  2. カンタベリー・ベルさん)
    ご無沙汰ですね。
    ノラ・ジョーズのテネシーワルツ、なかなか良いですね。
    カンタベリー・ベルさんの一番のお勧めは、
    やはりサム・クックと思いますけれど…
    所ジョージではなく柳ジョージです、
    所沢の柳ジョージみたいということで、
    所ジョージと命名されたらしいです。
    で、サム・クックを聴いていると、
    アドリブを利かせたように陽気に歌い、
    かつスイングしているリズム。
    なのに悲しい詞。
    柳ジョージさんがサム・クックを相当意識していたのが、
    なんだか分かったような気がします。
    ホント、音楽表現って無限ですね。
    一部、こちら日本では聴けない曲があって、
    とても残念です。
    カンタベリー・ベルさん、コメントありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.