夜の街を切り裂いて
どこまでも走り続よう
時速150キロの馬鹿げたゲームさ
だって時間が飛ぶんだぜ
景色が空に舞うんだぜ
さあ
アクセルを開け
ブレーキに触るな
エンジンに怒りを込めて!
別に前を見なくてもいいんだぜ
笑って笑って
ほらっ
恐さなんて消えるだろ?
今夜こそ
突っ込んで血祭りだ!
だって
いつも朝は退屈なんだ
死んでも知らないよ
死んだら終わりだよ
ああ
死んでも
いいよ
夜の街を切り裂いて
どこまでも走り続よう
時速150キロの馬鹿げたゲームさ
だって時間が飛ぶんだぜ
景色が空に舞うんだぜ
さあ
アクセルを開け
ブレーキに触るな
エンジンに怒りを込めて!
別に前を見なくてもいいんだぜ
笑って笑って
ほらっ
恐さなんて消えるだろ?
今夜こそ
突っ込んで血祭りだ!
だって
いつも朝は退屈なんだ
死んでも知らないよ
死んだら終わりだよ
ああ
死んでも
いいよ
遠くに座る山に白いものがみえたら
私たちは支度を済ませて家を空ける
なぜって
ここの冬の平均気温はマイナス30度だし
それだけなら
まあ暮らせないこともないが
やはりあいつが下りてくるからだ
あいつはなんでも喰う
特に生きものには目がなく
人間は好物中の好物らしい
いろいろ戦ったがみんなやられちまって
もうこの辺りであいつを殺す力のある奴は
誰もいやしない
あいつと言ったが一匹じゃない
遠くで見た奴に聞くところによると
数百は優にいるらしい
これでは多勢に無勢だろ?
あいつの祖先は元々人間だったらしいが
ある時山へ入って行ったっきり
そこでなにがあったのかは誰も知らないが
あるとき目を剥き口が裂けて戻ってきた
そして家族を次々に襲って喰い散らかし
また山に戻って行ったという
あの山になにがあるのかって?
いや分からない
ただあの山の呼び名はヒドノハだ
そう
憎しみの山っていう意味なんだ
なぜ、一度振り落とされた者は再び社会に復帰できないのか?その事について、ひと言。
いま、不況が世界を駆けめぐっている。バブル崩壊を経験した日本も当初は対岸の火事と見ていたようだが、やはり火はこちらにも飛び火してきた。
どの企業もこの不況の煽りをくい、まず派遣労働者から切り捨てているのは皆さんもご存じだろう。しかし、彼等のなかには明日の生活に貧窮している人もいる。というのは数々のレポートをみても明らかだし、これは事実として受け止めるしかない。
そうして、生き残る企業とはなんなのか?企業で働くとはどうゆうことなのかがいま、よくみえてこない時代。
そもそも、派遣労働者というのは、景気の調整弁として機能している。景気が良ければ雇い、悪ければ辞めてもらうというこのシステムは、企業にとってはとても都合が良くできている。
利益を追求するのが企業なのだから、当たり前過ぎるほど都合の良いシステムがこの派遣のシステムなのだが、なにか差別の臭いがするのは私だけか?
同じ仕事をしていても、正社員とはまず給料が違う。万一の保険などの加入も認められていないし、最低限の社会保障制度も整備されていないのが現状だ。
話を広げて申し訳ないが、フリーターやニートという人達のことも忘れてはならない。彼等もまた、社会的弱者として、何か社会の不都合があったときには簡単に見捨てられる存在だ。
セーフティーネットという言葉があるが、いまこのシステムはまるで機能していない。セーフティーネットがしっかり機能していればこんなことにはならないとも思う。
また正社員も然り。もし失業でもしたら、この不景気の世の中で次の仕事をすぐ捜せる能力のある人は別だが、大抵の人が路頭に迷うことになるのではないのかと想像する。まさに、他人事ではない。
現在のこうした事態を、テレビでボオーッと眺めているのは勝手だが、そうした呑気な方々に問いたい。あなたは地主ですか?年金受給者ですか?悠々自適の自営業者か一流企業のエリートですか?公務員ですか?退職金をたっぷり受け取った方々ですか?
イマジネーションを少し働かせてみてはどうかと思う。あなたの子供が、あなたの親戚が、あなたの親しい人がいつ失業するとも限らない。もう一度イマジネーションを働かせてみてはどうかと。
これは、対岸の火事でもなければ、遠い国の出来事でもない。イマジネーションがあれば、いつまでも他人事とは思えないやさしさも生まれくるのではないかと思うのだが。
一度落ちたら這い上がれない社会システム。この構造こそが、逆の意味でみんなのやる気を削いでいるのではとも思えてくる。
乗り物から振り落とされたらそのままなのか?誰も助けないのか?社会の分かち合いはどこにあるのか。
再びチャレンジできる世の中でなくて、なにが一流の国なのかを私は知りたい。這い上がれない社会は、あの蛸壺となんら変わりがないのではないか。
人間生きていれば、失敗の一つや二つは犯すだろうと思う。しかし、それを許さないシステムをつくりあげたのは、一体誰なのか?
まず私は、基本的生存権を総てに行き届くようこの社会に要望したい。そして、誰もが再チャレンジできる国であること。
この世は修羅というが、いまの事態はまるで意味が違うように思う。やはり、一人一人の心がすさんでいるのが、いまのこの世界の正体なのだろう。
他を思いやるイマジネーションの欠如ほど恐いものはない、というのが現在の私の見解だ。
さよならのあとで、会いたい気持ち
さよならのあとで、言い残したこと
さよならのあとで、やはり愛している
さよならのあとで、振り返る
さよならのあとで、自分が分かる
さよならのあとは、寂しいかい?
さよならのあとは、切ないかい?
さよならのあとは、幸せかい?
さよならは
さよならは
そうしていつも
つきまとう
そして
いつも不思議に思うこと
それはなんの変哲もなく
この世にオトコとオンナのいること
(前号までのあらすじ)
奇妙な天気の朝、私は森へと導かれた。そこには自称妖精だという小さなお爺さんが水浴びをしていた。、私はそのお爺さんと話し込むことになる。
「で、ヤマダ電機で何を見たんですか?」
「そこじゃよ、肝心なのは!」
「ワシがパソコンをじっと眺めていると
店員らしき若者がやってきて、いきなりわしに説明を始めたんじゃよ」
「はあ、それで?」
「それでじゃ、話を聞いているうちにこれは天上界でも使っている
便利箱の初期型と似ておるな、と分かったんじゃよ」
「便利箱?」
「そうじゃ、便利箱。この箱はもうわしが若い頃からあるんじゃが
とても重宝しておる。いまじゃホレ、ここにもあるがなぁ」
お爺さんは腰の布をめくると、一枚の布っ切れを見せてくれた。
「これは何ですか?」
「これが便利箱の進化したものじゃよ」
「はあ?」
「ほれっ!」
お爺さんから布っ切れを受け取ると、私はそのペラペラしたものを
ひっくり返したりクシャクシャにしたりして、よくよくその布を確かめた。
何の変哲もない白い布だった。
「若者よ、その布に向かってお祈りをしたまえ」
「ええっ?」
「お祈りじゃよ。いやちょっと待て!それはちと早いな。やめておくか。
そうじゃ、おぬし、いま好きな人はおるかのぅ?」
「あっ、はい いますが。それがなにか?」
「その人はいま何処におる?」
「今頃は大学で授業を受けている頃だと思うのですが?」
「そうか、じゃその人がいま何処におるかとおぬし、いまアタマの中で考えるんじゃよ!」
「考えています。それが何か?」
「ホレ、見てみぃ!」
「わっおー!これは凄い!」
白い布っ切れには、あこがれの玲奈ちゃんが映っていた。しかも動いている。
動画だ。大学の教室らしき所で、教壇に向かって真剣なまなざしをしていた。
布を持つ手が震えた。
「お爺さん、これ、凄いですよ。一体どうなっているんですか?」
カメラワークもすこぶる良かった。
「簡単じゃよ、アタマから発するイメージ・エネルギーが瞬時に現地に飛び、
時空を超えて撮影した映像をここに映し出すという訳じゃよ、ほほほほほっ。
しかも、この彼女の姿はリアルタイムじゃぞ!」
「ということは、時間差もない?」
「そういうことじゃな」
「では、時空を超えるということは時間を移動することもできる訳ですか?」
「もちろんじゃよ」
お爺さんは細い目を一層細くして、ニヤニヤし始めていた。
「じゃ、先生!」
「はっ?先生とはわしのことかいな?」
「そうです、先生!」
「その先生のわしに何か用かな?」
「ええ、先生! これで私の将来も見ることができますか?」
「ああそんなことか。簡単じゃよ」
「じゃあ、是非みせてもらいたいのですが?」
「お安いご用じゃ。で、おぬし、覚悟はできておるかの?」
「ああ、覚悟じゃ。人生はな、良いことばかりとは言えぬ。
知らぬが華ということもあるのじゃよ」
「それは分かっています! しかし、私は玲奈ちゃんと結婚できるかどうかそればかりが気になって仕方がないのですよ!」
「ほほぉー」
先生は口をへの字に曲げたまま、難しい目をして掌から落ち葉をひらひらさせていた。
「先生!」
つづく
「いいとこ、あるんだ」
「どこ?」
「うん、最近できた喫茶店なんだけどさ」
「ふーん」
二人はとぼとぼ歩き出した。
本屋の角の脇道を入り、少し行くと
白くまぶしい建物が目に入った。
店の入り口にはお祝いの花がいっぱい飾ってある。
ここか、と俺は思った。
白い壁には銀色の流れるような文字で
「レア」と書いてあった。
その上には青いプレートが貼ってあり
純喫茶と書かれていた。
「ここなんだけど、入ってみる?」
「うーん、どうしよう。高校生がこんな所へ入っていいの?」
「わかんない。けどいいんじゃん!」
俺が意を決して入ると、彼女も後についてきた。
店内は広く、壁、天上、総てが白で統一されていた。
四隅には小さな噴水があり、小さな子供の彫り物が飾ってあった。
「いらっしゃいませ!」
白いワンピースを着たウェイトレスが、俺たちを大理石のテーブルへ案内してくれた。
革張りの白いソファーに腰を下ろす。
「なんかすげぇなー!」
「うん、いいの、こんな所へ来て?」
「いいと思うよ。だって純喫茶なんだもん」
「純喫茶ってなに?」
「うーん、知らないんだよね」
「なにそれ!」
「あっ ゴメン! 俺もよく分からないんだけど
コーヒーかなんかそういうもの、飲めるみたいよ」
「そう」
彼女はそわそわと落ち着かない様子で、あたりをキョロキョロと見ている。
まわりをみると、俺たちが最年少の客だとすぐに分かった。
俺の嫌いなアイビー・ルックのカップルが多かった。
みんな慣れた仕草で、夢中で話している奴もいるし、
黙ってお互いを見つめ合ったりしているカップルもいる。
「未成年がこんな所へ来ていいのかな?」
「もう入っちゃったモン、な?」
「まあ、そうよね」
「いらっしゃいませ!」
ウェイトレスが真っ白いメニューを私と彼女に差しだし
水の入ったグラスをふたつ、テーブルに置いた。
「何に致しましょう?」
どっと冷や汗が出てきた。
メニューを開くとしばらく何が書いてあるのかよく分からなかった。
(落ち着け)
やっと、コーヒーという文字が見えた。
やったね、と俺は思って
「コーヒーちょうだい、知子は何にする?」
「レモン・スカッシュ」
案外、知子のほうが落ち着いている。
つづく
※この話はフィクションです
(前号までのあらすじ)
イヤイヤ高校生活におくる俺は、いつものように地元に帰ると息を吹き返す。パチンコ屋、ボーリング場をウロウロして時間を潰す毎日。
俺はつぶやきながら、なあとヒロシを呼び止めた。
「なあ、ヒロシ」
「ああ?」
「あのさ、レアって店、知ってる?」
「ああ」
「あそこ、どうゆうとこよ?」
「純喫茶じゃねえの?」
「純喫茶って何よ?」
「うーん、わかんねぇ」
「コーヒーでものむとこなのかね?」
「わかんねえ」
「バッカー!」
俺はイライラしてきた。
コーラを飲みきると席を立ち
じゃーなとみんなと別れて
再び駅のほうへ向かう。
ポケットの千円札を確かめる。
俺は考えながら歩いた。
駅が近づいてくる。
電車がくる時間だ。
俺はたばこを投げ捨てると、ある迷い事についての腹を決めた。
改札から出てくる大勢の人の顔を見ていると
なんだかアタマがズキズキしてきた。
手のヒラが汗ばんでいる。
遠くのほうから女の子のふたり連れが歩いてきた。
ふざけながら歩いてくるのが分かる。
白いブラウスにプリーツの入った長い紺のスカート。
「来た」と俺は心のなかでつぶやいた。
ふたりは俺と目が合うとふざけるのをやめ、
やがてひとりがこっちへ目配せをして
「うまくやんなよ」と言い
バイバイと小走りに改札を抜けて
エンジンがかかっているバスに飛び乗った。
「よう!」
「待っててくれたの?」
「いや、ちょっと用があったんだけど
時間をみたらなんかさ、いるかなって思って」
「ありがとう」
「いいとこ、あるんだ」
「どこ?」
「うん、最近できた喫茶店なんだけどさ」
「ふーん」
二人はとぼとぼ歩き出した。
本屋の角の脇道を入り、少し行くと
白くまぶしい建物が目に入った。
店の入り口にはお祝いの花がいっぱい飾ってある。
ここか、と俺は思った。
白い壁には銀色の流れるような文字で
「レア」と書いてあった。
つづく
※この話はフィクションです
(前号までの話)
ある朝、私は森へでかけた。すると、身長60センチ位の小さな爺さんが水浴びをしていた。彼は自分を森の精霊だといい、私と話し込むこととなった。
「ところで若者よ、街はどんな様子じゃ? 最近はパソコンなんていうものができて
たいそう便利になったそうじゃな?」
「ええ!お爺さんよく知っていますね!」
「いや、この間の夜ちょっと街へ降りて、ヤマダ電機っていう所へ行ってみたんじゃ」
「はぁ、はあ? ヤ、ヤマダ電機ですか? しかもそのカラダの大きさでですか?」
「イヤ、それはない。わしらはカラダの寸法をいくらでも変えることができるんじゃよ」
「それは凄いですね! で、服はそのままですか?」
「それもない。ユニクロじゃよユニクロ!」
「えっ、ユニクロですか?」
「そうじゃ、あそこのフリースは暖かいのう!」
「しかしお爺さん、ここからユニクロに行くまでこの格好で
行ったんでしょ?」
お爺さんはまたアタマをつるっと撫でると
「君という若者はいちいち話が細かいな。そんなことでは
この物語は続かんぞ!」
お爺さんの目がつり上がってきた。
「スイマセン!」
私は話を続けた。
「で、ヤマダ電機で何を見たんですか?」
「そこじゃよ、肝心なのは!」
「ワシがパソコンをじっと眺めていると
店員らしき若者がやってきて、いきなりわしに説明を始めたんじゃよ」
「はあ、それで?」
「それでじゃ、話を聞いているうちにこれは天上界でも使っている
便利箱の初期型と似ておるな、と分かったんじゃよ」
「便利箱?」
「そうじゃ、便利箱。この箱はもうわしが若い頃からあるんじゃが
とても重宝しておる。いまじゃホレ、ここにもあるがなぁ」
お爺さんは腰の布をめくると、一枚の布っ切れを見せてくれた。
「これは何ですか?」
「これが便利箱の進化したものじゃよ」
「はあ?」
「ほれっ!」
つづく
野辺に咲く花は
何を想う
それが分からないから
私は悲しいのか
空に浮かぶ雲は
何処へ行くのか
私はそれが知りたいのに
誰も教えてくれない
浜辺の波は
なぜ寄せては返すのかと思うのだが
そこに答えなどないと言われると
切なくなる
遠い遠い記憶が
語りかける
私は一体誰なの
あなたはこれから
なにを描くの
だから
くる日もくる日も
私は
途方に暮れる
高校が終わると、すぐに席を立ち
走って校門を駆け抜ける。
小田急線に飛び乗り、町田で降りると、ため息が出た。
ぐーぐーと鳴る腹に、いつもの立ち食いそば屋で、天ぷらそばを流し込む。
そして、チョーランをはためかせ横浜線で地元に帰る。
駅前でいつもの地元の仲間を見かける。
やっと気持ちが解けてくる。
まだ、時間があるので「キリン」に飛び込んで学ランを脱ぎ
セブンスターに火を付けて、台を見て回る。
別に出ても出なくてもいいのだが、この儀式をしないことには落ち着かない。
玉を打っている時間が本当の自分に戻る為に必要な時間だった。
C・C・Rの「コットンフィールズ」が大音量の割れた音質でがなり立てる。
出なければそれで良し。
たばこを咥えながら
そのまま「シルバーレーン」に歩き出す。
顔見知りに会うたびに「よう!」とお互いに手を合わせる。
「シルバーレーンだろ」と言われる。
通りを曲がると
大きなピカピカの建物が鎮座する。
扉を開けると、ピンが倒れる乾いた音が響いてくる。
中は人の熱気で暖かい。
自動販売機でコカ・コーラの瓶を買い、ふっと一息つく。
プラスチックの椅子に腰掛け、前のカウンターに足を投げ出す。
セブンスターに火を付ける。
ボーリングは俺にとってどうでもいいのだ。
ジュークボックスをのぞいて
100円を入れ、いつもの曲をチョイス。
そして、椅子に戻ってコーラを飲む。
「イエロー・リバー」が流れると
どこからともなく、いつもの顔が集まってきた。
「アキラ!今日は学校行ったのかよ?やけに早いじゃん」
「行きましたよ!」
とおどける。
立ち上がって振り返ると、ヤスが笑っている。
目が充血していた。
「ヤス、やっただろ?」
「何を?」
「ええ、とぼけるなよ! ボンドだよ」
「やってネエよ、なんちゃって」
彼の足元はふらついている。
「あのよ、おまえホント骨ボロボロになるよ!」
ヒロシとカズオにも聞く。
「ヤスさぁ、あのオンナに振られたらしいよ。で
こないだ決めた掟破りっていゆう訳!」
「ああ、そう」
俺は心なく答えると元の場所へ座り込み、前を見た。
4人でボーリングをしているグループを眺めていた。
オトコ二人は髪の毛をキッチリ短く切り
ボタンダウンのシャツにステッチの入ったピシッとしたスラックスを
はいている。
オンナはこれも最近よく見かけるミニスカートに綺麗な色のトレーナーを
着ていた。
「アイビーのにいちゃんとねえちゃんか」
俺はつぶやきながら、なあとヒロシを呼び止めた。
「なあ、ヒロシ」
「ああ?」
「あのさ、レアって店、知ってる?」
つづく
※この話はフィクションです。